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学び合い授業スキルアップ研究会より★③R4.12.11

「学び合い授業スキルアップ研究会」とは

東京学芸大学附属大泉小学校 教諭 神保勇児先生が主催する1%の努力でできる算数の授業スキルや、その他のスキルについてオンラインで学び合う教育関係の方向けの研究会です。
毎月第2、第4日曜日午前9時より午前10時半
参加者  教育関係の仕事の方 随時加入可

学びの場.com「教育つれづれ日誌」
12月の神保勇児先生のコラムより 
「意見を引き出せないときやってしまうこと」

1%の努力で子供たちの思考をより深めるための授業改善につながるスキルです。
どの教科でも役立つこと間違いなしです^_^
教室であるあるな困ったの一助となります。

学校以外の職場でも、同僚の皆さんの意見を引き出すための技としてお役に立ちそうです。

研究会での様子より

【イズちゃん流アプデ術について】
講師 枚方市立磯島小学校 泉谷伸人先生

今回は、講師の方をお招きして次々に新しいものが導入される教育現場で「どう自分をアップデートしたらよいか?」お話を伺いました。

1【校外編】自主研修で自分をアップデートする術

「納得解」「絶対解」「VUCAの時代」など研修に参加すると耳慣れない言葉に出会うことがあります。その時、どうしたら良いでしょう?
講師のイズタニ先生は、『「とにかく自分で調べて下さい」「とにかく誰かに聞いて!」とは言いませんよ』とのことで参加者一同、ほっとしました。では、どうしたら良いのでしょう?

仲間を作りましょう
・一緒に研修する仲間を作れば、メンバー同士で情報交換する機会もできて質問がしやすくなります。
・リアル研修会に参加したら最前列で大きくうなづきながら拝聴すると、講師や発表者に好印象をもって頂くことができ、その後のつながりも生まれやすくなります。

イズタニ先生は若い頃、先輩教師からこう言われたそうです。
「研修会で聞いたた実践方法や教育書の内容は半分本当で半分うそである」
なぜか?
「その〇〇先生だからできる!」
その方が長~い長~い年月をかけて実践して来られたものだから。

②その先生にしかできない!そこで私たちはどうしたらいいか?
「真似→課題→学び直し→実践→課題・・・」と続けていった時に
自分の実践へと変わる。
・その実践は何のためにやっているかを考えることが大切。
・方法よりも、子供たちがどのように育ったか見取ることが大切。

2【校内編】職員同士の人間関係づくりでアップデートする術

①先生方の机上を朝拭く
その先生の状況が分かり適切な声掛けができる。
・机上の物から自分の学年の学びとの関連が分かる。
②研究授業をする先生の机の上にお菓子とメッセージを置く
・イズタニ流のおもしろメッセージの技紹介
③放課後、何気ない会話を自分からする
④学年会の際に各クラスのいいところを見つけ伝える


3【校内編】子供との人間関係づくりでアップデートする術

①服装で子供を惹きつける。
・おもしろTシャツで話題づくり。
②教室に入る時に色々なギャグをする。
・一人水曜日のダウンタウン(おもしろ話で)
・季節はずれのあいさつギャグ
・替え歌ギャグ
・名札ギャグ(有名人の名前の名札を付けて歩く)

「このような『笑い』の術ができるのは関西だからではないでしょうか?」と質問をしたところ、「うちの地区では、つっこみどころかシーンとしてしまう」という意見があった一方で、関西から他県へ転任された方が「私は1年かけて育てました。今は、バナナを渡せば受話器の真似をします。」との話に参加者一同「笑いへの対応力」も育てることができるんだな(^_^;)と思ったのでした。〈広報担当 松下〉

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↑最後は私のnoteの記事です。😊