Kaori Furuno

対話を通して、学校の民主主義を広げていくための方法を考えています。 25歳|教育学(修…

Kaori Furuno

対話を通して、学校の民主主義を広げていくための方法を考えています。 25歳|教育学(修士)|認定NPO法人カタリバ職員(ルールメイキング事務局)|日本シティズンシップ教育フォーラム副代表|東京学芸大学大学院(21卒)*全て個人の意見であり、所属団体の見解を表したものではありません

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"積極的読書"のススメ① 『本を読む本』

−良い本を読みながら眠ってしまうような人は、読む努力をしようという気がないのではなく、努力の仕方を知らないのだ。 『本を読む本』(M.J.アドラー、C.V.ドーレン)より 先輩に勧められたままAmazonでポチって購入し、パラパラと真ん中くらいまで読んでどこかへやってしまう。友人に借りたはいいものの、読み切れずにいつまで経っても本棚に収納している。 こんな事が日常茶飯事だった私にとって、本を読み切れないことは「努力していないから」「時間がないから」だと理由をつけていまし

    • 神木くん主演の新ドラマ!「スクールロイヤー制」って何?

      「スクールロイヤー制(学校内弁護士)」をテーマにしたドラマが始まるみたいです👨🏻‍🎓🏫 公式HP http://www.nhk.or.jp/dodra/yakeben/index.html スクールロイヤー制度とは ・2018年度から国が予算をつけ、本格的に検討が始まった「学校内に弁護士をつける」制度 ・アメリカでは一般的だが、日本では広まっていない ・大阪・岡山ではすでに実施例も ・今年度は、全国10か所に拡大を検討 文科省がスクールロイヤー制度に期待し

      • スウェーデンの福祉政策への批判も!【社会がわかるようになる映画 】

        スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」をみました。 なんとスウェーデン人の5人に1人が鑑賞したというこの映画。アメリカやインド、日本などと比べてあまり映画を作らないスウェーデンですが、日本でいう「君の名は。」級のメガヒット作品になっています。 ざっくり内容を言うと、近所に1人はいるであろうガンコなおじいさんが主人公です。このおじいさんは、幼少期より苦しい経験を幾度となくするのですが、やっと出会った愛する妻にも先立たれ、仕事もクビになり、何回も死のうとします。しかし近所に引

        • 憲法は、ただの紙切れじゃない。【社会がわかるようになる映画】

          アメリカ映画「マジェスティック」をみました。 超ザックリいうと、主人公が何の関係もないのに共産党員の疑いをかけられて脚本家の仕事がうまくいかなくなり、ヤケ酒で酔った勢いで事故を起こして記憶喪失になり、たまたま田舎町に流れ着き、たまたまその町で「戦死した」と思われていた青年にそっくりだったことでお祭り騒ぎになり、一躍ヒーローとなってしまう...っていう話です。 戦後、1950年代ごろのアメリカ(冷戦期)に漂うドンヨリとした喪失感、戦死した若者への敬意、そして自由に表現するこ

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          🔍授業研究note🔍 vol.1

          これ、倫理の授業でやったらすごく面白そうだ! 『お悩み相談者』は、生徒ではなく先生(オトナ)がいい。もちろん、『哲学者』役は生徒👨‍🎓 哲学者のフリップとお面だけ最初に渡して、「なぜこの人物から、このお考えがでてきたのか」などの思想的背景を調べてもらうとか🤔💭? いつもEテレさんの切り口が、おもしろいなぁ〜 とっても勉強になります! http://www4.nhk.or.jp/tetsugaku-soudan/

          🔍授業研究note🔍 vol.1

          吉祥寺日記 vol.8

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          吉祥寺日記 vol.7

          吉祥寺日記 vol.7

          【レポ】Edcamp@学芸

          先輩にお誘いいただき、1/21(日)に Edcampなるものに参加してきましたー! Edcampとは?超ザックリ言うと、 「教育」に関心のある人たちが集まって とにかく自由に話しまくるイベントです! Edcamp JAPANのサイトには、こんな紹介も。 ・参加費は無料 ・誰にでも参加の機会が開かれている ・カンファレンスの内容(セッションのテーマ)は、当日、参加者によって決められる ・セッションは、参加者がファシリテーターになって行われる ・セッションの途中

          【レポ】Edcamp@学芸

          吉祥寺日記 vol.6

          吉祥寺日記 vol.6

          「平成ドラマ」の本気を見た。新木曜ドラマ「隣の家族は青く見える」

          放送開始からさっそくトレンド入りしていましたね! ちらっと見たんですが、なんかもう 「世の中のふわっとしたスタンダード」を 次から次に(しかもあからさまに)ぶっ壊していく感じが、めちゃくちゃ爽快です。 平成生まれにして「平成ドラマ」の本気を見た気がするので、皆さんにもぜひ知ってほしいなと思い、個人的な見どころをまとめてみました。 「ひと味違う」登場人物たちまずこのドラマは、 価値観もバックボーンも異なる4組のカップルが、同じコーポラティブハウスに住もうとしている

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          【院ゼミ】「公民的資質」とは何か vol.1

          今日は、学芸大学の院ゼミでした。 わたしが来年度以降に研究する分野は 「社会科教育学(教科教育学)」 という割とニッチな分野なのですが、 簡単にいうと、多くの方がこれまで小学校から高校まで12年間受けてきたであろう「社会科(中学以降は公民・歴史・地理)」という教科を取り巻く、あらゆることを研究する学問です。 内容はもちろん、指導法、評価、教科教育の歴史、海外の社会科教育(わたしの進学する研究科はアメリカを研究してる方が多い)などなど。 ここに進学しようと思ったのは、 「

          【院ゼミ】「公民的資質」とは何か vol.1

          【授業反省ノート】vol.1

          今日は、都立高校へ出前授業でした。 SDGsの5つめの目標である「ジェンダー平等を実現しよう」について、生徒に身近な「部活動」という切り口から考えてもらう授業です。 後ほど授業レポートとして記事化するのですが、忘れないうちに個人的な反省点メモ。 授業反省ノート ・導入の崩し・掴みがまだうまくできない ・総じて指示力が足りない(メリハリつける、内容を繰り返す、話す速度など) ・もっと生徒にシチュエーションを刷り込んだり、役になりきってもらう仕掛けが必要だった(シチ

          【授業反省ノート】vol.1

          バナナジュース、550円

          お世話になっているウェブメディア担当者の皆様と、新年会に参加させていただきました。 「ああ、投資していただいているな」と痛感する場所です。 なにもかも大きく見える先輩方に囲まれて 「結果を残さなければ」とドキドキする場所です。 お世話になっている記者の方に、 「いまは未来を担う若者に投資してるのだから、利益がでるのは2030年だ」 とおっしゃっていただきました。 2次会は、これまたお世話になっている高校の先生と、神保町の「さぼうる」へ。 バナナジュース、550円。

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          吉祥寺日記 vol.5

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          吉祥寺日記 vol.3

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