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神木くん主演の新ドラマ!「スクールロイヤー制」って何?

「スクールロイヤー制(学校内弁護士)」をテーマにしたドラマが始まるみたいです👨🏻‍🎓🏫

公式HP
http://www.nhk.or.jp/dodra/yakeben/index.html

スクールロイヤー制度とは

・2018年度から国が予算をつけ、本格的に検討が始まった「学校内に弁護士をつける」制度
・アメリカでは一般的だが、日本では広まっていない
・大阪・岡山ではすでに実施例も
・今年度は、全国10か所に拡大を検討

文科省がスクールロイヤー制度に期待していることは、

①いじめ予防のための教育プログラムを作成してもらうこと
②学校や先生から学校内での法的相談をうけること
③学校や先生が法令をきちんと守っているかチェックすること

の大きく3つなのだそうです。

生徒とは直接関わらない「第三者」の立場をとりつつ、学校や先生のサポートをする、そしていじめにあっているなど弱い生徒の権利を守る役割があるようです。


【参考】文科省肝いりのスクールロイヤー制度って何? | ホウドウキョク

https://www.houdoukyoku.jp/posts/18029


学校には、「第三者」が必要だ!

ドラマの制作者へのインタビュー、
このメッセージにはとても共感しました。

『・・・教師、生徒、父兄、多くの“サイレントマジョリティー”に向かって「それって、おかしいですよ」と“ほえる”第三者が、今こそ必要だ。それが、神木隆之介さん演ずる“やけに弁の立つ”主人公です。』

(ドラマの見どころより)

学校の中で「おかしい!」と思うことがあったときに、教師だけ、生徒だけ、親だけが声をあげても、叩き潰されてしまうケースが多くあります。

それくらい閉鎖的な「学校」という場所に、このスクールロイヤー制度が導入されることによって、少しずつ風通しが良くなっていくといいなと思います。

ただ、現状の課題として「学校現場のことを知っているor学校側に立つ弁護士がほとんどいない」ことがあげられます。

全国に数十名いるというスクールロイヤー、そのほとんどが自治体や教育委員会の顧問弁護士だそうです。学校内で弁護士をやっている人はほとんどいないとか。

これでは学校内でトラブルが起こった時にも、自治体の言い分だけではなく学校・生徒・保護者の考えをきちんと理解していなければ、また不用意に学校や先生、生徒へ責任が押し付けられてしまうケースもあるのではないでしょうか。

このドラマを通して、そういったスクールロイヤー制度の「メリット」に加え「デメリット」の部分も描いてもらえたら、かなり勉強になるなぁと思います。

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土曜ドラマ
「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

4月21日(土)放送スタート
毎週土曜[総合]後8:15〜8:43 (全6回)

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#神木隆之介 #ドラマ #やけ弁 #教育 #スクールロイヤー

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