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AI画像準マンガ 異世界で小さなおじさんと一緒に 尻相撲

 完全にマンガにするには、難しい諸事情があるので準漫画という事です。Xには投稿済み、少し情報量を増加させての投稿です。

マリコ 27歳 三十路まであと3年、マリコは自分の人生に行き詰りを感じていた。
勤めている会社の給料は上がらない、それどころか総合事務職の仕事は、この先AIの進出で先細りになる事は確実、彼氏とも別れて久しく、新しい彼氏は見つかっていない、物価高で生活はかなり慎ましくっなって楽しみが減った、この前、小学生の男子からフルメイクしていたのにオバサンと言われた。
 そんな少しずつ締め上げられてるような気分の毎日だった。
 その日、マリコは住んでいる古いワンルームマンションに帰るところだった。冷蔵庫には発泡酒とカニカマしか無いことを思いだした。何か食べる物を買って行く必要があった。駅前からのメインストリートから脇道に入った、マイバスケットに寄って買い物して行くつもりだった。
 その時だった、身長16センチ位の小さなサラリーマン風のおじさんが道を走って横切ったのだった。

なにあれ!? 一瞬思考が停止したが、すぐに小さなおじさんの噂を思いだした。都内に小さなおじさんの姿をした妖精が出没している。其れに間違いなかった。小さなおじさんは忙しそうに走ってはいたけど、それほどすばしっこい感じではなくて、捕まえようと思えば捕まえられそうだった。
 捕まえて、餌をやって飼いならし、芸を仕込ませる、YouTubeに投稿、世界規模の有名人、TVや雑誌のインタビュー、美人と評判に、それがキッカケでドラマ出演。
 そんなビジョンが閃光のように頭の中で閃くと同時に、小さなおじさんを追いかけて走り出していた。

 だがしかし!マリコも俊敏な方だと言い難く、なかなか捕まえる事は出来ない。小さなおじさんとマリコのノロノロとした追いかけっこは、古い雑居ビルに挟まれた所にある、少し不気味な神社の前まで続いた。
 小さなおじさんはすり減った石段を駆け上がり赤い鳥居をくぐった。マリコも後に続いた。ところが、驚くべきことに鳥居を通り抜けた途端に、周りの景色は一変した。
 そこは異世界だった。


呆然としているマリコの足元に、いつの間にか小さなおじさんが近づいて来ていた。

今日はこの異世界のお祭り日、尻相撲大会があるのだった。この異世界での尻相撲は少し変わっていた、小さなおじさんを背中に乗せて尻相撲をするのだ。小さなおじさんは騎手のような役割を担う。尻相撲選手は後ろを向いているので、相手の様子が分からない、背中に乗せた小さなおじさんの指示を受けて戦うのだった。
 あたりまえだが、マリコは嫌がった。
「 アホくさ、何で私がそんな事をしなくちゃならないのよ。 」
「 この尻相撲大会で優勝すれば、赤鬼様が願い事を1つ叶えてくれるぞ。 」
「 やるわ!! 」
「 そのカッコのままでは駄目だ、服を脱ぎなさい 」
マリコはちょっと躊躇したが、ここは異世界だ、知ってる人もいない、旅の恥はかきすてと言う昔からの教えもある。マリコは服を脱ぐと身を屈めた。小さなおじさんがマリコに跨る。
「 いいかマリコ、合図を決めておくぞ、私が右の尻っぺたを叩いたら右に向かう。 」
   パシィン!
   キャッ!
「 左の尻っぺたを叩いたら、左に向かう。」
   パシィン!
   キャッ!
「 お尻の谷間を、前から後ろに撫でたら後退する。 」
   ああ〜ん
「 後ろから前に向かって撫でたら前進だ。」
   うふ〜ん
ゴツい筋肉質の赤鬼が行司だった。土俵の上に上がると、マリコを手招きした。マリコも片手に小さなおじさんを乗せて土俵の上に上がった。反対側にも片手に小さなおじさんを乗せた裸の女性がいた。
 はじめえィィィ 赤鬼の濁声が異世界に響き渡る。マリコは小さなおじさんを背に乗せて体を屈めた。
 「 いくぞマリコ! 」
小さなおじさんの手が、お尻の谷間を後ろから前に撫でた。マリコは踵を傾けて後ろ向きに突進した。

まぁ、これからはAI生成画像では作れない、ここで漫画にする訳にもいかない、ちょっと描けないな、お下品過ぎるから。永井豪風の絵柄で漫画にすると面白いと思うけど。

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