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対人トラブル/ストレスと四大元素の関係

もっくんカフェでの出店の期間中、頭は基本カフェモードでしたが、時折タロットや四大元素のことをボーッと考えて、よっちゃんと意見を交わしておりました。

四大元素とは、タロットや占星術の基本になる、世の中の事象の心象的な分類です。

錬金術の世界では、この世のありとあらゆるものは「地・水・風・火」の四大元素で出来ているとされています。かつては科学の世界にもこれが大真面目に適用されていましたが、原子論が出てきて以後は、物質的な世界ではこれらは否定されました。

しかしながら、心象の世界ではなお、この分類は有用であるとされています。

タロットでは、身の回りに起こることを全て心象として捉えます。同じ出来事であっても、その人により、解釈(心象)が違うのですが、それに寄り添うのがリーディングという行為である、といえるでしょう。

で、対人関係のトラブル(ストレスも含む)の原因のひとつとして、「自分が使えていない四大元素のエレメントの成分が、自分の世界の登場人物(他人)に投影される」ということが、よくあるのです。

自分が使っていない分を、他人様が使う、という体(てい)にして、自分の意識がバランスをたもっているという状態です。

例えばこんな感じ↓


このツイートのケースだと、火のエネルギーの投影かな。

火は、人生のイニシアチブ(主導権をとる)のエネルギーにもなるけれど、極端に暴力的に発動すれば、人を支配して脅かす、ということにもなります。

穏やかに他人に投影している場合もあると思うのですが、そのときは、例えば頼り甲斐のある旦那さんとか、上司、とか、好印象でトラブルにはなりません。

でも、もし相手の行動に、悪印象の特性があれば、それは自分のエネルギーの使い方の鏡で、自分の中のアンバランスを教えてくれています。

そんなわけで、四大元素の各エレメント(要素)の悪印象バージョンを、自分の体験やカウンセリングの臨床経験などから書き出してみると……

<火>
暴力的・支配的・自分勝手・暴走

<水>
排他的・思い込みが激しい・感情的な逆切れ

<風>
血も涙もない論理で責める、傷つける

<地>
即物的・物質/金銭への異常な執着・自らのからだを大切にしない・ワーカホリック(働きすぎ)

………と、もし自分の身の回りにこんな人がいたら、自分がそのエレメントをうまく使えていない、と思ったらいいです。

自分がその人と同じ、ということではなく、じぶんが使えてないエレメントのネガティブな側面が、見えているのです。

実際には、単一のエレメントだけではなく、いろいろ混ざっていることが多いのでややこしいのですが……(火と風、水と地は性質上混ざりやすいです)

各エレメントを自分でうまく使うにあたり、心がけると良いこと↓↓

<火>
自分のやりたいことをやる、という発想を持つ。何かに主導権を渡さない。やらないことを人や状況のせいにしない。

<水>
自分に優しくする。言語化できないような、非合理的な感性、優しさを大切にする。自分の中の感謝や思いを周りにきちんと表現する。

<風>
人から言われることではなく、自分の頭で物事を冷静に考える。自分がどうするのが、一番自分の人生にとって「合理的」なのか考える。

<地>
地に足をつける。毎日の普通の生活を丁寧に送る。「いま、ここ」を大切にする。スピリチュアルな物事に傾倒しすぎない。

………

こうやって書いてると、今までの人生のいろいろがよみがえってきます(笑)

私はお仕事の上では特に、水のエネルギーを強く使っているのですけど、20代の頃はこれが全然使えてなくて、排他的なコミュニティとよくトラブっていました(汗)

水って端的には「優しさ」とよく表現するけど、周りと同化することを良しとするエレメントなので、同化しないものに対しての暴力性(つまり排他性)がすごい側面もあるのです。女子の同調圧力とか、体育会系の暴力とかも正にコレなんだよね。

四大元素は、どれが強ければいいということはなくて、バランスよく使ってナンボ、という性質のものです。

タロットを知ると、これらのエレメントのバランスを取る発想が出てくるので、エネルギーの整体みたいな役割を果たします(^・^)

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