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防災士が考える「命を守るために知るべきこと・やるべきこと」

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大学で自然地理学の観点から防災を学び、元土地調査・環境・防災コンサル会社勤務、10年以上前に防災士の資格も取得しました。一応、防災の専門家です。 自然災害の多い今、必ず来る大きな… もっと読む
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記事一覧

防災士が選ぶ、防災グッズ④(インフラを維持する。熱源編)

先日、山形県沖を震源とする大きな地震がありました。 今回の震源域は、北アメリカプレートと…

瀧波一誠
4年前
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防災士が選ぶ、防災グッズ③(インフラを維持する。水編)

ここしばらく、日向灘や南米など、地震のニュースも多くなってきました。 嘘か本当か、6月には…

瀧波一誠
5年前
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防災士が選ぶ、防災グッズ②(インフラを維持する。序+電気編)

前回の記事 では、自分の身体を守るためのグッズをいくつか紹介しました。 さて、今回は… …

瀧波一誠
5年前
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防災士が選ぶ、防災グッズ①(身を守る)

ここしばらくは改元のニュースで影を潜めていましたが、年が明けてから頻繁に目にするのが災害…

瀧波一誠
5年前
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私のおすすめ非常食

ここしばらく、南海トラフ地震の想定震源域周辺(紀伊水道など)でやや大きめの地震が起きてい…

瀧波一誠
5年前
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これからの災害対策、気になる事を書いてみました。

今年もまた、この日が来ました。 3月11日。2011年、日本を襲った未曽有の巨大災害、東…

瀧波一誠
5年前
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極渦崩壊は何を示唆するのか

気象庁によると、これから日本列島は観測史上最強とも言われる寒波に見舞われるとのこと。 この寒気団、しばらく前から北米やヨーロッパに異常低温 をもたらしていた寒気団と同質のものです。 「屋外での深呼吸は控えよ」というのは、かつてシベリアのヤクーツク(1月平均気温-40℃)での警告を耳にして以来。 家畜が立ったまま凍っていたなどというとんでもない話も耳にしますので、その異常さがわかります。 異常な寒気の正体この異常な寒気の正体は「北極の寒気」。 極に近い地域は、太陽の熱エネ

「水害に強い」立地を考える(後編)

前回の記事では、日本の河川の特徴や、治水・利水の歴史について触れました。 今回は、それら…

瀧波一誠
5年前
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「水害に強い」立地を考える(前編)

先日、ロンロ・ボナペティさんの こちらの記事を拝見しました。 この記事では、施主と建築家…

瀧波一誠
5年前
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活動が活発化した硫黄島は「富士火山帯」に属する火山島です。
慶長地震(1605)は、南海トラフではなく小笠原海溝が震源という説もあります。
北海道東方沖(千島海溝)の巨大地震も発生周期(350年)を既に超過。そして火山と地震の連関性。
いつ何が起きるかわかりません。備えましょう。

瀧波一誠
5年前
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増加する「ハイブリッド台風」

9月1日現在、2018年最強の台風と言われる台風21号が接近しています。 ここしばらく台…

瀧波一誠
5年前
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共有すべき災害対応まとめ  Ver.3(2018/07/14 追記しました)

今回の災害で被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。 また、いまだ救助されていない方の一…

瀧波一誠
5年前
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防災士が考える災害対策④ 水害対策編(避難について)

今回は備蓄品についての+αの記事を予定していましたが、大阪地震の被災地で大雨が降るという…

瀧波一誠
5年前
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防災士が考える災害対策③ 今すぐやるべき+α(構造物・家具編)

前回の記事では、備蓄について書かせていただきました。 引き続いて今回は、 家の内外でとるべき対策+α について書いていきます。 次回更新では、 備蓄すると役立つもの+α を書く予定です。 今回は、 ・ブロック塀 ・建物(一般家屋) ・屋内(家具など) についてそれぞれ書いていきたいと思います。 一つ、前回の記事で追記した部分をこちらでも書かせていただきます。 (すみません、大切なものが抜けていました) 基本的な備蓄の中で、加えておくべきだが、かさばるので扱いづらい