妊娠したけど、自分が好き

すっかりほったらかしのnoteだけど、日記がてら思いをぽつぽつと呟こうと思います。

(こんなパンピーのしがない日記ですが念のため先に言っておきます。不妊治療されている方や、子供を所望してる方は見ない方がいいです)

妊娠発覚したのは2023年5月。
もともと生理不順で低容量ピルを服用していて、やめてからの妊娠。

旦那は子供が好きだし、私も嫌いじゃないのでゆるふわ妊活をした感じでした。

世の中には子供が欲しくても出来ない人がたくさんいる中、烏滸がましくもぶっちゃけ私は子供が居ても居なくてもどちらでもよくって
でも10年後に子供を産めばよかったなと後悔したくないし、大好きな旦那との宝物だと思うと両親に手伝ってもらったりできる今のうちに産んでおきたいな、と思ったためです。

悪阻は少しあったけど、1ヶ月程度で収まったのでやりたい事はそれなりにやれました。
お腹が大きくなっていくくらいであんまり不自由もなかった2023夏

自分よりも周りが楽しみでいてくれていること、気を遣ってくれていることに気がついた。

買い物は自分のものばかり(化粧品やら服やら)
親に止められても旅行にも行ったし
階段では下敷きになるから!と友人に気を遣わせ
次第に申し訳ない思いをするように、、、

お腹の子供に声をかけたこともないけど、
帰宅すると毎日旦那はお腹に大声で呼びかけてくれる。

(私、母性のかけらもないけど母親になって大丈夫なのかな、、、)

思えば今までろくに受験勉強もしてないし
車の免許もない。就職もした事がない。
決意して何かに打ち込んだことが今まで私にはない。

そんな中、決意をして妊活したはずだった。

大好きな旦那の愛が娘に向くのも怖くなった。
わかっていた事なのに、子育てに自信がなかった。(今もない)
インスタを見るとキラキラママたちが楽しそうに子供の写真をアップしていてますます自信がなくなる。


それでも、堕胎を考えなかった。
堕胎を考えなかった事すら考えた事がなかったことに気がついて、そこから滅入ることはなくなった。
思えばこれが、私の中にあった小さーな母性だったんだな。

たくさんのママに話を聞いてみた。
どうやらみんな、同じらしい。
インスタのキラキラママも、母性が湧いたのは母乳あげる頃だったとか言い出して。
そりゃ、SNSにはいいことしか書かないもんね


我が家は両親揃ってご飯を食べているのをほとんど見た事がない。
だから子供が出来たら自然とそうなるものだと思い込んでいたけど、
よくよく考えてみたら、旦那が私の事を邪険に扱うわけがない。
ずっと愛してくれる人を選んだ事を、なぜかすっかり忘れてしまっていたなあ

滅入る事もあったけど、それを支えてくれたのは旦那と、友達と、自分のために買った服や化粧品、インテリア、花、美味しい食べ物なわけで
それはきっとこれからも変わらない。

子供がしばらくは最優先にはなるのだろうけど、子供を最優先にするためには自分の機嫌を保つことが最優先だと私は考えた!

"親になるんだから"
そう言われて諦めなきゃいけないと思う事もたくさんあったけど、親である前に私は私だ。
子育ても自分育てもどっちもやる。
好きな人との子供を、愛せないわけはないんだから
子供も自分も愛するんだ。
母性という言葉に縛られるのを、今日でやめる。

そんな事を考えた、出産予定日でした。
こんなママだけど、優しいパパと頑張って育てるから早く出てきてちょうだいな。
ソワソワしてるパパは可愛いけど、私は寝苦しいよ〜。

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