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『熊は100歳100祭』伊勢丹新宿店本館5階

いつも記録している美術展レポではなく、デパート催事です。
いつか北海道の木彫り熊資料館に行く時のために忘備録。

開催情報

『北海道の熊彫100周年記念「熊は100歳100祭」』
場所:伊勢丹新宿店本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5(東京都新宿区)
開催日:2024.3.20.wed-3.26.tue
入場料:無料

内容:北海道八雲町で最初の木彫り熊が発表から100周年の記念展示&即売会

※即売会は初日で主なものは売約済み。

↓伊勢丹サイト内 イベント紹介ページ

https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/living/kitchen_dining/shopnews_list/shopnews031101.html

主な登場人物(主にパンフレットより抜粋)

  • 徳川義親よしちか(1886-1976)
    尾張徳川家第19代当主。北海道八雲町の旧徳川農場主。熊狩りの殿様。1921年欧州旅行の際、購入した民芸品をもとに八雲の農民に冬期間の副業として制作を奨励。

  • 伊藤政雄
    1924年、第一回農民美術工芸品評会にスイスの木彫り熊をモデルとした北海道第一号の木彫り熊を出品。

  • 松井梅太郎
    旭川で木彫り熊を制作

  • 十倉金之
    日本画家。日本画の表現を取り入れた木彫り熊を彫る。菊型毛を考案。

  • 茂木多喜治
    木彫り専業。公民館木彫熊講座初代講師。写実的な毛彫りの熊を多く作り、後進を育てた。

  • 柴崎重行
    手斧で木を割っただけのような面彫りで独特の作品を制作。

  • 加藤貞夫
    八雲で最も繊細な毛立ての熊を制作。上海万博に出展。

  • 上村信光
    公民館木彫熊講座の第一期生。公民館木彫熊講座2代目講師。熊以外の動物や仏像も制作。

  • 引間二郎
    公民館木彫熊講座3代目講師。太く短い毛彫りと面彫り(カット彫り)の熊を制作販売。

  • 千代昇
    公民館木彫熊講座4代目講師。

単語

  • 【八雲町木彫り熊資料館】北海道二海郡にある木彫り熊の資料館。

  • 【菊型毛】(木彫り熊)肩の盛り上がりから、四方八方に毛が流れる彫り方。

  • 【公民館木彫熊講座】1971年八雲町公民館で開設。2003年休止。2013年再開。

関連サイト

感想

デパートの催事場の一角なので、スペースは小さく展示数も多くはありません。
即売会でもありますが、私のお小遣いで気軽に買えるお値段ではなさそうなので、お値段調べてもいません、(目で)愛でてきました。
(そもそも初日でほぼ売約済み)

柴崎重行のクマさんがとてもとても好きなのです。
この彫り…クマとわかるギリギリでありながら、無骨な可愛らしさもある。

チラシより

謎のカミングアウトですが、木彫の熊、好きなんです。
欲しい欲しいと思いつつ、置く場所ないよね…買ってどうする?…と、思い購入に至っていません。

そんな私のようなもののため、ペーパークラフトがありました。
ありがとう、木彫り熊資料館。


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