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24/2/16(金) 人を切りまくる年月は必要なのか

毎日更新を掲げていたが2日間サボってしまった。
金曜夜に飲みに行って夜眠すぎてかけなかった。
土曜は土曜で、なんかこれ毎日更新意味あるか?
と思ってしまい、サボってしまった。
書くのを辞めるつもりは無かったが、
何のために書いているのか目標を見失っていた。

始めたきっかけは、
継続する力を身につけることと、
文章力、語彙力を高めること、
日々の思いの中から何か面白いひらめきが
生まれることを期待してということであった。
しかし、毎日一時間くらいの時間では、
そこまで色々リサーチしたり勉強をしながら
書き綴ることが難しく、
日々の出来事に対して根拠も理屈もない
単なるお気持ち表明みたいになってきていて、
これで良いのかなという思いも生まれつつあった。

目的、目標、手段という3段階がある。
手段はnote、目標はさっき上げたようなことだ。
しかし僕には明確な目的がない。
例えばこれで収益を上げようとか、有名になりたいとか、
どんな人間になりたいとか。
多くの人に読んでもらいたいのか、スキをもらいたいのか、
そのへんも特に考えていない。
段々とやる気もなくなってきて、今までの人生のように、
自分の中で、意味のないことしても無駄、的な
言い訳が頭の中によぎる。

でも、あること作品のことを思い出した。
井上雄彦先生の「バガボンド」で、
宮本武蔵のある言葉が僕の中でいつも引っかかっていた。
宮本武蔵が天下無双を目指す中で出会った剣聖たち。
その人達と自分の差は「人を切りまくった年月」
であることがわかったというセリフだ。
正確にはも少し違う言い回しであったが、
このようなことを自問自答するセリフがある。
作中でもこの言葉の通りたくさんの剣客たちと
命をかけた切合いを何度も繰り返していく。
その中で、自分の弱さと向き合い克服し、
結果として体と刀の使い方が研ぎ澄まされていく。
まだ成長段階時のセリフであり、
戦いを繰り返すことで、またいろいろな心情が
生まれていくのだが、
僕にとってはすごく印象的なセリフであった。

創作物だし、全然比べられるレベルではない次元の話だが、
なるほどと思った。
頭でいくら理屈をこねくり回しても、
結局、続けることでしか技術の向上はないし、
自分の弱さ、得意な分野は見えてこない。
そして悟りに近いような心境も生まれてこない。
とにかく頭が悪く、何も成し遂げたことがない自分は、
やはり文章を書き続けることから始めるべきだなと
改めて強く思った。

もっと機知に富んだ、心の機微を表した、
文章を生み出すためには、
まずは下手くそでも何でも書きまくり
その体力と瞬発力と発想力を高め、
そこから技術と知識を高めていくこととしようと思う。

ということで、書けなかった2日分を
今からまとめて書く。

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