文章技法について

この世にはたくさんの文章について書かれた文章というものがある。みなさんの中にも何冊かそういう文章の書き方に関する本を持ってるひとが多いんじゃないかと思っている。

個人的にみなさんのお聞きしたいのが、その手の本って役に立っています?ということです。私もいくつか買って読んでみたんですが、読んでてその瞬間はふーん、そんなもんかなと思うんですが、いざ書き出して見るとさっぱり頭に残っていないんですよ。これってなんでなんでしょう。

この現象はその他全てのジャンルのノウハウ本に関連してくると思うのですが、結局のところありとあらゆるノウハウみたいなものは、トライアンドエーラによる修練を通じてしか獲得できないんじゃないかなと思うのです。つまり本を通じて何かを学ぶのはとても素晴らしいと思うんですが、やっぱりそれって限界があるよね、って至極当然の話になってしまいますが、そういうことを言いたいのです。

タランテーィーノも何かのインタビューで映画について何かを学びたければ、いちどどんな映画でもいいから作ってみる以上の学びはないと言っていました。これは極めて本質的な回答だなあ、と僕は感じていて、よく思い出しているのです。

つまり何がいいたいかというと、一足飛びで文章が上手くなるのは諦めて、とにかく毎日書き続けてみますということです。

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