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イベルメクチン@大村智さん、ノーベル賞

【イベルメクチンと天然物質化学】

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イベルメクチンは、北里大学のノーベル医学賞受賞大村智教授の受賞理由になった天然化学物質で土中微生物が作り出す。

このイベルメクチンは寄生虫を殺す薬として非常に有効でアフリカを中心に世界中で多用されてきた。

【2020年のコロナ禍初期】
2020年の4/7のニュースでコロナウィルスが増殖しなくなる試験管レベルの報告が海外グループからあった。4/27には実際の重症コロナ患者に投与して改善効果が、別の海外グループから報告された。

中でも注目は、最重症に近い人工呼吸器をつけた患者にも効果があり、死亡率が大幅に下がっていることだ。

【2023年追記】

イベルメクチンがコロナウイルスの対策に効く話題は全く聞かなくなった。コロナ禍初期の混乱で、試験管実験だけで騒いでいたのだと思う。
実際にはコロナウイルスは変異しながら風邪のような扱いになり、5月にはマスクも必要なくなる。
イベルメクチンは寄生虫除去に役立つ実績は確かたが、風邪に効くのは一部の早とちりだった。



静岡のゴルフ場の土中から見つけたという逸話が有名なイベルメクチン。

大村智先生は、医学者ではない。天然化学物学者、化学者なのだ。化学は元々、天然化学物質の解析から始まった。人間が頭で考えつくような合成物質には、限界がある。また、安全性も未知だ。天然由来の化学物の安全性は、同じように未知だが、心理的には親和感がある。さらにイベルメクチンは実際に多くの人に投与されて命を救った実績がある。

今回、コロナウィルスへの効果も通常投与量で現れている。化学を学んだ1人としても大きく期待してる。

【炎症と免疫】

肺炎も関節炎、膵臓炎も炎症だ。炎症を免疫系の異常だという視点から治療する。炎症は、身体の複数箇所で同時に起こり得る。疲れた時に腰痛、頭痛、鬱症状が出るようなケースは多い。一方で糖尿病もコロナの重篤化リスクだが、糖尿病も炎症や免疫の異常なのか?呼吸器系の持病で肺炎リスクが高いのは分かりやすい。糖尿病は血液や消化器と関係深い病気だが、呼吸器系との関係はよくわからない。血液が免疫系の中心だからかな?糖尿病は運動療法が基本だ。運動は血液を流しやすく、心筋を強くできる。普段から軽い運動を中心にトレーニングすれば、糖尿病にも新型肺炎にも有利だ。


https://www.afpbb.com/articles/-/3280914


三密を避けて、清潔と衛生に気をつけよう。


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