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ポーカースタジアムのトーナメントで勝つためにやっていること

ポーカースタジアム プレイヤーのニンジャです。ポーカースタジアムとは、テキサスホールデムのポーカーが遊べるアーケードゲームです。

https://bandainamco-am.co.jp/am/vg/pokerstadium/

ポーカースタジアムにはいろいろなモードがありますが、その中でも私はトーナメントが好きで多くプレイしています。特に先月のシーズン18はランキング狙いでほぼ毎日プレイしていて、結果として覇者(総合一位)の称号を獲得できました。

累計ポイントのランキングなので回数勝負のところもありますが、それでも優勝を目指す上で自分なりの戦略を持ってプレイしていたので、それについて紹介します。

トーナメントはオールイン勝負

これは他の多くのプレイヤーもやっていると思いますが、トーナメントではとにかくオールインを多用します。極論一番上手にオールインしたプレイヤーが勝つ、ぐらいの認識でやっています。

まあこれはトーナメントに限った話ではなく、ショートスタックになったらオールインを多用するというポーカーの基本に従っているだけです。スタックが深いときは普通に刻んでベットします。こちらのプレイングも当然大事です(が、この記事では扱いません)。

ショートスタックのときにオールインするのは、スタックに対してブラインドやアンティの比率が大きくなってオッズが合う(参加が肯定される)からです。それにこちらからオールインすれば、こちらがブラフで降ろされる可能性は0になります。一方相手はコールするか降りるかの選択が迫られます。つまり、降ろして勝つかショーダウンで勝つかの2通りの勝ちがこちらにだけあるのです。ショートスタックになればなるほど少ない額でこの権利をもらえることになるので、積極的にオールインしていました。

トーナメント中盤、レベル5(500/1000/100)あたりからスタックが浅くなってきて、そろそろオールインがありえる段階になってきます。私はおおよそ15BB(スタックがビッグブラインドの15倍)あたりからオールインを検討していました。

具体的には、次のサイトで計算されるレンジを目安にオールインしています。

Nash ICM Calculator
https://www.holdemresources.net/nashicm

実際には私が確実にこの通りプレイできていたというわけではありませんが、これを目標にして、悩んだ場面があれば後でそのサイトで計算して答え合わせをしていました。

恐らく私は適正値よりオールインが多かったように思います。それは私のミスなのですが、結果としてそれが勝ちにつながったこともあったように思います。というのも、コールする側のプレイヤーが適正値より固い人が多いからです。

例えばトーナメントで残り7人、4人テーブルで自分より前のプレイヤーが12BBのオールインをしてきたとします。これを自分が10BB持ちのQTだとしてコールできますか、という話です。当然適切な頻度でコールしないといけないのですが、かなり固くなってしまうのが人情です。怖いとかまだ飛びたくないとかの感情もあるかもしれません。こういう人がいるので、適性値よりアグレッシブになったほうが得することがあります。

逆に相手のオールインに対して自分がコールする側になったときのコールレンジは気をつけたほうが良いでしょう。というのも、オールインの頻度が適正値より少ない人が多いと予想できるからです。なので、それに対するこちらのコールは頻度を下げたほうが良いということになります。

結果を受け入れる

こんな感じでどんどんオールインするので当然あっさり負けることもあるわけですが、特に気にしていませんでした。結局どこかで勝負しなくてはいけません。五分ぐらいの状況で参加できていたらよしとしていました。負けたらまた次のトーナメントに参加するだけです。

中でもめちゃくちゃ強いハンドにコールされて負けた、というのはまったく気にする必要がありません。そんな状況になったら一見その人が強いプレイヤーのように見えますが、そんなことはありません。ショートスタックで強いハンドが入ったら誰だってコールします。それは上手い下手関係なく、全プレイヤーに平等に起こることです。

むしろ「強いハンドのときだけコールしている」=「本当はコールしないといけないきわどいハンドを捨てている」ということなので、強いハンドしか出てこない人はこちらからすると戦いやすくなります。そういうプレイヤーが自分の後ろ、特にBBにいるときはチャンスです。通常より広くレイズなりオールインしてよいでしょう。場合によっては全レンジでオールインしてもよいかもしれません。こうやってスチールで稼ぐのがメインの収入源になっていました。

終わりに

今回はオールインの話ばかりしましたが、小さめのレイズを混ぜるのも有効なようです。小さい額で降ろせるならその方が得だろうという発想です。ただその場合、相手からリレイズで打ち返された場合のことも考えなくてはなりません。そのあたりの工夫は今後の私の課題ですね。

というわけでトーナメントの戦略を紹介しました。といってもオールインしてスチールで稼ぐか運ゲー勝負をしてるだけですね。その中で今回のシーズンはうまいこと上ブレを引けたようです。結局約2週間の集計なので、確率通りの結果になるとは限りません。ただ、消極的に待っているだけではよっぽど運が良くないと勝てないとは思います。トーナメントプレイヤーの人は参考にしてみてください。


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