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理科の読み聞かせ絵本で、印象に残っているもの(低学年)

ツイッターで「#理科好きの子どもに勧めたい本」というハッシュタグがあり、色々と参考になるなぁと眺めていました。私もこれまでに読み聞かせた絵本の中から、理科分野で印象に残っている本をまとめてみたいと思います。娘はまだ小2(現在6月)なので、低学年向けの本となります。

みつけようかがくシリーズ

かがく絵本といえば福音館書店。この「みつけようかがく」のシリーズは、娘が就学前から大好きな絵本で、小2になった今でも「読んで」と選んでくるほど、お気に入りです。
シリーズのタイトルを眺めてもらうと分かるように、重力、空気、食物連鎖、磁力、生物・・・など幅広い内容でありながら、未就学児から低学年まで楽しめる、科学の入り口にピッタリな絵本だと思います。

新日本動物植物えほんシリーズ

もうね、私はこのシリーズが大好きでして。第1期、第2期と分かれておりまして、全部合わせると30冊近くあるはずです。(サイトには1期の本しか掲載されていないので、本のカバーに記載されているシリーズ一覧を参考にして借りていました)
動物や植物の生態が書かれているのですが、毎回新鮮な驚きがあり大人でも楽しめます。32ページ構成で、文量も多すぎず少なすぎずで、低学年の読み聞かせに丁度良くて、本当に重宝致しました。

動物ふしぎ発見シリーズ

このシリーズもめちゃくちゃ良いです。動物学者の方が監修をされていて、研究過程もしっかり書かれており、絵も可愛いらしく、これまでの定説を覆すような新しい発見に大人も「そうだったんだ!」と楽しめるシリーズ。「ふしぎ発見」の名にふさわしい内容の絵本です。
ある程度その動物について知っている状態で読んだほうが、より楽しめる内容かなーと思います。
40ページ構成で少し長く、文量もそこそこあるので、そろそろ32ページ構成の絵本は卒業かな?と思い始めた頃の読み聞かせにピッタリだと思います。

かがくのともシリーズから

「かがくのとも」はド定番中の定番なので、紹介するまでも無い気がしますが、ちょうど今50周年記念ということで、特集が組まれていました!こちらを参考にすると良さそうです。

特設サイトで紹介されているうち、我が家は7割ほど読んだことがありました。この中だと「自然を知る」にカテゴライズされている絵本は全て読み聞かせていて、どれもが印象深いです。

たくさんのふしぎ傑作集シリーズから

たくさんのふしぎシリーズは、中高学年を想定した内容なので、少し内容が難しいものが多いですが、低学年でも分かりやすかったものをピックアップしてみます。まだ全部は読めていないので、良かったものはここに追加していこうと思います😊

こちらは鍾乳洞について、絵本で楽しく学べる内容の絵本。これ最後にちょっとしたクイズを読者に出してくるのですが、答えを見て「そういうことかー!」という驚きがとても印象的でした。

宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!

本の紹介文にもあるように、とても身近な水の不思議な性質を、分かりやすく説明してくれる絵本です。最後は地球を循環する水の話にまで繋がっていて、説明の通り「ミクロからマクロ」まで壮大な内容でした。

さいごに

私自身が理科系の絵本好きということもあり、3歳頃から現在に至るまで、かなり多く読み聞かせしてきました。絵本を通して、子どもだけでなく私も知らなかったような知識に出会えるのが楽しいのですよね。

娘は虫は大嫌いですが、虫の知識はかなりついていて、先日も「蜂はメスしか針を持たないんだよ」などと教えてくれました。本当は実物を見て触って・・・という実体験をするのがベストなのでしょうけど、絵本からでも興味や知識に繋げることは出来るので、今後も良い絵本を開拓していきたいと思っています。

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