〇3万の収益 66 ギリギリ皮の一枚で繋がった今週の収益 6月26日G20日米中貿易協議の話し合い、トランプ政権の真の狙いとは

雑感

こんばんわもまるです。蓄電池イベント後という事もあり、もはや相場への意識がほぼ消失しかけておりました。前回の記事でも書きましたけど3000株もショート詰んで、少なくても21日直前まで誰しもが上げ相場基調だと思い、下げはアルゴのだましで上げる方向性だと読んでいる方も多かったと思います。多くの有識者の見解でもそれがありました。

まあその辺ぼちぼち収益の成果の項目で語りたいと思います。


収益について


それでは19日―21日の収益を見てみましょう。


34,548円の収益!!

小規模取引でもしてたのかな?って思うでしょ。

これはね。。。。約6千万円 3000株以上のお金を持ちこして全力でやった成果がこれって事ですからね。

要するにいかにギリギリの勝負だったかという事です。何より蓄電池の商談を重ねる時期と相場の思考がかけ離れる形に、相方も今体調いまいち。プライベート仕事で結構パツパツの状況で、後一歩の所でゆうに逆方向指標にいった株価はショートを積んだ私の含み損をついに180万以上まで膨らませておりました。スキャも今できない以上、全損切りか時期を見たスキャ損切りによる展開もする直前で、下落になりました。

まあぶっちゃけ運って話もありますし、実際損切りしない方向性は良い形で終わる事はないので、きっと上がるはず、きっと下がるはずだけでの塩漬けはまじで辞めたほうがいいです!はい。

で、私の場合、ただ塩漬けしようと思っていたわけではありません。いくつかの戦略を考えていました。

一つ目はショートにロングをぶつけての相殺損切り、後はヨコヨコになったチャートラインの抵抗を刈り取るスキャルピング抵抗狩り(これに関してはこの記事参照ですね)を展開する予定でした。ただこれは今週株をやる時間作れないので持ちこすリスクもありました。

2つ目はツイッターでも書いてたダウがオーバーヒートの動きでRSIの数値、MACDチャート上でも過剰気味に上げる形を取った政治戦略も入っているだろう状態だった事、さすがに日経連動とは5000以上のスプレッドの開きがあれば、これはダウと日経は別世界の形になっていると判断した事もあり、前回の記事に書いたダウと日経の乖離現象を確信はしておりましたので

持ち越す判断をしました。ただ確信はあっても日々の消耗する資産、買い煽りやポジショントークになってないかの不安があり、単純に解放されたい気持ちで損切りしてもまあいいかなって思いにもなっておりました。

6月20日のナイトでダウと違う下げ方向性を見てようやく落ち着けての金曜のほぼ逃げのポジション決済ではありますが1800株を利確できたのは良かった事です。

まだショートは持っておりますが、そこは今度こそ一部ぽじをスキャ相殺で整理しながら持ちこしていく予定です。気持ち的にも結果的にも良かったのではないでしょうかね。

そんなわけで政治戦略の果てに見えてきたG20後にトランプが望む環境を予想していきたいと思います。


今後の株価の流れについて


まず株価は大きな流れがありますが

一つはFOMC利下げ問題

二つ目は米中貿易摩擦です

元々ダウと日経はスプレッド上のヘッジや海外トレーダーの保有資産の一部、トレーディングのカードとして扱われておりました。ダウの上昇はそのまま日経の上昇に繋がりました。

所がチャートで上げすぎの形になったダウ様の動きに

あらゆる政治指標 ファンダメンタル、景況を総括した日本の経済環境とは割が合っていない状態になってしまいました。業績や国内環境を無視されていた日経平均もここまであからさまなダウ平均の上げ幅には海外勢も底上げする相対化の動きにはできなかったようです。

そのためFOMCの利下げ観測によりダウは上がりましたこれが日本平均株の底上げのきっかけになるかと思いましたが完全に別ちあう状態となり円高業績不況の影響、敷いては世界不況の懸念として日本株は扱われるようになっておりました。

つまりFOMCで得する形はほぼアメリカだけで外需産業の縮小に繋がる日経平均にとっては痛手に繋がってる可能性にもなっています。

となれば、日経平均株価の上げはダウの回復ではなく、米中房木摩擦の改善が第一優先になります。ダウは利下げこそ優先の内需指標で、日経は喧嘩の解消にありと、ここでダウとは別方向性を見ております。

ダウが、アメリカが、無限に上げるオシレーター指標(無双モード)を形成してるのでここで一つどうやらトランプ政権は確信した事がありそうです。

その前に米中貿易摩擦の解決とは・・・っていう話に再び戻りますと








新華社通信(5月12日) によると、中国が今回の協議で求めたのは次の3点だという。
合意後の追加関税の即時撤廃
アメリカ製品の輸入規模の縮小
協定本文での中国の主権と尊厳の尊重
ところが5月3日にアメリカ政府に届いた中国側の修正文書は、
知的財産・企業秘密の保護
技術の強制移転
競争政策
金融サービス市場へのアクセス
為替操作

中国は完全関税撤廃全てです。

アメリカは上記全ての項目です。当初スパイ活動の抗議かと思いましたが国家を揺るがす指針を中国に是正させようとしています。

中国にしてみればこれを受け入れるのはアメリカの従属国になるのと同義です。

G20での話し合い程度では根本的に不可能で、何年もかけた妥協と修正案をお互いに出しあう事になると思います。

当初、私はトランプが爆あげさせる要素にG20の未解決問題を織り込ませる事が狙いだと思っておりましたが違うようです。

トランプ政権にとっての最大の目標はアメリカが内需的強さの拡大である事。それを優先順位で高くしてる事。政権の支持率の根底は米中解決よりも中国叩きによる強いアメリカを示す力、それは中国との関係性、貿易赤字を差し引いてもこの流れでトランプが最悪破談してでも良いという考えが根底にありそうです。

交渉が破談して関税を上乗せできればそれで良し

中国が受け入れてアメリカに打ち負ける姿を曝け出すのも良し

まさにパイと手札は圧倒的なアメリカ側にあるという強みです。

当然世界の2大強国となった中国側もこれは受け入れざる形でしょう。


となれば妥協案と関税は一旦白紙(今までの関税は継続)が無難な方向性ですが、ダウはこれで上げても日本の外需産業はこれから致命的なダメージになり、さらに消費税増税や物価上昇による消費の冷え込みなど、そして我々建築関連の業界にとっても冬の時代が幕開けで本格的オワコン国家になりそうですが、日経平均は下降する未来しか見えてこないのです。

今の所、まだ海外投資家が買い支えや売り支えで使ってくれてますが日銀と海外投資家がいなくなればいよいよ日経平均が20000円台切る形になります。


ただこれは悲観的予測が全部合致した場合です。

楽観的予測も考えられますのでそれを挙げますと


1 今回は一部中国妥協 アメリカも一部関税撤廃 トランプ「未来に向けて交渉継続だ」市場好感により上げ。しかしこれは短期的劇薬 織り込まれた後はやばい

2 中国完全にアメリカの要求飲む アメリカ関税撤廃 市場は再び22000円以上を目指せる

3 あやふやに話が終わり あれはトランプの脅しだったんだー的謎上げ

4 忖度上げ 日銀の資金が枯渇するまで上げてあげて買い支え

まあこの辺でしょうね。3,4はやばい形ですが元々、日経平均は個人の強みや買い支え皆無なので別に儲かればそれで良いって海外勢が使いやすいになってれば無問題ですしね。


結局どっちなんだよって話なんすけどどっちかなんてわかるわけないだろ!(謎の逆ギレ)

まあしいて言うなら短期的には下攻め方向はいきそうです。何故なら不透明さやイランとの衝突やら地政学的リスクも顕在化してきたから。しばらく下値の掘りがあったと仮定した場合、20500円台では買いも考えていきたいですね。


まあそんな感じで


終わり



最後にここ数日のツイートまとめ(まとめっつうても大して書いてないのですが)






俺的メモ

トランプの狙い
中国叩き
アメリカに渦巻く対中国への憎悪
FOMCの利下げで株価は内需メイン
アメリカと従属関係の株価にあった日経はいよいよ分断
外需の強みはアメリカよりも中国取引の日本は致命傷になる。



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