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〇5万8千円の収益83 2019年10月9日 日経平均反落131円安2万1456円38銭 米中協議の期待後退?ザラバは底堅く展開 改めて考える米中貿易協議の「合意」って何?今後の株価展望について

雑感

こんばんわもまるです。

9月とは打って変わって少し仕事が落ち着いてきたので株取引も再開しております。そんな中で日経レバのみでやっていた株価取引方法を変えております。

・PTS取引

夜間取引の事ですが、従来の私の取引ですと9時ー15時までの時間帯でしか取引ができないという点があり、ダウの急落or急騰により持ち株を損切りするリスクに対応できないという点がございました。PTS(夜間取引)なら

17時00分ー23時59分の間も取引が出来てこの時間帯で損切り、利確を決定できるのが強みです。そして私の今月の収益(利確分)はこのPTS取引が全てとなります。

・現物取引

これまでほぼ8割が信用売買のみで取引をしておりました。取引の8割が売りで日経レバレッジETFを購入しておりましたが、個人トレーダーの考えとあまりにシンクロしたためか個人の売りが膨大に膨らみ信用株の保有株よりも売られる株のほうが大きくなり、取引している証券会社の株以外に株を借りて売買する事で発生する貸付料の逆日歩現象が起こりスイングトレード、取引規制による開始のスキャルピングトレードの実行が出来なくなり、信用売買の主たる取引の売りが機能しなくなった事で現物買いトレードを行っております。そのため8月までにやっていたでっかい株取引は出来なくなりましたが未だに売りたいトレーダーも多くおり、彼らを巻き込んで踏み上げて上昇していく現象が続いておりますので、現物買いは充分利益を取れるものとなっております。

・先物トレード

まだ実行しておりませんが口座にすでに入金しておりいつでもスタートできます。ただしまだ50万程ですので、いくつか特定口座のトレードが落ち着き、相方の監視下から逃れている口座金100万を移動したらスタートさせます。長らくやってなかったのは夜間まで株やってると気になって眠れなくなったり仕事のミス増えたりがあると考えておりましたが現物の取引がそもそも全然出来てないのと上記のETFの信用売りが未だ逆日歩現象を起こす状態でもあり、リスクと儲けが少ない事もあり、こちらも手を付けたいと考えております。

という事で今後は取引時間が少なくなる分、夜間のPTS現物買いと先物をメインに据えたトレードを中心になってく可能性をお伝えしておきます。

それでは本日のトレード成果をお伝えしたいと思います。


収益について

21300円台に朝なってから日経レバレッジを300株程購入しました。それを本日のPTSで21550円台を過ぎたあたりで利確しました。

その結果ですが・・・

収益キャプチャ

58,667円の収益!

今月多分3回程度の取引ですが夜間取引のおかげで合計で

トータル収益キャプチャ


116,000円の収益!

となりました。見れないリスクがあるから触れないというのが解消された事と一かいの取引金額分は少ないものの、ロングが今手堅いということもあり安定して利益が取れております。何故買いが有利なのかという点ですが

9月に起こった反落下落などのネガティブサプライズ時の日経平均の底堅さがありました。この下落を想定される局面を一定の抵抗ラインを作り下げさせないようにして次回のポジティブサプライズまで耐えるという事をやれば日経平均は一定の下落からドテン上昇する仕組みになっていたのが9月です。

ネガティブの予測局面は全てダウの反落がきっかけです。

逆イールドやFOMCの利下げ期待後退、雇用統計、製造業成長率の下落などアメリカ国内のリスクの発生時に大きく下落しました。当然連動した形で先物は大きく下落しましたが、日中は底堅く下値を強大な力で押し上げて下げさせず支える事で個人の空売りを全て踏みあげて上がったのが9月になります。

つまり本質的な日本経済情勢にダウとは必ずしも一致しない現象となっていたため、個人は押し目買い、公金支え、大人支えなどにより逆張り買い>順張り売りが成り立っていました。日経平均の21000円の回復はこうした個人が売りまくってる株を損切りさせての上昇狙いが確実だったというわけです。

10月もまさにその状態の続きだったと見るべきでしたので米中協議後退やらいろいろ理由くっつけた下落に付き合わず買いをするという選択肢をしておりました。




ただ本質は何かというのはもう皆様ご存じかと思いますが

米中貿易協議の行方です。これが全てといっても過言ではありません。その上で米中貿易協議とは何だったのか改めて振り返りたいと思います。


米中貿易協議について

そもそもアメリカと中国は何で揉めてたのかというのと、何を交渉しあってるのかって事を再度検証したいと思います。

まずアメリカと中国で揉めている交渉の難航点を再度記載致しますと


米中貿易戦争とは自国の製造業やら企業の知的財産を守るためという名目でトランプ大統領が関税を発動させた事で対立したのがスタートです。

ここまではご存じでしょう。では貿易の合意とは何かですが

中国とアメリカで主張する事が異なります。

中国側の要望

合意後の追加関税の即時撤廃

アメリカ製品の輸入規模の縮小

協定本文での中国の主権と尊厳の尊重

アメリカの要望

知的財産・企業秘密の保護

技術の強制移転競争政策

金融サービス市場へのアクセス

為替操作の撤廃

というものです。関税撤廃は分かりますが両者解釈次第では単純な数的規制の撤廃だけの話でないのが分かります。つまり両大国の世界覇権争いの模様となっている事です。中国への要望とは金融、ネットワークの一部をアメリカにも開放してお前らは盗人政策をしないって(盗んでた事を認めろよ)見とめて従属せよって意味合いになります。中国はそんな主張を受け入れません。

そして中国が伝える部分合意というのは

金融市場や知的所有権の問題は対応せず、関税だけを撤廃せよ

って事で、アメリカが言っている部分合意ではなく完全合意とは

上記の全てを中国側呑ませる事にあります。

これだけ見れば、無理ゲーに近いような米中協議合意ですが、

何故中国側もアメリカ側も合意を匂わせる発言をするのかという事ですが

その前に改めて情報源となる彼らの主張を記載したいと思います。


何か極めて大きなことができる可能性がある」と述べ、楽観的な見方を示した。ただ、部分的な合意には満足しないとの立場も示した。

トランプ側が主張を曲げておりませんね。

香港情勢について「人道的に解決されることを望む」と述べた上で、中国当局が抗議デモを暴力的に鎮圧した場合は、中国と貿易協議で合意するのは「一層困難になる」と警告し、中国の習近平体制に自制を促した。

さらに政治的他国問題にも言及しております。

そして忘れてならないのが15日には関税の有無が決定しますが、これが無くなるというのが最大譲歩のような気がしますがそれ以前の関税撤廃はおそらく難しい局面にも見えます。

中国側の主張ですが

トランプ大統領が10月と12月の関税引き上げを見送ることが条件
中国は農産物購入など主要な争点以外で譲歩示す見込み

しかし、トランプ米大統領が10月と12月に発動を予定している追加関税を課さないならば、限定的な合意を中国は受け入れるだろうと当局者が語った。中国は代償として農産物の購入など主要な争点以外での譲歩を示す見込みだという。一段の詳細には触れなかった。


これだけ見ると中国側は最大限譲歩する姿勢を見せております。何故なら完全合意は現時点で不可能だから

完全合意を望むアメリカ

関税問題のみに焦点を置いた輸入品の増加で部分合意したい中国

この落としどころがまったく平行線にも関わらずトランプはツイート上では合意を常に前向きに行われると主張して、中国が完全に折れるという姿勢を伝えているわけです。

この事から一種の株価操作の手段と見るべきでしょう(今更ですが)株価の下落時や一定のレジラインを作る上で無根拠でも言うならタダなわけですから、株価にとってノーリスクで上昇する動きを作れるわけです。

最終的には私の予想だと更なる話し合いを前提にした決裂という名の無期限延期の中で交渉をするで終わると予測します。


まあ・・・正直分かりません。散々部分合意しないと言ってましたがしないと終わらないのですが・・・ああ、終わらせるつもりがないのか。


テクニカルチャートについて


日経平均について

日経テクニカルチャートキャプチャ


オシレーターはマイナスですので、弱気チャート継続です。

転換線も下向きになり、明日大きく反落すればデットクロスになります。その他モメンタムRSIは下向きです。弱弱気チャートで、個人トレーダーは下向きを意識し始めました。そのため下種い大人が刈り取るために先物あがってるんだろうなあ・・・。この程度の弱気では過去の考えから一気にショート勝負は避けたほうが良いでしょう。


プットコールレシオについて

プットコールレシオキャプチャ

まだ完全な弱気にはなっておりません。

先物為替について

為替先物キャプチャ

はい、個人の弱気の逆張り現象置きました。いい加減にしろ!


先物・OP取引について

https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_op.asp

10月10日がSQ日になりますが

でっかい所だけピックアップ

アムロ

どうも10月限については読みの方向性ははずれてる模様だが累計ではプラス勝利か。

オプションに限っては死ぬ程あげて22600円以上にするか死ぬ程下げて20600円以下にするかしない模様ですがいずれにせよ10月は捨て試合になりそうですので米中協議から下げる方向か上げる方向かを見極めるのでしょう。ただ、12月限でも買いを積んでおります。

HSBC証券

何かあるのかと思えば最終的には21300ー21600ラインで無難におさめてきそうで、それで勝利しそうです。累計でも勝利しそうです。

しかし依然12月はショートを先物で積んでおり、米中協議決裂を想定か。

ゴールドマンソックス

10月限ではどうも完全敗北する模様。しかし12月限では下落想定の積みをしているように見えますので米中協議の決裂想定か。


まとめると国内証券 一部海外証券(ゴールドマンHSBCなど)はショート目線。海外勢は上目線か。


今後の株価展望について


基本前回の記事と一緒で、今日みたいに個人のマイナス予想の順張り時の逆張りがまだ効果的である以上、下がったら買いを行い、アノマリー的要素ででっかい買い目線の一発二発時に今度こそ特大の売りをしたいと考えております。詳しくは前回の記事をご確認ください。

まあこの手の予想は株はナマモノなのでいくらでも変化します。

株は自己責任の元、余剰金で余裕をもって取引していきましょう(^^


終わり



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