tesabaki

晩ご飯の準備中。

「ねぇねぇ、かーちゃん、」

「うん、なに?」

「“てさばき”って、なに?」

豚肉とニラとたまごを炒めてたら、息子がじっとこちらを見て、質問してきました。

手捌き?

いつもと変わらんと思うけど、なんか私、とっても鮮やかな動きをしてた???
それか、逆?
今日の晩ご飯、まだか?とか思ってる?


「なんで?」と聞き返す私。

「だから、なんなん?」と、息子。


というか、そもそも。“手さばき”か?


「どこで覚えたの?“手さばき”って」

「ユーチューブ」

「なるほど。…聞いたまま、文章で言ってみて?」

「てさばき、おいしくない」

ああ。
この“おいしくない”もズレてる可能性あるけど、

「手羽先、ね!てばさき。」

「テサバキ?」

発音がカタコトになっただけで変わってないぞ。
bとsが入れ替わってます。

「お肉でね、むね、とか、もも、とか、あるでしょ?スーパーいったら置いてるよ。“手羽先”」

「ああ〜〜〜〜〜!!そういうことか!!…テサバキ?」


どーにもこーにも言いにくいらしい。
息子は、絵的に捉えるほうが覚えやすいタイプです。
確かに手羽先はうちの晩ご飯では、ほとんど出さないし、言われてもピンと来ないんだろうな。

でも、動画でそれ聞いた、って言ってて、色々謎だけど。

明日のメニューは決まってるから、明後日、手羽先使ってなんか作ろ☺︎

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