ママ無職元訪問看護師リハビリ中

幼児の育児中。妊娠を機に7年続けた訪問看護を退職。育児を頼る親族は近くにいない。子供の…

ママ無職元訪問看護師リハビリ中

幼児の育児中。妊娠を機に7年続けた訪問看護を退職。育児を頼る親族は近くにいない。子供のそばに居たい。でも訪問看護にも戻りたい。どっちもなんとかなんない!?わがままを形にできない!?誰か知恵を貸してー! とりあえずここはリハビリの場!私の頭の中の整理にお付き合い願えればと思います。

最近の記事

「コーチングが人を活かす」

鈴木義幸さんの上記本を読みました。 省察的実践家の本は難しく、ちょっと休憩もかねて。 半日でささっと読めました。 ポイントが実例とともにものすごく端的にまとまっててすごい想像しやすかったです。 相手の中に青写真が目の前にはっきり見えるようになるまで質問を変えていく、 その青写真があれば人は行動できる、 そして、期間を決めてその後の様子を確認していく、 というコーチの役割を知ることができてよかったです。 そして、一番響いたのが、なぜを使った質問についてのところ。

    • 子供の体力がついてきて、ほぼ外にいる毎日。寝かしつけから寝落ちしてしまいます…。 ドナルド・A・ショーンの省察的実践家とは何かを読み始めました。頑張って読みます、とここにつぶやいておきます。

      • 組織論と訪問看護(2)

        ティール組織読み終えました。 最後の解説まで読んでやっとなんとなく腑に落ちた感覚になりました。理解したというより、不完全であり発達途上であることを理解したという感じです。 でもまだ私の中に残っている疑問が3つあります。 1つ目は この本の中で定義する「グリーン」と「ティール」の具体的な違いがわからないということです。 意思決定の際に、コンセンサスを取るグリーンと助言システムを取るティールとの違いがある、ということまではわかりました。 そして、コンセンサスを取ること

        • 組織論と訪問看護

          以前に洋子さんの記事で紹介されていた「ティール組織」について読んでいます。 曲がりなりにも管理職を経験して どういうチームになれたら利用者さんにとってより良い看護ができたんだろう。 と考えていたときに、たまたま洋子さんのこの記事を見て組織論を勉強してみたいと思いました。 きっかけをいただき、ありがとうございました。 この本で紹介されているオランダの地域看護の集団、ビュートゾルフの取り組みはとても興味深いです。 この看護師の集団は、管理者が存在せず、昇進に関する上司

        「コーチングが人を活かす」

          訪問看護は1人で対応するから不安と感じている方へ

          誰かにあてるようなタイトルで書こうと思ったら急に書く気が無くなったのでσ(^_^;) またいつか働くときの自分にあてて 「1人で訪問するということ」についての今までの学びをまとめておこうと思います。 1、技術や知識不足への不安を抱えることについて何年経っても、関わったことのない病気や病態がある。 関わる病院によって採用してる医材は違うし、医療はどんどん先に進む。 だから不安は消えないし、消えなくていい。 知らないことを真摯に受け止め、知らないと声を上げ、助けを求め、学ぶし

          訪問看護は1人で対応するから不安と感じている方へ

          次の記事書くことは決めてるのに、 インプット脳になってしまっている。。

          次の記事書くことは決めてるのに、 インプット脳になってしまっている。。

          「こなしてるだけ」の職場って…頭のドロドロを垂れ流します。

          昨日記事を書いてふとドロドロした感情が出てきて、以下は個人的な思いですが吐き出させてください。みにくくてすみません。 ================================= 意図していなくても 職員にこなすことを求めてる職場もあるよなと思って。 事業そのものを赤字を出さずに回していくこと それは大事なこと。 だけど、件数を維持することと 質の高い看護の両方を求めて 利用者さんの需要に応えるのが当たり前。 看護師なんだから、職業人なんだから、その程

          「こなしてるだけ」の職場って…頭のドロドロを垂れ流します。

          不満そうに『こなしてるだけなんですよ』と話す訪問看護師の不満の正体とは?

          先日お会いした訪問看護師さんが 「こなしてるだけなんです」と不満そうに話されていました。 私もこの感覚、訪問看護一年目の時に感じたことがあります。 出勤して、やることだけやって帰っている感じ。 もちろん考えて行動してるのですが、なんとなく毎日追われるようにただ過ぎていく感覚。 立ち止まって考えたいけど、考えるったって限界が。 私が立ち止まって考えられたなと思えた明確な機会は 一年目の終わりの事例報告会で「訪問看護師の役割について」事例をまとめた時でした。 自分の行動を振

          不満そうに『こなしてるだけなんですよ』と話す訪問看護師の不満の正体とは?

          終末期せん妄と訪問看護

          子供が熱出して咳がひどくて眠れず、とても勉強どころじゃありませんでした…。小さい子を育てながら仕事してる人たちほんとすごいです。写真は風邪をひく前に見に行けた桜の花です。 本文に入ります。 終末期せん妄とご家族の関わり方についてはOPTIMプロジェクト(Outreach Palliative care Trial of Integrated regional Model、厚生労働科学研究費補助金第3次対がん総合戦略研究事業「緩和ケア普及のための地域プロジェクト)の「看取り

          手順書って必要?

          2つ目の記事で「訪問看護の業務が煩雑」と書きました。 なので、何が煩雑だったか洗い出してみようと思い、まず手順書(マニュアル)作成業務について記載します。 病院にも各業務やケア、処置方法についてのマニュアルはあります。 各患者さんの禁忌・注意事項は、電子カルテ内に付箋で貼ってあったりします。 訪問看護において異なることは、各利用者さんごとの手順書があることです。 これはすべてのステーションにあるわけでなく、義務でもありません。 では、なぜ作成する必要があるのか?

          あの人にとって食べることはどんな時間だったろう?

          この記事を書こうと思ったのは、数年前に関わったALSの方が 「腕がだるくて頭を下げないと食べられなくて、みっともなくて、外でお友達とご飯食べる気にもならなくなった」 と言った言葉がとても頭に残ってるからです。 食べやすい食器や簡単に栄養が取れる食事の紹介をしたり、気分転換になるようにと一緒に外に出たり、運動を一緒にしたりしたけど… それはおそらく、そういう風に看護することが「一般的」ということもあるし、 そこにニーズがあると考えて行動していたのだけど。 なんだろう

          あの人にとって食べることはどんな時間だったろう?

          訪問看護とリハビリテーション

          リハビリに対して苦手意識強めの看護師多くないですか? 私はかなり苦手です。 最初に働いた病院は、その頃まだ委託職員のPTさんが時々来られてメニューを考えてくれるような状態でした。 看護師が行うリハビリは主に術後の早期離床くらい。 看護学校で習った内容もROM訓練とか麻痺のある方の移乗の介助方法くらいしか記憶にない。 そんな状態で、訪問看護にきて、えー!リハビリもやるのー!?何すればいいのー!?と思ってました。 幸い、初めて働いたステーションにPTさんが常駐していた

          訪問看護とリハビリテーション

          「いつもと変わらないよ」をみる訪問看護

          訪問看護に関わったばかりの頃、 「どうですか?」と聞いて「いつもと変わらないよ」と答えられ「著変なし」と記録に書くということをしてたある時 利用者さんのご家族から「あの子は何もわかってない」と言われたことがありました。 看護師としての経験も少なく、とても辛かったのを覚えています。 そんな時、先輩の訪問看護師に同行させてもらって、その観察してる視点の多さに驚いたことがありました。 今でも尊敬する方です。 何気ない会話なんですが 「今日もベッドの上に登ってこの洗濯物

          「いつもと変わらないよ」をみる訪問看護

          育児で仕事から離れた時間、いつか訪問看護の役に立つ?

          子育てに専念し家庭人になって初めて[みんなが気にかけている地域のつながりを知る]ことや[仕事をしていたら絶対に見えなかった地域の豊かさを知る]ことを実感する。 A氏は【家庭人となったからこそ気づけた地域の力】で語っているように,家庭人の時期に「技術的熟達者」である看護職特有の価値観やこだわりから一旦自由になって,一市民の暮らしで大切にされているが現しにくいものや地域の力量を実感として体得している。地域の中で一市民としての経験を蓄積し成熟していたことが,視点の広がりや柔軟な省

          育児で仕事から離れた時間、いつか訪問看護の役に立つ?

          訪問看護の「意外に気ままな移動時間」

          訪問看護はなんてったって自然とともにあります。 土砂降りの中、自転車でまわるときは、全身雨がっぱのフルフェイス。女捨ててるなぁと思いますよ( ̄∀ ̄) でも晴れた日に橋を渡る時、土手に菜の花なんかがたくさん咲いてたら最高に気持ちいいです。途中で気持ちいい景色にあうと足を止めて、スマホでパシャりと写真撮ったり。 「外回り」と言われる営業の方たちもそういう感じですかね?訪問介護さんには伝わりますかね? あとは、訪問の途中でトイレがてら寄るコンビニ。 今日はどのスイーツにコ

          訪問看護の「意外に気ままな移動時間」

          訪問看護の悩みごと、どうやって解消する?

          前回の記事を深掘りします。 在宅介護や医療は、いろんな職種の人たちがそれぞれの仕事内容を少しずつ重なりながら面で支えるというのが共通の理解になってきました。 そのため他の職種の人に相談してみんなで対応策を考える場面がたくさんあります。 それでも利用者さんの困ってることへ看護のアプローチが不足していたら?ステーションの中では議論に広がりが出なかったら?? ほかに相談したり、短時間で適切な情報にリーチしたりすることができたら… 試せることがあるということだけでも 次回

          訪問看護の悩みごと、どうやって解消する?