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春のガラスペン(購入)まつり:24/04/07号(大阪遠征編)

 人気ガラスペン作家のGlass Studio TooSさんの4/7開催イベントにみごと当選して初回枠への参加が決まったみねのさん。

 しかし開催地は大阪! 土地勘ゼロ!! ストリートビュー見てもイマイチわからない会場!!!

 みねのさんは無事にイベントに参加して東京に帰ってこれるのか!?

 ごめんね、今回はいつもの煽りプロレス無いんだ😙


前回記事


遠征の目的

Glass Studio TooSさんのガラスペンを持ち帰る

 三越のときはオーダーだったので(今も)完成待ちでお預けを食らっています。

 なので、今回は持って帰れるペンから購入しようと考えています。

 狙いは未所持ペン先の「ブレットニブ改」か作り方を少し変えたという通常ニブです。

 TooSさんのガラスペンは特殊なペン先が多いですが、とりあえずこの記事では「ごんぶとの字が書けるブレットニブというペン先を更に改造したごんぶとペン先」という認識で大丈夫です。

 なお、字幅を考慮しなければ改良後通常ニブとブレットニブ改以外は(完成待ち含め)全種類持ってます。


いざ大さ――えっ???

 4/6の朝、カートを引いて家を出ました。最初の目的地は病院です。

 実は4/6は元々通院2件が入っていたうえ、イベント参加が決まった後に永岡綾さんのワークショップ開催の記事を読んで「これはスケジュールにねじ込めるな……」と参加を申し込んでいたのです。

 ワークショップはめっちゃ面白かったです。下書き片付けたら個別記事にします。

っくぁあ

 通院を終えたら西調布に飛び、ワークショップをこなしたら新宿へ。都内に住んでて旅行目的でネカフェのシャワーを使う日が来るとは思いませんでした。

 バスタ新宿に入浴施設が欲しいマジで。


いざ大阪へ

夜行バスで移動

バスタ新宿

 そのあと夕食を摂ってバスタ新宿から梅田行きの夜行バスに乗りました。やはり疲労が溜まっていたのか完全消灯になったとたんに寝落ちしました。

 ただ、車内がものすごく寒くて時々意識が戻りました。

 朝、梅田の路上で夜行バスを降り、目を付けていたネットカフェを目指します。イベントがレストランで開催されるので春物のワンピースを新調しており、もう一回シャワーを浴びて着替えたかったのです。

 ところがメディアカフェポパイ 西梅田店までの経路を検索すると、徒歩19分。

 降車位置をもっとよく確かめてから夜行バスを予約すべきでした。とほほ……。

 途中で同じチェーンの梅田DDハウス店の呼び込みのおっちゃんから割引券を貰ったのでそっちに行き先を変更しました。

深夜バス割引もある

 リクライニング席を取ってシャワー室とバスタオルを借り、改めて会場最寄りの肥後橋駅への行き方を調べますと、

梅田→(徒歩)→西梅田→(四つ橋線)→肥後橋

 と出ました。これ行き先変更しない方がよかったじゃん!!

 まぁ仕方がないので刀剣乱舞のイベント周回しながら持ってきた本を読みます。

――すごいなこの本、冒頭だけでもう引き込まれてる。わりとマジで有料連載(現時点でまだ1話)を手直ししようと思ってます。

会場到着

 ネカフェからヒーコラいいながら西梅田駅に向かいます。

途中で見かけたレゴ製の阪神競馬場(JRA全面協力)
ひたすら四つ橋線の方向に歩き続ける

 地下に降りた際は「まさかここがウワサの梅田ダンジョン……!?」と戦慄しましたが、大半の部分が東京の並の地下街より綺麗だし、親切な案内サインに従って歩けば問題ありませんでした。

 西梅田から四つ橋線に乗って隣の肥後橋で下車。再びGoogleマップで検索です。
 7番出口からだと大して複雑な道程ではなかったので、住所検索して確認したストリートビューと同じ建物を発見しました。

 問題はこの建物のどこに会場となるレストランがあるかですが――

LeScarabée d'Or

――TooSさんの陰がちらっと見えたので判りました。

 ドアのガラスから中を覗き込むと、カウンターの上にガラスペンの軸が載っているのも見えました。

続々集まる参加者

 暫くすると初回に参加する招待客の皆さんが続々と集まってきました。

 たぶんみんなガラスペン界隈の大物です。顔と名前が一致するのが井上さんしかおらず、また物欲を刺激しないよう敢えて界隈の最新情報を遮断しているので周囲の話にもついていけない……。

 お顔を知ってる方はもう一人、昨年末の文具女子博の待機列から何度か現場で会ってる方がいたりはします。

 これは……コレクターのダメパターン「②イベントに参加するも必然的にぼっちとなる」じゃな?

 まぁいいんです敢えて選んだ「基本、孤独な自己満足コレクター」の道だから……。

 とりあえずTooSさんに手土産のクッキーお渡ししました。

会場内の様子

 会場に入る前にテーブル番号の抽選をします。私は07番。

 この番号が、先着販売の順番決めや抽選販売ぶんの抽選に使われるというわけ。

 会場内にはたくさんのガラスペンがありました。夢のような空間でしたが、写真の掲載許可を貰えたのが抽選販売の35本(正確には受注6本が1種、受注8本が4種あるので総参加人数の半分以上の当選枠がある)のみ。

 自分が落選したら記事を平静に見ることが出来ないので、応募しなかったガラスペンの写真を載せておきます。

切子ガラスペン1
切子ガラスペン2
切子ガラスペン3
花瓶もTooSさん作
細見博子さんの龍のオブジェ付きガラスペン
これは他の30本と抽選応募券が別

ガラスペンを選ぶ

 今回のイベント販売のルールです。

  • 購入できる本数は「先着販売 1本+セミオーダー 1本」or「セミオーダー 2本」

  • ペンレストやスタッフさん作のペーパーウェイトは先着。

  • 先着販売は回ごとの補充は行わない。

  • 抽選販売は購入制限とは別枠。最大第10希望まで出せ、当選時点で残っているペンのうち最も希望順位の高いガラスペン1本のみ購入できる。

  • 細見博子さんとのコラボは上記とは別に抽選。

  • 抽選は3回目の時間にイベント参加者全員(20人×3枠 = 60人)を対象に行う。
    抽選のようすはインスタライブで中継し、初回・2回目の参加者が当選した場合、翌日連絡する。

  • インクのみ別会計。ラメ無しインクなら20種類のラメの中から好きなものを無料で入れて貰える。(Tono&Limsのとのさんが対応)

 つまり超豪運なら最大で4本買えます。そうでなくとも2本まで買えます。てっきり先着・セミオーダー・抽選から購入できるのは1本のみだと思ってたんで驚きました。

 ということは通常ニブもブレットニブ改も狙えるということだな……?

セミオーダー用の色見本は各テーブルを巡回

 入場時に気になる軸についてるニブはチェックしてあったので、セミオーダー枠をブレットニブ改にすることにしました。

 軸の種類を手持ちのブレットニブと一緒にし、装飾のリングを色違いに。

 インクは別会計なので、新発売の黒、持ってなかった限定、好きな色に偏光ラメいれたものの3本を購入しました。

 先着販売の順になると気になっていたタイプの軸はほぼ残っていました。一番好みの白軸には特殊ニブがついていたので、通常ニブ形状がいちばん好みなのを選択。また、ペーパーウェイトもまだ残っていたので購入です。

 抽選の方も暗め寒色系中心に第10希望まできっちり埋めて提出しました。

 軸を見たりインク買ったりデザート食べたりしてるうちにあっという間に一時間半経過しお開きに。

購入して持って帰れたもの

 ほんとうは余裕があれば大阪の有名文具店にも行きたかったのですが、予想外の嬉しい展開で現金が尽きたのでまっすぐ新大阪駅に向かいました。

 その後新幹線内で抽選のインスタライブを聴いたのぇすが、なんとか第5希望(ぐらいだったはず)の「宵闇の月 瑠璃紺」(受注なので8枠ある)の購入権利が当選しました!

左の紺のほう

余談

4/6昼食

 WS会場となる「TEGAMISHA BOOKSTORE」の階下にある「TEGAMISHA BREWERY」で食事。名前の通りクラフトビールの品揃えが多いですが、私は服薬の関係でアルコール飲めないのでデザートカクテルのノンアル版を注文しました。

鶏肉のフリカッセ(肉ひときれ)
キノコ多いので旨味は十分でした

 鶏肉のフリカッセは「これ東京蚤の市のフードエリア売ってるやつだ!」と飛びついたんですが、掬っても救ってもキノコ状態。同タイミングでもう一皿出て行ったんで肉はそっちに流れたのではと疑っています。

カフェ・オ・デコレーション(ノンアル版)
コーヒーと柑橘風味が美味しい

 デザートカクテルのほうはオレンジ風味がコーヒーゼリーと合っててすごく美味しかったです。

4/6夕食

 新宿のルミネに入ってるレストランで食べました。もうちょっと肉の味が薄い方が好みだけどシーザーサラダだし自分で作ってみてもいいかもなぁ。

チキンのシーザーサラダ
い、いや決して昼食が肉一切れだったからという訳ではなく
いちごのマスカルポーネタルト

 TooSさんへの手土産を買うために寄った洋菓子店でレアチーズソフトとチーズケーキサンド(両方とも持ち歩き時間が短い)を食べてみました。

レアチーズソフト
粒子感がありサッパリしている
底にはクッキーが敷かれている
チーズケーキサンド
甘さ控え目

4/7朝食

ほんとは生卵入れたい

 ちょうどいい時間になるまでネカフェ待機を決め込んだので中で買ったカップ麺?カップ飯?です。もともとチキンラーメンにご飯を入れる派なのでサトウのごはんをレンチンしなくてもいいこの商品最高ですね。

4/7イベント

イベントのデザートプレート
写真じゃ見えにくいけどいちごのギモーヴが好み

 イベントではオリジナルのデザートが提供されました。みんな買う軸を選んだり抽選応募に悩んだりしてて、お店側はいつデザートを出せば良いのか判断するのが大変だったかと思います。なのに一度に全員ぶん出さずそれぞれタイミングを変えて提供してくださったところにプロのこだわりをみました。

 そんなベストタイミングで出されたデザートはすごく美味しかったです。特に印象に残ったのはいちごのギモーヴ。

デザート用意しているところ

4/7昼食

 新大阪は出張の関係で多少土地勘があります。

たこ焼きとたこ飯のセット
明石焼き

 昼食は最初からたこ焼きと決めてました。荷物の関係でいつもと違う(テーブルの広い)店に行きました。

 明石焼きは子供の頃はあまり好きではなかったのですが、出汁の美味しさに目覚めた今では大好物です。

551は店舗の位置が変わり規模拡大していた
ふわふわで美味しそう

 家族と妹一家への土産に551の豚まんとりくろーおじさんのチーズケーキを買いましたが、週末なので当然大行列。新幹線のチケットはりくろーおじさんがいつ買えそうか目星がついた段階で取りました。


あとがき

 これにて「春のガラスペン(購入)まつり」の連載は終了となります。煽りプロレスとかガラスペン1本のみで他のもの買ってたりとか、振り返るといろんなパターンありましたね……。

 KOBEとんぼ玉ミュージアムさんが通販してくれることを祈りつつ、次のイベントデサフェスまではドレスの歴史を学んだり展覧会に行ったり、ものづくりしたりとまったり過ごそうと思います。

 最後に、2/28号からここまでお付き合いいただきありがとうございます!

 私のガラスペン狂いの歴史を知りたい奇特な方は下記もどうぞ。


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