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塩漬けミイラになった5つの下書きから続きを書けない原因を自己分析してみた

 私はnote放置期間が長かったほうです。途中で書くのをやめてしまった下書き記事も多いので、そこから下書きの続きが書けなくなる原因を導き出してみます。

 私のnote投稿スタンスからは外れた記事ですが、勉強のためにそういった記事を幾つか書く予定です。タイトルから判別できると思うんでご興味ない方は記事を閉じてやってください。


ケース1:1○年分の私物を会社から持ち帰ってみた

実は前後編なのでタイトルに偽りが入ってしまった(笑)

 突然固定席からフリーアドレスにさせられ、袖机の中にパンパンに詰まっていた私物を撤収せざるを得なかった件を記事にしようとしたものです。

「あ」はテキストエリアを確保しようとしたもの

 下書きには写真だけが何枚も貼られていますが、全部貼りきる前に下書き放置しています。恐らくiPhoneの写真をPCにバックアップして消去してしまい、サルベージが面倒になったのでしょう。

 しかも写真にキャプションがついておらず、当時何を思ったのかわからないため今更文章をつけることもできません。

 家から段ボール箱を持参し会社で私物を梱包・宅配する羽目になった(しかも2箱)顛末とか、何故か過去に抜歯した親知らず(ケース入り)が出てきたとか強烈なのは印象に残っていたため、もし書ききってたら結構面白くなったんじゃないかなと思います。


ケース2:山鳥毛バスツアーとガラスペン巡りin岡山・香川

旅じたいは大いに楽しかったです

 私は刀剣乱舞が好きなので、コラボがあれば旅行してモデルになった刀剣を見に行くこともあります。この記事は2022年の山鳥毛バスツアーの予約が取れたので、ついでにガラスペン界隈の有名店にも行こうと思い、最終的に車中泊込み四泊五日の長期となった旅行レポになるはずだったものです。

東京駅で時間が止まっている

――夜行バスに乗るで下書きが終わってます。

 たぶん下書きだけ作って日にちが経過してしまい、長文を書く気力を無くしてしまったんだと思います(写真もバックアップ後iPhoneから消去済みでしょうね)。


ケース3:孤島の鬼の朗読劇に行ってきたはなし。

楽しかったけど不満もあった

 以前私は江戸川乱歩の「孤島の鬼」にドハマりしまして、原作はもちろんコミカライズも読み漁った時期がありました。そんなときに講演毎に声優さんが異なる朗読劇が上演されることを知り、いちばん気になる回を見に行った際の感想を記事にしようとしたものです。

昔の下書きの中では特に力が入っている
既にXの公式アカウント名が変わっている…

 ケース1・2とは打って変わってかなりの長文を書いています。でも上演開始前で力尽きてますね……。

 この下書きはiPhoneのnoteアプリで情熱の赴くままに文章を打ち込んでいます。それで一気に最後まで書ききれれば良かったんですが、どうしても執筆中断せざるを得ず、結果として書き始めた瞬間の情熱が喪われたものと思われます。


ケース4:軽井沢にアート作品買いに来てコーヒー飲んで帰った話

当日の帰宅中に下書き作成している

 昨年末、東京を午後に出て推し作家さんの個展をやってる軽井沢書店まで日帰り弾丸ツアーしたときのことを書こうとしたものです。

書きたいフレーズをメモしている

 他の下書きとは違って写真の貼り付けは無く、書きたい文章フレーズを時系列に並べています。今読み返すとだいぶポエミーですね……。

 実は軽井沢日帰り弾丸ツアーを決行したのはポメラ用ケース作りの真っ最中であり、noteを本格的に再始動する直前でした。

 つまり、ポメラ用ケース作りとその記事執筆が最優先事項になっていて、軽井沢の記事はどんどん後回しになったのです。

 一段落ついてから「この下書きの文章、(自称)ポエミーすぎて私のnoteのノリに合わないな……」と結局ボツにしました。

 ポエミーな文章は嫌いじゃないし発作的に書いた短文エッセイなら採用することもあるんですが、長文記事がすべて鯛焼きエレジーのような文章だったら、書く私も読むあなたも疲れてしまうのではと思います。


ケース5:パラサイトシングルのワクワク自炊生活10日間

記事一覧で見返すのすらキツすぎる

 ウワーッこれはもうタイトル一択ですそれ以外あり得ません!!

予防線張りまくりの注意事項

 そりゃ定義上まちがいないんですけど、事実を突きつけられるのはそれが自分自身からであっても耐えられない時ってありません!? そのあたりのアレコレはそれこそ私のnoteのノリや方向性から外れまくるので書きませんけど!

 しかも連番付けてたってことは一日あたり一記事にするつもりだったってことですよ……よくこんなタイトルで書くこと思いついたな当時の私……。

 noteの記事でウソを吐くのはいけませんが、自分がメッタメタに傷ついてまで何でもかんでもさらけ出すのも違う、と私は思うわけです……。
(個人の考えです)

 しかもこの下書きの背景は「GoToトラベルを利用して旅行に行った先で父が自損事故を起こして病院に運び込まれ入院。高熱を出していた為に新型コロナウイルス感染を疑われ面会もできなかったので母は事故処理の為に現地に残るしかなかった」というもの。ワクワクとか言ってる場合じゃない。
 母と通話しながら保険の書類探し出したり色々したなぁ……。


塩漬けミイラ化した下書きから導き出した3つの問題点

 ケース5は正直ハズレ値だと思いますが、ここまで挙げてきたケースから3つの問題点が判りました。

問題点①:記事を書いている途中で中断している

 めちゃくちゃ当たり前なんですが最大の共通項です。

 記事を書き始めたら書き終わるまで執筆の手を一切止めなければそのまま投稿できます。でも実際は集中力ってそんなに続きません。私は気が散りやすいタイプという自覚もあります。

 そもそもスマホゲーを3つも掛け持ちしてる人間がiPhoneのnoteアプリに文章直打ちで中断せずに記事を書ききれるのかって話です。無理。

 つくってみた系の記事を書くにはそもそも何か作らないといけませんしね。2024/02現在はつぶやき投稿の活用を試みてますが、ポメラ用ケースのように経過毎に記事を書いて投稿した方が読む側は楽しいのかなぁ、と悩んでいます。

 映画刀剣乱舞の感想記事は今でも「よくアプリ直打ちで集中力続いたな……」と思います。

問題点②:下書きに十分な情報が残されていない

 これも「下書きだから当然では?」と思われるかもしれませんが、ケース1と2は必要な写真とキャプションが下書きに残っていれば後からでも記事を完成させられたと考えています。

 実際にZiegel用接写レンズの記事は下書きに必要十分な量の写真が残っていたので先日復活させることができました。

問題点③:自分のノリや文体が変わった

 最後のは「問題」ではないかもしれませんが、ケース3のように文章量の多い下書きに関しては十分に放置の理由となり得ます。

 再始動前の記事まで読んでくださった有り難い方はお気づきかも知れませんが、私の記事は遡るほど「だである調」が多いです。つまり塩漬けミイラになった下書きも多くが「だである調」だということ。

 一方で再始動後は(ポエミー記事を除いて)軽口混じりの「ですます調」を意識しているので、過去の下書きに手を付けるのが面倒に思えるのです。


おわりに:塩漬けミイラの復活は有り得るか?

 ケース3だけは可能性が少しあります。

 その理由は、私がnote開設してから今日までに一番ビューの多い記事が孤島の鬼のコミカライズ比較感想だからです。スキ数こそ少ないですがビューは2位の記事にダブルスコアの大差。

 当時は漫画「マチネとソワレ」がちょうど孤島の鬼編だったので注目度が上がっていたのだと思います。マチソワは良いぞ。

 朗読劇の上映からもかなりの時間が過ぎてしまいましたが、孤島の鬼スキーの人にはちょこっと需要があるかもしれません。幸いパンフレットと脚本は買ったので記事にするのに十分な情報量はあります。まぁ確約はしませんけど。

 過去の文章のスリム化含めた総書き直し必要ですからね……。

 また、再始動後は下書きがなるべく塩漬けミイラにならないよう工夫しています。少しでも自分と記事を読んでくださる方が楽しめるnoteを目指してがんばります!

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