「夏子の酒」という、日本酒作りを描いた漫画作品があり、マガポケという漫画アプリで、毎日数話ずつ読んでいます。
全然日本酒のことを知らないので、発見がありすぎて、面白いんです！

「夏子の酒」は、漫画としての面白さと、知らない世界を覗ける楽しさがあります。


お恥ずかしいのですが、この漫画で、お酒になるお米と、通常に食べるお米は品種が違う！ということを知りました。
普通に食べているお米で、お酒も作っていると思っていたんです。

あのお米のサイズから米を磨くって、超小粒になるな～とか思っておりました。
無知です、本当に。

そして、日本酒作りにおいて、責任重大で重要なポジションを請け負い、その酒蔵の日本酒作りのリーダーですんごい技術者、杜氏というご職業、重すぎる…すごすぎるぞ…と、初めて認識しました！

という漫画の影響を受けまして、東京から４時間位かけて、日帰りで越後湯沢旅をしてみました。

冬の青春18きっぷ、もう発売していた

12/15（金）夜11:30ごろ、日課のごとくマガポケ「夏子の酒」チケットで４話分くらい読み進め、「 じっちゃん（杜氏）どうなるんだろう…」と思っていると、ふと、もう冬の青春18きっぷが出ていたことに気づきました。


あー試験終わって結果も出たし、温泉行きたいな…

↓試験とは、このことです

そういえば、「夏子の酒」の酒造のモデルは、新潟県のどこからしい。

新潟か、行けそうな越後湯沢って新幹線の駅あるし、温泉もありそうだし…日帰り、行けるな！
と、夜のよくわからないノリで決定。

電車を調べると、朝から行っても越後湯沢駅につくのは昼ごろ。
東京駅から約４時間です。
うまく行かないと、４時間半くらいかかります。
越後湯沢駅から、徒歩で行けそうな日帰り温泉もあるようです！やった！

よし、行ける、と思い立って、自分的の温泉セット（スポーツタオルとフェイスタオル、適度なスキンケアの小分けセット）だけリュックに準備して、寝ました。

初めて高崎駅で降りて、ハロヲタに遭遇する

いつもより、少しだけ早く起きて出発です。

家を出てから、西川貴教フィギュアをリュックに入れ忘れたことに気づきました。
西川貴教フィギュアと、やたらにお出かけするハロヲタとして痛恨のミス！

※初見の方へお伝えしますと、わたくし、こういう者なんです↓

家に戻ったら、乗り継ぎがあまりうまくいかなくなるので、もう諦めます。


人生ってすばらしい！（I WISH）
しかし、短いのです。

電車内では、もうずっと座って寝てました。
本持ってきたけど、乗ったらやたらに眠くて、泥のように眠りにハマって寝ては起きて乗り換えして…を何度か繰り返します。

高崎駅へ、初めて上陸。
階段上って、乗り換えます。
関東住まいですが、近くて遠い群馬県です。

そして、高崎駅→水上駅へ進みます。
水上駅に付く前、電車内で「乗り換え時間3分です！お急ぎください！」とアナウンスで煽られて、周囲の人達が「エッ、3分？」と、一瞬ざわつきました。

実際には、電車が遅れているわけでもなく、乗り換え時間もっとあって全く問題なかったですが、アナウンスで車掌の方が惑わせてくるの、なんなの。

さらに、偶然、ハロヲタを主張するGUコラボアイテムを身に着けた方と遭遇。
もしかして、コラボと知らないで普通に身につけているだけかな？って思ったら

「大阪ハロショ（ハローショップという公式グッズ販売店）が……」
「研修生（ハロプロ研修生のこと）が……」

と聞こえてきました。
ガチの方で、私と同じただのハロヲタでした。
初めて、何らかのハローの現場以外でハロヲタの方をお見かけしました。

こんな場所で？

すごくないか…
都内の電車よりだいぶ人口密度低いですよ、この電車。

越後湯沢に着いたけど、目当ての日帰り温泉やってない

駅構内のお土産、日本酒試飲コーナーが多分推しです！
500円でいくつか試飲できるらしいです。
午後に見たとき、並んで混雑していました。

駅を出て、駅沿いの道をずっと歩きます。
ホテル、レンタルスノボ、スキーのお店が多い印象です。

雪が積もって、スキー・スノボ客で賑わう前なので、空いていると言うか閑散としている感じはありました。

今日は日中曇りで、午後雨がパラつくかも予報でしたが、大きな雨粒には遭遇せず、気温も寒すぎなかったので、ラッキーです。

予報見たら、明日以降雪っぽいです。

事前に調べていたところが、受付で「日帰り温泉はやっていない」と言われたので、目的を見失います。
いいや、もう歩いて共同浴場行こう！時間もったいない！と方向転換。

しかし、いくつかwebでは、ここは日帰り温泉やってることになっているので、更新しないと私みたいなやつ増えるんでは…
閑散期はやらないだけなのかな。

越後湯沢駅で、小説のキャラ駒子さんが推されていたので、駒子の湯という共同浴場へ。
上記のページによると、いくつかあるようです。

雪国を履修してないので想像ですが、きっと相当に重要なキャラ、ヒロインのはず。

「駒子の湯」貸し切り状態で、ノビノビする

大人：500円　現金のみでの券売機制で、タオルは別料金です。
ワンコインはうれしい。お安い。

私が入ったとき、地元の方と思われる方々が出ていったので、誰もいなくて、貸し切り状態でした。
ラッキーです！


洗い場にはリンスインシャンプーとボディソープがついているので、必要最低限はありました。
共同浴場だと、本当にお湯だけで何もない場合もあるので、助かります。

内湯だけで、サウナや露天はなく、すごい広いわけではないですが、貸切状態だと贅沢だな！と思える広さです。


温泉へ入るのは好きですが、詳しいことは気にしないタイプなので、軽いことしか言えませんが…
温泉は普通のお湯みたいで、熱くはないけどほどよい温度で、温まりました。

ぬるめではないので、私みたいなやつ（血の巡りが悪い、貧血気味）は、肩まで五分も浸かってすぐ立てば、立ち眩みしてしまいそうな熱さでした。
そうならないよう、うまく入れば、長く入れます。


よく温泉で、温泉や岩の成分が着いて隅っこがカピカピになっているような感じはないので、キレイにお手入れされているのかな、という印象です。

帰り際に、地元の方と思われる人達が入ってきたので、タイミングが良かったです！

夏の18きっぷ、日帰り温泉旅の経験と合わせると、きっとお昼頃って、温泉が空いてる。

普通に、ご飯食べてるからだと思います。
空いてる時がいい人は、昼頃行くのがいい！はず！
今後も検証が必要だけど。

ここから歩いて、越後湯沢駅まで戻ります。
15分くらい歩いた気がする。

途中、バス停があって一日何本通るんだろうと思ってみたら、1本です
…おう、1本か！

地方の公共交通、交通弱者の足としての役割があると思いますが、赤字じゃ続かないよな、本数ないよな、と勝手に感じました。

14時位に、駅へ戻れました！

さあ、15時台の電車に乗らないと19時台に東京へ帰れません。
それ以降は、結構乗り継ぎが悪かったので、なにか名物っぽいのを食そうとウロツつきます。

で、もつ煮。

塩分を気にして生きる人生なので、ラーメン屋に入るものの、もつ煮です。

長岡には、長岡ポークという豚がいて有名らしいので、多分、それでもつ煮があるのだろうと思われます。
あんまり調べてないです。


魚沼産の米なのか見てなかったですが、ただのご飯（小）も頂きました。
もつ煮定食だと、ご飯並と汁ものと漬物っぽいやつがついてくるので、単品で注文です。

500円くらいで、もつがいっぱい入ってて、ちゃんとしたもつ煮でした！

ちゃんとしたもつ煮っていうのは、個人的にですけど、コスパがいい居酒屋ですと、豆腐とかお麩でかさ増しされてることがあるんです。
そういうものは、入っていませんでした。

いや、それはそれでいいんだけど、もつが食いたいんだよ私は！という時！少しガッカリします。


こちらのもつ煮、野菜も大きめに切ってあって、美味しいかったです。
ちょっとわがまま言うようですが、最後は若干味に飽きてきたので、つまみなら最高でした。
味変が七味だけでは、持たなかった。

普段、白米を茶碗一杯も食べないからか、小サイズでも私にはけっこう多かったです。
14時台だし、夜までにエネルギー消費できるだろうと信じて完食。

ごちそうさまです！ってことで、なにか日本酒買って帰ろうと思い立ち、駅前のお店へ。


駅構内のお土産屋さんは賑わっていたけど、駅前のお店のほうが美味しそうな匂いがしたので、行ってみます。

謎の直感を信じるタイプで、生きております。
電車の時間まで、あと20分くらい。


こちらのお店、店内広く、お酒も豊富です。
お菓子も売っていて、いい感じでした！

持って帰るのにちょうど良さそうな小ささで、杜氏さんが最高！を作った感じのする大吟醸と、純米大吟醸の銘柄を買いました。

帰ってきて、日本酒をいただく

帰りも寝て来たので、特に書くことがないです。
4時間って長いけど、寝ていると過ごせますね。おかげでマジで今、眠くないです。

さあ、日本酒です。
杜氏さんのお名前が入っています！
「少量でいいから、美味しいお酒を飲みたい方向け」っていう、お店の方の愛あるコピーで買うの決めました。

純米大吟醸精米歩合35％なので、「夏子の酒」で学んだ知識によれば、玄米削って残った35％で作ったお酒と理解してます。
贅沢！

飲んでみると、甘さがあるけど、深いっていうか、口の中広がるけど飲み終わるとスッキリする感じがある！
うまい表現方法が全くわからない、けど、間違いなくいいやつです。

こちらは大吟醸。
いい匂いがする！香りか。
これがフルーティーというやつなのか、わかんないけど、16度もアルコール度数あるのにスルスル飲めてしまいます。
うまいって、こういうことか。

あと、原料米の山田錦って、「夏子の酒」にもよく出てくるお米だ。
あなたが、山田錦さんか！はじめまして！

まだマガポケで「夏子の酒」読み途中なので、これからどうなるのか追いながら、日本酒を味わっていこうと思います！

ハロヲタになって、ライブ遠征するようになり、ライブ以外でもすぐどこでも一人で行く力が強まってるの、ほんと自分でも感じますね。

今週のしいたけ占いでも、「勢いとノリ」で！と書いてあったので、まんま行動しております。

また、日帰り18きっぷ旅します！