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子どもに期待しない

期待していないと言ったら
語弊があるけど

あーなってほしい
こーなってほしい

という期待は一切ないのだ


とはいえ

親だから子どものことは心配だし
こんな風に育ってくれたら安心だよな
こんな人生を送れたら幸せだろうなー

と、夢見ることはあるだろう


でも、それは親の夢であって
子どもの夢ではないからね

親が期待・希望したところで
親が経験するわけじゃないから
望んで、その通りやらせることではない


経験するのは子どもなんだから
子どもがどうしたいか決めるのがいい

親がやりたいことを
子どもがやったとしたって
子どもは満足しないでしょう


親がやってもらいたいと思ってることを
子どもがやってくれたとしても
自分(親)の経験にもならないしね



それなら
子どもが自分の好きなことを
自分が納得いくまでやった方が力になるよね


ももの長男

小1から中3までサッカーにのめり込んでいた
当然、高校でもサッカーやると言って
高校を選んでいた


いざ、入学するとサッカーやらないと!
あれほど夢中になっていたサッカーなのに
やめる!と言われ、ももたんショックだった

正直、続けて欲しかった

本人のそれまでの頑張りをみてきたから
長男のサッカー人生はこれからと思っていたから
サッカー続けて欲しいと強く言ったとしたら
サッカーを続けていたかもしれない

でも、その思いを伝えることはしなかった

長男も悩んだ末に決めたことだろうから
長男を信じようと思った。


それに、長男が自分の決めたことを
親のももが揺るがすことはしたくなかったから

結果、サッカーに注いでいた情熱を
勉強に注ぐようになった

もし、ももたんが口を出して
サッカーを続けさせるようなことをしたら
勉強に情熱を注げなかったかもしれない
旧帝大進学してなかったかもしれない


また
大学受験、願書出す前夜
志望学部を変えたいといってきた

高一からずっと工学部志望
工学部目指して勉強をしてきたのに
AIを研究していきたいと勉強に励んできたのに

突然数学に変更すると!

就職を考えた時
絶対AIに携わる方がいいと思ってたのに
将来は安泰だと思っていたのに

しかも、願書出す前日の変更なんて
聞き入れなくてもよかったかもしれない
お金出すのは親だしね


でも、それはしなかった、本人に任せた



その結果
今は、数学で大学院へ進んでる

そして、イギリスへ出す論文の
共同執筆者となってるそうだ

もし、AIを進めていたら
こんなことはなかっただろうと思う


親が言う、アレがいい、こうするといい、
その方がいいに決まってる!なんて、
人間の狭い思考の範疇でしかない


子どもに安全安心に幸せになってもらいたいと
願う親は、きっと無難なことしか選ばないしね


だとしたら
親が期待して、あれこれ言うことが
どれだけ子どもの可能性を狭めるのか

子どものためと思って言ったことは
子どもの可能性を潰してることになる場合も
たくさんあるんだよ


自分の子どもの可能性を親が潰すな
自分の子どもはこの程度だって決めつけるな
自分の子どもにはムリって諦めるな


どんな子にも可能性があるし
無限に拡大するんだよ

親がやることは
その制限をかけないこと!これに尽きるよ!


だから、子どもに期待しないのよ☆

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