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【ももハム報】Vol.7 -一を聞いて十を知る-

こんにちは。ももハムです。

「一を聞いて十を知る」とはどこまでわかればいいのか、考えました。

物事のさわりを聞いただけで、そのすべてを把握することができるほど、物分かりや状況判断が優れていること、という解釈であっているでしょうか。

また、ビジネスの場面では、とある仕事において、完了まで10のフェーズがあるとして、最初の1フェーズ目を教えただけで、10フェーズ目までできてしまうような能力のことを指す、ということも多いと思います。

私は、この「十を知る」とは段階的なものではないと考えています。

教わった一に対して、その背景や、それと関わる他の事象など、見えていない(教わっていない)部分を10倍の情報量になるまで補え、という意味だと捉えています。
補い方は、事前知識との結びつきを意識する、データベースで調べる、質問する、妄想する、など様々だと思います。

つまり、「一を聞いて十を知る」とは、開始点から完成・完了方向に向かって一直線に進めるわけではないということです。
察しがいい人は、このような一直線に結論まで知れる傾向があるのかなと思います。
しかし、これでは視野が狭くなりがちです。
なので、知るところを、結論方向に飛躍させるのではなく、あくまで与えられた一(情報)に対して留まり、知識やアイデアを凝縮していく。
その中に、ごくまれに結論に通じるものがある、という解釈のほうが面白いのかなと思いました。

私自身、一を聞いて一を実践できれば十分かなと思っています。(余計なことに首つっこんだという経験・後悔がままあるので)
ただし、誰よりも濃い一をやり遂げたいとも思っています。


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