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【プレイ記録】真・女神転生4 FINAL【総プレイ45時間】

【注意】

この記録には作品のネタバレを含みます。
プレイ後の感想のため、あらすじや世界観は割愛させていただきます。気になった方は公式サイトやトレーラーを見てみてください。【参考サイト】にURLを貼っています。
前作「真・女神転生4」の感想noteもありますのでよろしくお願いします。(https://note.com/momo_pockey/n/nafa0e32f5840)

【はじめに】

 昨年末に真・女神転生4をクリアしてすぐに着手した今作、真・女神転生4 FINAL。個人的に真4が消化不良だったこともあり、FINALによってそのモヤモヤが晴らされるのを楽しみにしていた。
 真4Fにはメガテン屈指のトラウマイベントがあるとの噂を耳にしていたので、期待感は大きく、一体どんな地獄の東京を見せてくれるのか。

【感想①〜共通ルート〜】

〈良かったところ〉
○システムについて
・マップの改善
 目的地表示が一番ありがたみを感じた。前作を3周プレイしても東京の地理があやふやだった自分にとってはこれ以上ない恩恵である。

・NPCの会話アイコン
 未読やNPCとの新会話などがアイコン表示で一目で分かるようになり、無駄な寄り道を減らすことができた。しかしそれでもNPCとの会話は楽しいのでひたすら寄り道をすることに変わりはなかったが。

・ニヤリシステム
 物理・魔法ともに確定クリティカル、即死。弱点回避とニヤリの恩恵がわかりやすい。相性の貫通やデバフの付与などがきちんと表記されているので優しさを感じた。
 ニヤリ時に即死付与になったことにより、ハマ・ムド系の即死攻撃の緩和が感じられた。

・パートナー
 先制攻撃に惹かれ、1周目に限らずガストンをほぼパートナーに設定していた。攻撃回数を消費してしまうが、火力が高い全体攻撃が多く頼もしい。台詞がたまに癪に触ること以外は文句なし。
 アシストアタック(総攻撃)は回復や補助系がメインで先に攻撃してくれるので、ディア系のSPを温存したい時に重宝していた。アシストゲージの増減は戦闘中の選択肢を除いて操作できないので、ペルソナシリーズの総攻撃(全ての敵の弱点を突きダウンさせると発生する)と違い、プレイヤーが攻撃のタイミングを作ることができるわけではないので、あまり本腰を入れてあてにできたわけではない。

・遺物回収
 回収した遺物の予想金額がわかる。あわせて、パートナーも回収にひと役かっている。

・ビジュアル改善
 特にルシファー!良かったねワルター!すごく格好良くなった!


〈悪かったところ〉
注意:個人の感想であり、作品を貶しめたりするものではない。

○システムについて
・悪魔会話
 何度か話した、仲魔にしたことがある悪魔はスカウトスキップが可能。楽といえば楽だし、物足りないと言えば物足りない気もする。

・ヒスイの守刀
 あまりにも煩わしい。ただでさえマップ上の進路妨害が多かったのに新たな通行止めがふえた。これだけならまだ良いのだが、明らかにナバールへの忖度とも言えるシステムで必要性を感じないし、何が楽しくて道中ナバールのケツを見ていなくてはならないのか。しかも緑色だし。
 遠距離のアイテムオブジェクトはほとんど無視した。ラストダンジョンでようやく宝石がドロップすることが判明し、終盤まで全くわからなかった宝石商の役割を理解することとなった。


〈良かったところ〉
○ストーリーについて
・クリシュナの指す人類の”救済“が気に入っている。かなり哲学的なポイントが多く、創造主により型にはめられた神や人類を現宇宙から解放し、新宇宙で一つとなる。など思想的に似たジャンルがかなり好みなのでとても楽しむことができた。

〈悪かったところ〉
○ストーリーについて
・東のミカド国の描写が少ない
 メルカバー統治下の完全なる秩序体制を見せてほしい。密偵入国の際に城下町を見て回ることができるが正直それだけでは物足りない。停戦中も全面戦争中も描写がほしい。希望としては魔女狩りのような、秩序の名の下に密告と疑心暗鬼が渦巻く国民たちをみたかった。

・民衆の手のひら返しがあまりにも不愉快
 錦糸町シェルターに「おしゃまな女の子」がいるが、この女の子が一番まともな思考を持っているように見える。主人公がアーク解放の原因だとバレる→多神連合掃討→宇宙の卵を破壊しない、この流れの民衆の感情の流れが忌々しいことこの上ない。悪魔がいないとハンター業がほとんど成り立たないくせに。シェーシャ討伐や結界解除は誰のおかげだと思っているんだ。

・東京にいるはずのルシファーがあまりにも大人しすぎる。傍観するようなキャラクターには見えないんだがな。

【感想②〜ニュートラル(皆殺し)ルート〜】

 「メガテン屈指のトラウマイベントがある」「選択によっては仲間を全員殺すことになる」という事前情報に惹かれてプレイを始めたので、とても楽しいルートだった。1周目はやはり王道な大団円ルートでエンディングを迎えるべきかと迷ったが、ゲームくらい最初に好きな地獄を見ておいてもいいだろう、と欲望に忠実に選択肢を選んだ。気づけば仲間は全員息をしていなかった。
 全体攻撃で簡単に倒すこともできないわけではなかったが、一度に倒して個別演出がカットされては嫌なので律儀に1人ずつ向き合って各個撃破した。全員辞世の句を詠んでくれてありがとう。とても楽しめました。
 「信じてたのに!」とか「裏切ったの?」とか言われるのたまらない。全員主人公には敵わないのに。仲間も民衆も主人公に勝手に期待して、勝手に信頼して、都合が良すぎるとは思わなかったのか。特に仲間たちは主人公が悪魔の傀儡であることを理解して共にしていたはずなのにな。

 主人公の〈神殺し〉としてフリンを、女神としてガストンを選択した。特にフリンに関して、英雄的存在として崇められていたものを服従させられる展開はかなり面白かったと思う。群勢相手にメシアバースト(主人公とフリンの連携技)が強い。
 ガストンを女神に選択したが、イザボーを女神に選んでフリンの目の前で寝取られプレイしても良かったな、と下衆な考えがクリア後に浮かんだ。

 ラストダンジョン、YHVHの宇宙はあまり面白くなかった。扉、通れない扉、ワープなどギミックは単純なはずなのに無駄に広い。ダンジョン開始直後にダグザから「縮小マップにしたほうがいいぞ、小僧」とアドバイスが入るほど。
 これだけ広いとイベントがたくさんあるのかと思いきや、メルカバー・ルシファーの会話と戦闘くらいであり、どちらも市ヶ谷駐屯地で一度戦っているのであまり面白みはなかった。
 極め付けは、スカウトができないこと!脅威のオーラで何体か仲魔にできたような記憶があるが、単純な会話からのスカウトはできない。高レベルの悪魔合体ができる絶好のチャンスなのに。

ストーリーはとても楽しめた。大満足!
主人公が完全に新宇宙の創生主になれるのは一種の到達点のような気がしたので、達成感もひとしおである。YHVHの宇宙ではダグザへの呼びかけ方もトーンが変化していて痺れました。
ダンジョンは単調で退屈だったのだけが残念ポイント。


【感想③〜ニュートラル(絆)ルート〜】


宇宙の卵を壊す/壊さないの選択肢分岐からスタート

 いままで共にしていたダグザを敵に回すことになるルート。ダグザを倒すということは、主人公の生命を絶つということだが、イナンナを取り入れたダヌーの力でダグザのコピー(とても物分かりが良い)を生み出すことにより主人公は生命を維持する。代わりとしてではあるがきちんと生命維持装置が機能しているということはわかったので、「絆の力でなんとか新しい命を手に入れました」などという曖昧な成り行きにならなかったところは好感度高い。
 しかし、いくら記憶や意志、意味まで同一のものだとしてもポッとでのこいつに「小僧」呼ばわりされるのは少し嫌悪感があった。撃ったダグザに生かされていたこれまでの主人公を否定されたように感じた。

 皆殺しルートでは主人公がクリシュナにトドメを刺していたが、絆ルートではフリンがトドメを刺すことになる。アニメーションもしっかりフリン仕様になっていた。今作は作中アニメーションも力を入れていることがわかった。

 東のミカド国密偵時に手に入れたイサカルの釣り針に関するフリンのセリフがあるが、イベントがもう少し欲しい。しかし、真4未プレイで真4Fをプレイする人もいるとしたらそこを掘り下げられると、クライマックス前に遺恨を残すことになりそうだ。

 YHVH戦においてヨナタンとワルターがサタンとしてではなくサムライとして戦ってくれるのが激アツ演出だった。主人公パーティーとフリン率いるサムライ同期組を交互に操作して戦いに挑むわけだが、フリン・ヨナタン・ワルター・イザボーの4人がひとつの画面に並んで、さらにそれぞれ操作して戦える。真4からプレイしてこれ以上に良い演出があるだろうか。この画面を見ただけで真4からプレイして良かったと心の底から思うことができた。戦いの後に都合よくヨナタンとワルターが現世に戻ってこないのも好ポイントだ。
 主人公側は、バトル中にYHVHを否定する選択肢を選ばなければいけない場面があるが、このルートでは全ての選択肢を仲間に任せられるので簡単。こちらは戦闘だけに尽力していればいい。選択肢を誤る心配がないのはもちろんだが、キャラクターに合った否定を論じてくれるので、キャラクターの成長を感じることができて良かった。

 ヨナタンのYHVHに対する評で「不変にして普遍の現実」というフレーズがあある。考えた人天才だと思った。読み物としてもかんしんさせられたが、ボイスが付くことにより不変/普遍の同音異義語をより意識させられた。こういう表現の仕方、かなりタイプです。

 エンディングはガストンが良い味をしていた。アキュラ像が無くなって主人公とフリンの像が建てられたわけだが、アキュラ像広場から改名するのだろうか。《救世主》広場か?
 ダグザがお利口に妖精の国に連行されて復興に従事していることに違和感がある。もっと反抗期であれ、ダグザ。
 締め方としては、「俺たちの戦いはこれからだ!」タイプではあったが、各人が自分の思う道を見つけて歩んでいくような明るい未来が容易に想像できるエンディングで良かった。主人公の満面の笑顔でムービーが終わるので、これが正規ルートなのだと改めて実感した。

ナバールははやく成仏しろ


【感想④〜ロウルート〜】

ニュートラル(絆)ルートのクリアデータ引き継ぎ
市ヶ谷駐屯地、ヤマトの間直前セーブで分岐

 これだけ?ものすごい肩透かしを食らった気分。ロウならロウなりのストーリーがあるものだと期待していた。
 東京にいるケガレ人もサムライもメルカバーもみんな仲良くブラックホールに飲まれて全滅エンド。「爆発オチなんてサイテー!」と叫びたくなるなんの捻りもない終わり方だった。
 ケガレの文明に触れたから自分も汚れているので一緒に逝きます、なんて無責任すぎる。主人公含むケガレ人がミカド国に密偵に行っている時点で、すでにメルカバーの秩序国家はケガレの文明に触れているので手遅れでは?

 主人公がメルカバーとの協力を始めた途端、フリン(ヴィシュヌ)が戦線を離脱する。仲間(パートナー)たちも離れる。仲間たちはどれだけ塩対応してもなんやかんやついてきたのに、いざ主人公の選択を目の当たりにしたら離れていくなんて非情すぎる。イザボーも泣いている場合じゃない。そこはお得意の「これだから殿方は……」の出番だろう。

【感想⑤〜カオスルート〜】

ニュートラル(絆)ルートもクリアデータ引き継ぎ
市ヶ谷駐屯地、ヤマトの間直前セーブで分岐

 メルカバーより主人公の勧誘が圧倒的に上手い(ダグザのもとを離れる主人公に新たな命を与える)
 新たな命を与えられた主人公がどんなビジュアルなのか気になる。外見は変わってないらしいが、中身は全く別物らしい。DSJの主人公のように目つきだけでも変化がみたいところだが、カオスルートはあいにく戦闘がないので機会はない。

 東京とミカド国がルシファーにより制圧されて、どう争い、どう堕ちていくかが楽しみポイントだったのに。

ワルターの語りで「お前、王にならないか?」と問うのは、新4のカオスルートラストを彷彿とされるものがあってとても良かった。しかし、そそのかしたワルターが王をやるというのが筋ではないか?

【感想⑥〜キャラクターについて〜】

○主人公/ナナシ
 エンディングを迎えた時は全てLV.99
 皆殺しルートを選んだ後、ダグザの呼び方が変わって、初めてメニューを開いた時驚いた。悪魔の傀儡として操り人形となっていた彼だが、最終的にトップに立つのは主人公なので、支配されているという意識はあまり感じられなかった。
 道中、いかに辛辣で最低な選択肢を選んでも仲間はついてきてくれるし、おそらく分岐も起きないので選択肢の重みが感じられない。しかしそれも傀儡としての選択である、自分の選択ではないと読めば面白く感じる点もあった。
 悪魔と契約すると碌なことがない。「真夜中を過ぎてから起こることはたいていロクなことではない」(疫神記/2022/チャック・ウエディング著)

○アサヒ
 今作のメインヒロイン
 第一声を聞いた時に初心者声優か?と思ったら本当にそうだった。良くも悪くも文字通りの声の吹き込み方だと感じた。
 自分の無力さを認識して、再起する行程があり、人間的な伸び代が大きかったキャラだった。ニッカリにマスターに、存在はあるが命はない主人公と、そういった環境といえど15歳にしては失ったものが多い。ガストンとの一件は一理あると思ったので、どうパーティーに復帰するのか期待が大きかったイベントであった。
 なにも殺すことないじゃん……(ニュートラルルート)

○ノゾミ
 前作のニュートラルルート未経験のプレイヤーには少し不親切なキャラをメインに持ってきたな、というのが第一印象であった。しかし、脇役キャラをメインにランクアップに昇格させることができるのがシリーズ作品の醍醐味のひとつである。
 仲間内唯一の大人なので場を納める能力が高い。その対比か皆殺しをせんたくした時の取り乱し方が大きかった気がした。「そんなことしてアサヒちゃんが喜ぶと思う?」という言葉ほど虚無に感じる説得もない。知らないよ、いない人のことなんか。
 妖精の女王なのに、ダヌー含め持ち場を離れすぎである。

○ナバール
 ボケ要因
 死に方も女の水浴びを覗いて川に転落とかいうサムライの心のカケラもない男であった。このクズ要素を払拭するためにヒスイの守刀という役割を与えられたのかと思うと怒りさえ覚える。何が楽しくて男のケツを見ながら操作せにゃならんのだ。
 パーティーを離脱する機会がほとんどないのでパートナーにしていないのにレベルが上がりまくるのが癪に障る。

○ハレルヤ
 悪魔の父と人間の母を持つ阿修羅会の二代目
 かわいいやつには苦悩の出自を持たせよ。阿修羅会の生まれということは確実に”あそこ“にいたということである。「ぼくたちはたくさんベンキョーして……」って覚えさせられていたのか。タヤマに対してどう言った認識なのかも気になるところだ。
 東のミカド国の天使たちからみたら、悪魔とケガレ人のハーフはケガレの極みである。覚醒イベントがこのタイミングで入るのがとても良かった。シン系の魔法攻撃の火力の高さに驚いた。チロとの出会いは?
 父親であるシェムハザ戦は熱い戦いにしたかったのでハレルヤをパートナーにして挑んだ。特にフィクションにおいて、息子は父親を超えるものだと相場が決まっている。息子さんは僕が責任を持って導きます。分岐によっては斬ってしまうかもしれないけれど。

○ガストン
 皆殺しルートにおける女神に選ばれた男
 オーディンにも東のミカド国にも踊らされ、兄の風評被害に晒され、頼りにしていた槍も折られる。性格に難ありだがかわいそうな男。
 新宇宙創生の際には女神として復活してもらった。先制攻撃の火力が高く、さらに覚醒による相性貫通で反射も耐性も怖いものなし。「神よ、祝福を!」と言っていたボイスが終盤になると「君に、祝福を!」に変化するのもツボであった。
 お前が新宇宙のママになるんだよ!

○トキ
 多神連合による結界解除というえっちイベントがある。近場から時計回りに解除(封印)したが、色欲寺を少し楽しみにしていたことをこの際だから白状しておく。ありがとうございました。
 多神連合とフリン討伐は二兎追うものは一兎も得ずの典型例だと思った。仮面が外れた場面から全く仮面をつけなくなって残念だ。
 アサヒとトキと主人公のラブコメはサイドストーリーかトピックでやるべきだと思った。
 トキを依代にイナンナが復活して、クリシュナに「新宇宙の神になり、沢山の子を成したくないか?」ってイベントかなり性癖です。色の影響もあり、イナンナの神性もあり、トドメにトキの恋心を利用して「主人公との子をたくさん産みたい」に誘導する流れ完璧だった。

○ダグザ
 頼れる相棒
 手のひら返しやフランと主人公に依存する民衆を見てうんざりしている描写が可愛い。「小僧」呼びが頼もしく、進行上のアドバイスも入れてくれる(ミッション達成やマップの大きさなど)
 わたし個人が人間が信仰して初めて神は神としての姿を形づけられると思っているので、ダグザがその型から脱したいという願いは理にかなっていると感じた。欠けた部分を埋め合えるのが人間なのか、その弱さを抱えるくらいなら人間などやめて超越した存在になるべきか。
 絆を捨てて皆殺しルートを選んだら一緒に新宇宙を創ってくれるんじゃないんですか⁉︎行かないで!

○フリン・イザボー
 前作ニュートラルルート明けの2人。基本別行動だがとても頼もしい。
 「個人が高く評価されて救世主になることは、断頭台に登らされるのとよく似ている」 (三体Ⅲ上/2021/劉慈欣)

○ワルター・ヨナタン(ルシファー・メルカバー)
 ビジュアル改修が嬉しい2人。特に黒と白の対比がはっきりわかる見た目になったのが良い。終始ルシファー・メルカバーの姿でのイベント立ち絵になるかと思ったが、最初の三合会議の最初は人間の姿で出てきてくれるのが優しい。小西・神谷ボイスを楽しみにしてたので嬉しかった。
 皆殺しルートでは結局合体してサタンになる。いつ和解したんだ。しかも創造主足り得るか試すという名目でYHVHを裏切る。

○民衆
 最悪。本当に助けたくない。
 依存するものがないと意を決することのできない他力本願と付和雷同の権化。彼らの東京を救うと思考することすら疎ましい。こんなに清々しい手のひらトルネードはなかなかお目にかかれない。

【総評】

 システム周りがとても優しくなったと思う。
 シナリオもニュートラルが本筋ではあるが面白かったし、キャラクターも苛立つポイント含めて魅力的だったと思う。
 個人的には選択肢に重みがなかったのが一番の残念ポイント。真4はニュートラルに入るの難しかったし、カオスとロウで大きくストーリーが異なるから周回の必要性があり、悪魔全書をついでに埋めつつ周回、という形がとれたのだが、今作はそれができない。なるべく特殊合体は埋めようと奮闘したが、ラスボス系は周回プレイしないと解放されないし、ラストダンジョンはスカウトできないので金欠と付き合う羽目になった。良く言えば一周で全てのエンディングがみれて効率的ではあるし、悪く言えばやり込み要素はのめり込みにくいと感じた。
 念願の皆殺しルートの結末と、トキとイナンナのくだり、そして津田健次郎によるねっとりカリスマ系悪役が個人的三大お気に入りポイントだ。

 あ〜、楽しかった!
 地球をぶっ壊して新宇宙の創造主になるってサイコー!!

【参考サイト】

公式サイト:https://megaten4f.jp/sp/

公式トレーラー:https://youtu.be/39SuZbvv9vY

お世話になった攻略サイト:https://gamers-high.com/megami4-final/

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