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水産庁のデータ改ざん

PBR閾値をはるかに超えた捕獲枠

画像は
昨年9月に水産庁に問い合わせた際の
水産庁からの回答

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捕獲枠を設定する際の算出法
小型鯨類の捕獲枠を設定する際に
用いられる『PBR』算出法
『PBR』は、潜在的間引き可能頭数
Potential  Biological  Removal  の略称
2007年より水産庁によって導入されました

水産庁からの回答にあるように
各鯨種の捕獲枠はすべて
PBR閾値内で収まっているというのが
水産庁の言い分です

しかし、ここに資料があります

2013年発行
英国の動物愛護団体EIAによる
『有害な捕獲』

この資料の中で
捕獲枠に数えられている殆どの鯨種が
PBR閾値をはるかに超えて
捕獲枠が設定されていることが
指摘されています

この資料『有害な捕獲』は
2013年6月に開催された
国際捕鯨委員会(IWC)の
科学委員会に提出された
各鯨種に関する主な調査結果の
要点をまとめたものです
信頼できる資料です

水産庁は2007年よりPBRを導入し
全ての鯨種の捕獲枠が
PBR閾値内に収まっていると主張

しかし『有害な捕獲』によれば
2013/14年度の捕獲枠はPBR閾値に対して

マゴンドウ 閾値より高く設定
スジイルカ 5.3倍
バンドウイルカ 2倍以上
ハナゴンドウ  1.9倍
マダライルカ  5.7倍
オキゴンドウ  8.6倍
カマイルカ   僅かに高い
イシイルカ   4.8倍
リクゼンイルカ 4.7倍

(シワハイルカと カズハゴンドウは
2017年度から捕獲枠設定)

これでも水産庁は
改ざんが無かったと
証明できるでしょうか

資源量データが30年以上更新されていない
5つの鯨種について

オキゴンドウ
スジイルカ
カマイルカ
イシイルカ
リクゼンイルカ

正確な資源量が開示されれば
PBR閾値を更に大きく超過する筈です

また
資源量データが更新されていても
ハナゴンドウのように
作為的なデータ更新が 
なされている鯨種についても
PBR閾値の超過は大きくなる筈です

2023.02.05