ももばち企画の事業「専属ヤミ対話スナック」と「"自分を生きる"日常の学び舎コミュニティ」にて、料金体系と目安金額を改定致しましたのでお知らせいたします。

ももばち企画の料金体系の基盤となる「愛おくり」という経済循環について

「専属ヤミ対話スナック」と「"自分を生きる"日常の学び舎コミュニティ」の料金体系と目安金額の改定についてご説明する前に、ももばち企画の料金体系の基盤となっている「愛おくり」という経済循環について少し説明させてください。

「愛おくり」とは、人生の中で経済的余裕がある時に「愛おくり」としてお金を払い、経済的に余裕がない時は「愛おくり」を受け取ることで、お金がなくても必要なサービスを変わらず受け取ることができるという経済循環の考え方です。

この経済システムにおいては、同じサービスを受けていても、経済的に余裕がない方は無理のない安い料金で、経済的に余裕がある人は、気持ちよく出せる範囲で高い料金を支払います。

価値に対して対価を払うことが当たり前のこの世の中では、同じサービスで人によって払う料金が異なるのは不公平だと感じられるかもしれません。

たしかにその時その瞬間だけを切り取ると、多く払っている人が損しているように感じるのは自然なことだと思います。

ただ、長い目で見た時、環境や人によって差はあれど、誰しもある日突然、経済的に追い込まれる、なんてことも今の社会では容易に想定できることです。

経済的に余裕がある時は、未来の自分に何があっても、それまでと同じように必要なサービスや人とのつながりを継続できるように、また、この不安定な社会を生きる仲間たちに、できる限りのお金という愛のエネルギーをおくることで、この世界に愛を溢れさせていく。

どんなに経済的に厳しい状況の人でも、信頼して支え合える人との繋がりや、生きていくために必要なサービスを、お金を気にせず、罪悪感もなく、「愛おくり」という愛の経済循環の中で生きることができる。
その「愛おくり」を受け取って、経済的に余裕が出てきたら、今度は次の必要としている人へ、「愛おくり」をバトンのように送っていく。

経済的な困窮状態にある人を、だれも孤独にさせない。
経済的に苦しい状況を打破するために必要なサービス・環境を届けていく。

「お金がなくなったらどうしよう…」という、誰しも心の片隅でずっと抱えている不安感を、セーフティーネットとも言えるあたたかい愛の経済循環の中で、その不安を和らげていく。

これがももばち企画が理想として掲げる経済循環です。

リターン（対価）というお金の考え方が浸透し、そして経済不安が常にあるようなこの社会で、果たしてこの「愛おくり」という経済循環は通用するのか。

私は信じたい。

人は、会ったこともない、経済的に困窮している誰かを想う想像力があるということ。
そんな人たちに対して、無理のない範囲で愛を届けたいと願えること。
リターンではなく、おくり合うことで、そこに豊かな経済の循環が生まれ、その循環が未来の自分をも救ってくれる可能性を秘めていると、信じられること。

そうやって、いかにお金を使わないか、ではなく、お金という愛をおくり合うことで、このセカイに愛が溢れ、誰もが幸せになれるセカイになるということを。

▽「愛おくり」の詳細

「専属ヤミ対話スナック」目安金額の変更

専属ヤミ対話スナックでは、これまで目安金額を設定した「愛おくり投げ銭」（利用者さんご自身で投げ銭する金額を決めていただく）という形をとっておりました。
この形態は今後も変わらず継続していく予定ですが、専属ヤミ対話スナックを事業として成立させるためには、これまでの目安金額だと継続的にこの事業を運営していくことが非常に難しい状況にあります。
また、ヤミ対話をさせていただくももばちが、これまでの自己流での対話のスタンスは維持しつつ、より対話の質を上げていくために積極的にさまざまな対話の手法を学び、ヤミ対話のクオリティも格段に上がってきております。これからも心の奥底のヤミと対話する際に生かせる学びを深めていくことで、ヤミ対話で対応できる対象者の幅も今後さらに広がっていく見込みです。

それらを踏まえ、「専属ヤミ対話スナック」の目安金額を下記の通り変更させていただきました。

（目安金額）
ヤミ対話３回パック：5,000円～8000円／回　×３回程度

月１ヤミ対話：3,000円〜6,000円／月
ヤミ電話：1,500円～8,000円／月
ヤミLINEし放題：1,000円～6,000円／月

※経済的事情等により目安金額の最低額を払うことが難しい方は、これまで通り目安金額以下の金額で無理なく投げ銭いただけたらと思います。

▽「専属ヤミ対話スナック」の詳細

「"自分を生きる"日常の学び舎コミュニティ」の料金体系の変更

これまでは規定金額を設定し、経済的事情により規定の金額を支払うことが難しい方には、個別に相談の上、無理のない会費・及びオプション料金でご利用いただいておりました。

およそ10ヶ月ほどこの料金システムで運営してきましたが、1人あたりの月会費をどこまでも安く設定していたため、事業利益はほとんど上がっていないのが現状です。

もちろんこれまで同様、経済的に厳しい状況の方には、目安金額にかかわらず無理のない金額で設定させていただきという基本姿勢は変えず、
同時に「愛おくり」の経済循環が成立し、この事業を継続的に運営していくために、「目安金額の値上げ」という形で、この事業を継続的に運営していくために必要な料金を提示しつつ、余裕のある方には可能な限り「愛おくり」をおくるということにご協力いただけたらと思い、今回の変更を決めました。

今後は、経済的に余裕がある（「愛おくり」をおくる）方向けの目安金額と余裕がない（「愛おくり」を受け取る）方向けの目安金額を以下の通り設定し、両者ともご自身で目安金額を参考に会費を決めていただく形に変更とさせていただきました。

【会費目安】

【会員オプション料金の目安】

下記の目安金額を参考に、無理のない金額をご自身で決めていただきます。

◆「専属ヤミ対話スナック」
ヤミ対話3回パック：5000円～8000円／回（各セッション後後払い）
月１ヤミ対話：3,000円〜6,000円／月（１ヶ月ごとに先払い）
ヤミ電話：1500円～8000円／月（１ヶ月ごとに先払い）　
ヤミLINEし放題：1000円～6000円／月（１ヶ月ごとに先払い）

◆「みちづくりサポート」
社会人：2000円～5000円／月　
学生：1000円～3000円／月

【コミュニティイベント単発参加の参加費】

これまでコミュニティで毎月開催している「つまみ食い講座」「セルフケア講座」「自己表現アート対話ワークショップ」「日常の哲学対話」は、会員以外の方の参加費は一律で以下のように設定していました。
（旧参加費）
一般単発参加：2000円
学生単発参加：1500円

「つまみ食い講座」と「セルフケア講座」に関しては、外部の方にゲスト講師をお願いすることが多く、その謝金を支払う都合上、2023年2月以降は、以下の通り、「つまみ食い講座」と「セルフケア講座」参加費を値上げさせていただきます。

（改定後参加費）
「つまみ食い講座」と「セルフケア講座」
一般単発参加：3000円
学生単発参加：2500円

※「自己表現アート対話ワークショップ」と「日常の哲学対話」の参加費は変更ありません。

▽「"自分を生きる"日常の学び舎コミュニティ」の詳細

以上の目安金額や料金体系の変更は、本日2024年１月30日より適用とさせていただきます。