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財布が秘めてくれていた、愛情


これから私が書くお話は少しスピリチュアルなお話になります。

スピリチュアルを信じるのか信じないのかは個人の自由。しかし私は見えない世界はあると信じています。それだけが全てではないけれど、見える世界とは表裏一体。目に見えるもの見えないもの、自分の意識が及ばないところでメッセージを受け取ったり、応援されたりしていると思う。

私は今まで、自分の努力とはまた別で見えないチカラにも後押ししてもらってきたという自覚があります。(だからとっても運が良い)


私の先輩である、福森真美子さん。

彼女は普段「女性を美しい女神に目覚めさせること」を使命として美容商材に関するお仕事をされています。しかし、それとは別に彼女には「モノから潜在意識を読み取るチカラ(チャネリングと呼んでいます)」に長けていまして、私も以前自分の持つお財布のチャネリングとお金との関係性を見てもらいました。

今回、お仕事で向かった先の美容サロンのオーナーさんと新人のサロンスタッフさんとお話をしていると、たまたま話の流れでお二人の「お財布のチャネリング」を行なうことになりました。

私もたまたまその場に同席させてもらって、二人のチャネリング内容を聞いたのですが、すごくすごく感動する内容で思わず泣いてしまうほどだったのです。

シェアする許可を頂けましたので皆さんにチャネリング内容をシェアしたいと思います。



新人のサロンスタッフさんの場合

私たちと出会った日、彼女はまだサロンでは正式に働いておらず、正確に言うとお会いしたその日がオーナーとの面接だったそうです。

彼女は20代にして、4人の子供のママ。旦那さんとの6人家族。


真美子さんが彼女のグッチのお財布を手に取った瞬間、

「これ、何かの記念でもらった?旦那さんからだよね」

その時の彼女はグッチのバッグも持っていたのですが、旦那さんからお財布とバッグをセットでプレゼントしてもらったものでした。


「そしてあなたの口癖は“お金がない”。でしょ?」

チャネリングをする前からめちゃめちゃ否定的でネガティブだった彼女。

オーナーさんとの会話の中にも「子供が4人いて大変。私が稼がなきゃ。でも美容サロンなんてキラキラしたところで私なんかがやっていけるか心配。」というようなセリフを何度も何度も話していました。

彼女は子供たちが大好きで大好きで、生活は大変だけど4人の子供に囲まれていることを幸せだと感じています。

しかし旦那さんに対しては不満に思っているよう。

頼りなくて、不甲斐なくて、全然稼いでこない、子育てもまともにしてくれない・・・のだそうです。だから自分がしっかりしなきゃ、稼がなきゃ、と頑張っているのだそうです。


「旦那さんのこと、あまり構っていないでしょう?」

彼女は旦那さんとしょっちゅう喧嘩していたそうです。忙しい彼女が旦那さんに「子供を見ていてほしい」と言ったらいつも子供たちを叱るばかり。そのたびに喧嘩勃発。

そしてそのたびに彼女は「旦那は何もできない」と思うのだそうです。


「旦那さんは、父親らしくあることが「叱ること」だと思っています」

子供をきちんと育てなきゃ、父親らしく振るまわなきゃ、という思いがあるからこそ、「叱ること」が彼にとっての「子供を見ること」だったのです。

彼なりに子供への愛情があっての行動。相手と自分の認識の違いですね。



「でもね、お互いすごく大好きで結婚してるよね。奇跡的な出会いをした?」

中学校の時に付き合っていたけれど高校に上がる時に別れることになり、「もし将来もう一度出会えたら、それは運命だね」と言っていたんだそうです。

すると20歳を超えて、偶然再会。そのまま元サヤに戻ってゴールイン。


「特に彼の方があなたのことがめっちゃくちゃ好きみたい。ちょうど一番辛い時にあなたに再会したことですごく救われたことが大きいみたい。裏切られたとかあったのかな?」

ちょうど再会する前、彼には付き合っていた彼女はいて、結婚まで話が出るほどだったのですが、その彼女に逃げられていたんだそうです。


「旦那さん、その時本当に辛くて悲しい思いをしていたみたいだね。あなたに出会えて、本当に嬉しかったみたい。このお財布ね、“お金持ちのお財布”だよ。お金がない人は絶対に持てない財布。だからお金ないなんて言っちゃダメ。お金がないなんて一円も持ってない人が言うこと。一円以上あるなら“お金はある“。

お金がない、その言霊がお金のない状況を創り上げる。だから「お金がない」は言わないでね。」

彼女は子供に何かねだられた時、「お金がないから買わない」と言っていたんだそうです。

でも本当はそうじゃない。堅実な彼女は「必要がないから買わない」だけ。


「あなたは本当に必要なものだけにお金を使う人。もし本当に子供が欲しいもの、やりたいことだったらあなたは何としてでもお金を作る人だよ。だってお金は愛情だから。子供に愛情をたくさん与えられるあなただからできること。お金は愛情を具現化しただけ。たくさんの愛を持っているあなたはたくさんのお金を持っている。」

ちょうど子供さんの一人が、「ボクシングを習いたい」と言いだしていたので、もし子供が本当にやりたいと思っているのなら通わせてあげたいと思っていた彼女。

しかしまだ幼稚園の年長さんで、ボクシング教室に入れるのは小学生から。

今は「小学生になったらね」と言って通わせていないけれど、どうやって「本当にやりたいか?」を確かめたら良いのか・・・に悩んでいたんだそう。


「小学生になってから、その時にもう一度子供さんに“本当にやりたいか?”を聞くといいよ。そしてまずは3ヶ月間という期間限定で通わせてみる。そのあとに本人が“続けたい”と言うのなら通わせてあげたらいいと思う」

そしてあなたは心配性。心配のしすぎで子供たちががんじがらめになっています。心配することが愛情じゃないのよってお財布さんが言っています。

子供にとって一番良いのは、お母さんがいつも笑顔でニコニコしていること。子供はそんなヤワじゃない。心配して“アレは危ないからやめなさい”“、“コレは心配だからやらないで”と子供を縛らないこと。

あなたにはまず、子供たちという大きな財産があるじゃない。将来どんな素晴らしい大人になるか楽しみじゃないですか。心配しなくても子供たちは大丈夫。“彼らの将来が楽しみでしかない!”と声に出して言ってみてください。」

いつもの「心配」というワードを「楽しみでしかない」に置き換える。

涙を流しながら、この言葉を噛み締めながら言った彼女は笑顔でした。



「あなたは一人で何でも抱え込んじゃう人だね。もう少し周りの人たちに頼っていいよ。4人も子供がいるって時点で、みんな大変なのはきっと察してる。」

なかなか、「お願い事」ができない彼女。


「“お金がないからと言っておもちゃを買わなかったのに、旦那さんの両親がそのおもちゃを買い与えてしまって困る”と言っていたよね。

それはあなたが上手にお願い事を出来ていないから。4人も可愛い子供たちがいて、大変さもわかっていて、ご両親も何か手伝ってあげたいと思って買ってあげているのだと思う。

だから、そのおもちゃを買う代わりに習い事の費用を一部出してもらったり、「こうしてほしい」と言ったほうがいい。

そしたらあなたの抱えるものは減るし、おじいちゃんおばあちゃんは子供たちに愛を与えることができるし子供も喜ぶ。どうしてほしいか、もっと言っていいんだよ。」



「そしてこのお財布にはね、旦那さんの潜在意識の愛情がすごく伝わってきます。」

「4人も子供がいるということは、お小遣いも多い方ではきっとないよね?グッチの財布とバッグを同時に買うって、彼はとっても背伸びして買ってくれたのだと思う。

・・・このお財布で彼の思いが伝わってきたよ・・・・・

俺の奥さんは本当に自慢の嫁だから、社会でないがしろにされないように、惨めな思いや苦労をすることがないように、このお財布とバッグを買ったんだって。

顕在意識ではあまり口で愛情表現をするタイプではないけれど、本当にあなたへの愛情が深い人。・・・子供のことよりもあなたのことが好きみたい。笑

あなたの一番は自分で、二番目に子供、という関係性であってほしいみたい。」

旦那さんはサプライズでしょっちゅうプレゼントを買ってきたり、たまーに夜寝る時、子供より先に彼女の隣をとって「俺が横!お前らは向こう!」と子供に言うこともあるのだとか。


め、めちゃめちゃ愛されてるやん・・・!


「なので旦那さんとの時間を作ってください。ちょうどこのお財布にはお札を入れるところが2箇所あるので、お金も“家族用・子供用”と“自分用・旦那さん用”で分けて入れてください。

旦那さんに愛情をかければかけるほど、彼はどんどん稼いでくるよ。子供のためというよりあなたのために。あなたが彼に子供へと同じくらい愛情を向けて応援すると、彼はどんどん稼いでくる。」


なんと今旦那さん、転職を考えていたタイミングだったとのこと。

言われることも思い当たる節も多かったそう。

お財布が伝えてくれた旦那さんからの愛情。


「たぶん彼は、本業以外にも別のところでお金を稼いでるよ。あなたにプレゼントを買うために。」

見えないところで頑張る旦那さん。

愛情を持っていた旦那さん。

それをお財布さんはちゃんと見てくれていた。

そしてこのお財布チャネリングが、その愛情を受け取ることができていなかった彼女に旦那さんの愛を気づかせることができたのです。



最後はお金以外のカードの整理。

彼女のお財布の場合は、「お金と同等の大切なカードだけ入れていいよ」でした。

(これはお財布によってまちまちで、レシートを入れていいお財布もいるのだそうです)

このお財布さんは家族の写真を入れてOKでした。


「小さな幸せを一つずつ積み重ねてごらんなさい。小さな幸せに目を向けて、積み上げていけばやがて大きな幸せになります。」

これがお財布さんからの一番のメッセージでした。

このチャネリングが終わった後、彼女には大きな変化がありました。


「私、今まで自分にはお金がない、大変だ、自分が何とかしなきゃ、旦那は頼りにならないと思ってましたけど、私にはお金がありました!それに子供の成長がすごく楽しみだし、ここのサロンで働くのも頑張ります!オーナー、私に声をかけてくださってありがとうございました!

何よりもいつもは何も言わない旦那さんのことを知ることが出来ました。
私、すっごく愛されていたんですね。
今日は子供のためではなく、旦那さんのためにちょっと良いお菓子でも買って帰ります!」

とキラッキラした笑顔で帰って行ったのです。


お財布が教えてくれたのは、今の彼女の現実。
急に収入が増えたわけでも周りが変わったわけでもありません。

ただ、今の自分の幸せに気づいただけ。使う言葉を変えただけ。

日常生活をする上で欠かすことのないお金と、そのお金を管理しているお財布さんは本当のあなたを見てくれているのです。


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