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ママの転職活動はエグかった

ママになって初めての転職活動。無事に希望だった会社に正社員で就職が決まった。

嬉しい反面、ママの転職活動て凄いハードな環境なのだと思い知った。選ばなきゃあるが、選びたいのだよ。

エージェントさんの “良かれ” がツラい

とりあえず色んなエージェントさんに話を聞いてみたところ「時短勤務希望はギリギリまで隠しましょう!」「ママであることは隠しましょう!」と、なんだか嘘つく感じがして、「誠実に生きましょう」とよく言っていた高校時代の先生の顔がちらつき、転職サイトを見る事をやめた。

ママに優しい転職を謳っている企業のエージェントも「フリーランス契約オススメ」と言われ、ママが正社員というのは夢のまた夢のまた夢……いや幻なのかと感じた。

大手企業で採用していた友達「ママは採らない」

他のママになっている友達の話を聞くと、ママが就職する難しさたるや、ラスボス級。

採用担当していた友達も「ぶっちゃけ、ママは採らないようにしていた」と聞いて、この世に絶望した。そして同時に「どこの会社で出産するかがいかに大事か」を教えてもらった。もう、産んじまっているよぉ…。

とりあえず精神を元気にしておこ

なんだか泣けるわと思いながらも、「この難しい世界、実に挑戦しがいがありますね」と謎にワクワクするキモい自分もいた。

とは言っても精神力が大事なので、普段興味ゼロのビジネス書やセルフマネジメント書籍をメルカリで買い込み読みまくり、ビジネススクールで勉強を続けた。そして友達にもたくさん会った。病んだら負けるし自暴自棄になっても負けるのが転職活動(たぶん)。

会社選びはこんな感じで決まった

エージェントを使わず、誰かのツテも使わず、自分だけで仕事を探す。

そこで、私は色んな人に「生きる上で大事なアドバイスください!」てお願いしたら、みんな意外とくれた。ここで大事なのは深い友達よりも、人間関係がそこまで深くない人や無礼じゃない正直者からのアドバイス。良い意味で親しみがないから、客観視してくれるので発見が多かった。

「色んな物を扱う企業ではなく、1つのことだけやってる企業が合う」
byスカウトで声かけてくれたMさん

「あなたは、地元となにか関係ある仕事を将来やりそう」
byスカウトで声かけてくれたZさん

「大自然は自分がいかに小さいか圧倒されるので、自然に行くのがお勧めです」by前職で同僚のTさん

「あなたの足、ずっと道路しか歩いていませんね?アーシングする時間作ってください」by埼玉のマッサージ屋のMさん

「息子ちゃんを大事にできる仕事にしなさいよ!」
by私の母(ハードワーカー子育て経験者)

私の好きなもの+地元+大自然÷子育てしやすい

そんな会社あるかなーーーと思っていたが、ある朝、パッと1つの会社がひらめき飛び起き「この会社だー!」と声を出しながら、採用の問い合わせメールした。これらは全て2週間くらいで起きた出来事。

そこから3ヶ月もの長い長い採用試験を受けて、無事に合格。採用試験、私は本当に大変だった。でも、やったことない課題ばかりでとても楽しかった。結果的に大本命1択でそのままゴールでけた。

なんとなく感じたのは、就活の軸というものは、自分でつくるものでもあるけど、他人からの意見でさらに強化されるから、人の意見は大事だし、これからも傾聴力と判断力を持って生きていきたいなと。

そして私は7月からペーパードライバー講習頑張る。

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