転職。春が来る

Aは転職して数日目、
配属先は前職の雰囲気と真逆で
それはそれでよかったけれど、
これからどうやって馴染んで行こうか迷っていた。

転職先は異業種だったが、業種は違えど社会経験はあったため、最初にAが決めたのことは、業務としての知識と社会人としての知識をそれぞれわけて使うことだった。

前の会社では何回か異動経験があった。
そのときは、上司や先輩が予め配属先に根回ししてくれたり自分の評判を伝えてくれたので、次の場所でも信頼されてすぐ関係を構築して仕事ができた。

しかし、今は自分を保証してくれるものが何もなくなってしまった。これから信頼関係を築くだけでなく、力量を試されたり人間性を分析されたり気分のよいものではなかった。

そこで、Aは前職の同期Bに職場の雰囲気を話して、どのように進んで行くべきか聞いてみた。

すると、Bはこう言った。

今はそんな雰囲気でも、Aがやりやすいようにやればいいんだよ。
みんなをAの色に染めてしまえばいいよ。

それは、転職後2週間後のことだったので、Aが自分の色に染めるというBの言い方は無茶のように思えた。

あぁ、Bってこんな発想ができて、やっぱり只者じゃないな。

結局自分には何もできないのかな。
とAは感じていた。

Aは翌日から目線を変えてみた。良いところと悪いところが見つかった。
キーパーソンと周りの人間の関係図を頭に入れる。
業後の飲み会の交流は少ないからそちらからの根回しは築きにくそうだ。

Aは前に出るのを我慢した。
今は足元を固める時期。

そして、1年経った頃、転換期が訪れた。
自分を信じることが、一番大切なことだと思う。
Aはそう言って、周囲を巻き込んで仕事をはじめた。


ありがとうございます*\(^o^)/*
4

momoi

hard days

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。