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まっすぐ、目をそらさないで。

#カンボジアで一番印象に残っていること

こんにちは!カンボジア笑縁団体momojiro関西支部のひびきです♪今日は#カンボジアで一番印象に残っていることについて書いていきたいと思います。残酷で心を痛める内容もありますが、この出来事をたくさんの人に知っていただけると幸いです。


カンボジアの過去に触れる

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私が印象に残っている出来事はキリングフィールドへ訪れた体験です。初めてカンボジアへ渡航した際に訪問しました。あの時、見たこと聞いたことは今でも忘れられませんし、もう2度と行きたくない、これが正直な気持ちです。

ポルポトによる大量虐殺の歴史

カンボジアには悲惨な歴史が存在しました。ポルポトによる大量虐殺です。ポルポトは原始共産主義という思想を掲げていました。これはみんなで農業し、それはみんなのものという、資本主義とは異なる思想でした。

この原始共産主義に反対した人は拷問され、処刑されていきました。メガネをかけている人、英語を話せる人、教師、文字を読もうとする人、、、。少しでも学識のある人は処刑の対象です。また、処刑された親族も同等とみなし、子どもも構わず処刑したそうです。さらに、処刑の対象でない人々は死ぬまで働かされました。これも一種の処刑と言っても良いのではないでしょうか。

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キリングツリー:子どもたちがここに打ちつけられ、殺されました。


衝撃に耐えられない

ポルポトが行ってきた事実と処刑が行われてきた地に立つことで、私は言葉にできないほどの衝撃を受けました。その衝撃は、到底飲み込むことができず、食べ物も喉を通りませんでした。まっすぐ見つめてしまうと拷問され殺された人々の声が聞こえてきそうで、思わず目を逸らしてしまいました。


今のカンボジア 

この事実を知った私は、少しの間立ち直ることができませんでした。塞ぎ込み、遂にはカンボジアのことを同情的な目線で見ていたことを思い出します。しかし、私の目に映るカンボジア は生き生きとキラキラしていることに気づきました。日本が敗戦から必死に立ち直ったことと同じ様に、カンボジアも強い力で過去を乗り越えていたのです。過去を乗り越えて生きるカンボジアと同じ様に、私も乗り越えなければ、、、と思わせてくれました。

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これからも私はカンボジアに関わっていきます。しかし、過去の出来事を切り離すことはできません。その過去をまっすぐ、目をそらさないで見ることで、日本とカンボジアがもっともっと笑顔の輪で繋がれる様に努力していきたいと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。また来週お会いしましょう!!

カンボジア笑縁団体momojiro関西支部  ひびき

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