おまえが消えて喜ぶ者に
おまえのオールをまかせるな

「意志が強い。」

こう周りに言われることがあります。

悪く言えば、ただの頑固人間です。

でも、一度決めたらてこでも譲らない。

信じたものを絶対に貫きたい。

小学生の頃に流行ったTOKIOの『宙船』

「この前、宙船の歌詞いいなって思った。」

妹に言われました。

改めて聴くと、たしかに深い。

背中を押してくれる「力強さ」が好きです。

その船は今どこにふらふらと浮かんでいるのか
その船は今どこでボロボロで進んでいるのか
流されまいと逆らいながら
船は挑み船は傷み
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても

船＝自分自身、と捉えました。

一人の人間が夢に向かって果敢に挑戦する
壮大な物語に思えました。

傷つき疲れ切って、目標も定まらない、
生きる意味も見出せない。

自分を襲う「何か」にのみこまれ、溺れる。

その船は自らを宙船と忘れているのか
その船は舞い上がるその時を忘れているのか
地平の果て水平の果て
そこが船の離陸地点
すべての港が灯りを消して黙り込んでも

自分を見失うときは誰にでもあります。

だけど、ふと我に返るときも必ず来ると思うのです。

忘れたら思い出せばいい、
駄目ならやり直せばいい。

人生は、誰にでも平等にチャンスがある、
やり直しがきくものだと思います。

何の試験の時間なんだ
何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ
何が船を動かすんだ

生きていると、不思議と自分を試すような事ばかり起きます。

勝手に正解が決められ、それを信じ込みます。
知らない誰かによって審判が下されます。

そんな世の中でも、目標を定めるのは自分しかいません。

自分という船を動かせるものを
見つけなければ人生は詰まりません。

人生をおもしろくするのは、自分しかいない

もしも世界が単色でつまらないのだとしたら、それは、あなたのせいだ。
世界のせいではない。
あなたが悪いのだ。
あなたの感性が鈍っているのだ。
無理して、努力して、面白がる

-『三行で撃つ』-

言い得ていて、印象的だった言葉です。

何かひとつ。

何が船を動かすんだ

何かひとつ。

自分を突き動かす確固たる理由が
ある人は強いと思います。

迷いがないから。

目標をかなえるプロセスは泥臭く、辛い。

華やかな世界は氷山の一角です。

路頭に迷う時もあります。

そんな時、弱さや言い訳が脳内を占拠する。

信念がある人は強い。

梨泰院クラスのパク・セロイやイソを見て、思いました。

オールを握るのは何歳だっていい。遅いなんてない。

自分の人生の舵を切っているか？

私はゴルフと闘うすべての人を応援したい。

厳しいプロ業界での活躍を夢見て、
懸命に努力するゴルファーを支えたい。

日の目を見るプロはほんの一部です。

針の穴を通すより難しいことは明白です。

だけどチャレンジした者にしか、道は拓けません。

そのチャンスを与えたい。

これから積極的にゴルフウェアを提供し、
プロの卵たちを支えていきたいです。