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PARIYAのわかめご飯がおいしかった日

肌寒い雨の一日だった。異常な暑さで終了した今年の夏。10月に入ってから、ついに寒さで目が覚めるようになった。ここちよい。いいかげん毛布をかぶって寝たいのだが、クローゼットの上段のものは取り出すがおっくうすぎてまだ出していない。

雨の一日。カーディガンを羽織って出かけたのだが、人の多いオフィスでは暑いのですぐ脱ぐ。
なんだかやる気の出ない一日であった。集中力も途切れまくる。すべてを気圧のせいにして、あきらめる。飲み物の自動販売機を巡り歩きスプライトを探すが、どこにも売っていなかった。それもあきらめて仕事する。

東京駅のちいかわらんどで「毛量がふえたちいかわのシール」を購入する。うれしい。かわいい。

そのまま、八重洲のPARIYAで夜ご飯をたべる。わかめご飯、押し麦と春菊の韓国っぽいスープ、トマトソースのメンチカツ、山椒オイルの豚しゃぶサラダ、高菜ビーフン、レモネード。
どれもおいしかった。特にわかめご飯はおいしさがおびただしかった。なぜ白いごはんに何かを混ぜこむとおいしくなるのか?セルフでよそうスープは二杯飲んだ。いまだにこのスープはおかわりしてよいのかわからないが、どこにも「お一人様一杯まで」「おかわり禁止」「二杯目以降は追加料金をいただきます」とは書かれていないので毎回おかわりしている。

こうやって一人でごはんをたべて、だれにも気を遣わず、時間も気にせず、ぼんやりする時間はなによりも幸せだなぁ。わくわくするし、心地よいし、リラックスできる。きっと私は、こういう時間をとことん楽しむために生きてるのだと思う。
これまでは、自分が自分のために生きるというか、幸せになることに罪悪感を感じていたが、そんなことないのだといまは思う。血や汗を流すほどに身を削らないと幸せになってはいけないと思っていた。でもそれは違う。なにもしなくても、そのままの自分のままで、幸せになってよい。なんどもこう言い聞かせ、自分の鎖を外していきたい。

ちいかわのシールはノートパソコンに貼った。かわいくてうれしい。
熱めの湯船につかってから寝る。

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