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歌う三浦春馬をもっと見たかった②

「歌手としての春馬くんをもっと見たかったなぁ…」という勝手な思いを綴った記事に、共感してくださる方がいらして、とても嬉しかった。
読んでくださった方、ありがとうございます。
みなさん同じ気持ちなんだ!とわかり嬉しい反面、聞けない寂しさが沸いてきてしまう。

好きな曲について、もう一曲書いておけばよかった!と思っていたのが、2012年に発表された賀来賢人君とのデュオ曲、 ”White Serenade" 。
春馬くんの情報を追ううちに、実はすでにCDをリリースしていた事をしったのだけど、この頃から格別に歌が上手くて驚いた。
”White Serenade" は、季節柄もあり、最近のヘビロテ曲。

『White Serenade』

待ち合わせの街灯 降り出した雪を染める
あの時と変わらない 綺麗で悲しい景色
時計気にして 通り過ぎる足音気にして
A few hours when the snow falls here 閉じ込められてく
Waiting for my girl ひとりきり 夜の風が痛いよ
最後のキスの ぬくもりはまだ 残ってるのに
シルエットなぞっても さよならは言えなくて
白い息の幻に ただ言い訳 呟いてた

神様の気まぐれ 記念日は今年も雪で
来るはずのない君に 切ないほど似合ってる
そっとため息 かじかむ指先をあたため
A few hours when the snow falls here かみしめていよう
Waiting for my girl ひとりきり 涙まで凍えて
誰も知らない 恋の終わりを うまく飾れない
シルエット滲んでも 想い出は消えなくて
駆け寄る君の笑顔 肩にかかる 雪のヴェール

ふたりが出逢った 奇跡をもう一度願うよ
ずっと終わらない この時に・・・
Waiting for my girl ひとりきり 夜の風が痛いよ
最後のキスの ぬくもりはまだ 残ってるのに
シルエット揺らめいた 雪は降り続いた
もう少し待ってみよう 悲しいまま あの日のまま。

読んでるだけでも切なくなる、この歌詞がとても好き。
春馬くんの声は、こういったバラードにとても合うんではないか・・・

今年の2月に、この曲を後輩くんと歌っていた映像を見た。

雪がちらつくような、ちょっと切ないイメージのイントロと共に、うつむいたままスッとあがってきて、顔をあげた後の、”やぁ”っていってる笑顔。
登場の仕方から神がかっていて、余裕さを見ることが出来て、満点!
”三浦春馬!" というオーラが出まくっていて、貫禄が半端なかった。

そこからの、"待ち合わせの街頭~" の歌い出しから、優しさを感じさせる、透明感のある声なのに、安定と重みも感じることが出来る。
ボイトレやミュージカルの経験をたくさん重ねた結果なのだろう。
 
サビの ”最後のキスの~” のところで、指を唇にあててるところ、2012年は切なさのイメージがあるけれど、今年は大人の優しさ、艶やかさが見えた。

後輩くんと視線を交わすときも、ちゃんと目を合わせて優しい笑顔。
一緒に歌っていたならば、安心感しかないのではないか。

楽曲の最後、 ”悲しいまま あの日のまま~” の部分は、最後の高いキーを出す時、今年の方が、声量余裕な感じで、マイクも遠い!

そして最後の最後、アウトロでのニコッとした笑顔は、本当にかっこいい。
あれで去っていかれたら、私なら想いは止まったままで、次の楽曲が頭に入らないかもしれない。。。

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2012年は、歌詞の通り、切ない表情が溢れていたけれど、2020年は余裕を感じさせる佇まいに思った。
先輩ハンサムとしての振る舞いもあったのだろうけれど、2020年までの、いくつか(たくさん?)の恋愛経験が、ああいう声と表情を表現させたのかな。すべてが大人だった。
その上、先にも書いたけれど、春馬くんの声はバラードがよく似合う、少し切ない声なもんだから、尚更しみる。

でもCDの方も賀来賢人君との雰囲気があっていて、とても素晴らしいから、行ったり来たりと、忙しく聞いている。

これからの寒い季節に、敢えての寒空の下で聞きたい曲。
フルバージョン by 春馬くん を聞いてみたい気持ちになった。
かなり聞きごたえあって、泣ける曲になること、間違いなしだろうな。

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