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【大同電鍋レシピエッセー】見かけ地味でも侮れない!GGスープ

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レシピだけ知りたい人は読み飛ばして
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冒頭から地味なスープ画像。色味がなく、とても地味。
こうみえて、パンチがある、GGスープ。


GGとは。
ジンジャーガーリックの略。


家のカレーではなく、マニアックなカレー作りをする人はこの言葉を多用する。といっても、その世界ではどちらもすりおろして混ぜ合わせたペーストのことを指すんだけどね。
にんにくとしょうが、って言うより、GGって言ったほうが早いし、なんとなくかっこよく聞こえる風。あくまで風。

ジンジャーとガーリックは、すこぶる体をあたためる。そして元気も出る。
これから寒い寒いシーズンになる。今年は暖冬だとか言ってるけど結局冬は冷える。体の芯からあったまりたい。
「明日仕事だし、にんにくなんてイヤーン」じゃなければ、このスープをおすすめしたい。ガツンときて、スプーンがとまらない。


ところで、1片って実際どれくらいなの?

にんにく1片、しょうが1片って書くと、料理する人は、あぁこれくらいか。って分かるけど、いまいちわかんなくて結局どれくらいなの?と疑問に思う人もいるだろう。
中国産の細かに分球した1片は小さい上にサイズがバラバラ、
国産の「ホワイト6片」という品種なんかは大きくて、出来のいい優等生はきっちり6片に分かれてるから1片が大きく個々のサイズも安定している。
バケモンか!?みたいなでかい品種もある。
今回私が使ってるものは台湾から持ち帰った雲林産の貴重なもので、中国産と国産のちょうど中間くらい。だから1片って言われても固体差がすごい。

しょうがだって、1片は親指の先の大きさとか、分かりにくいよね。スマートな奥さんの親指と、ゴリマッチョなお兄さんの親指のサイズは違う。
でも、便宜上、レシピでは親指の先が1片。

細かいことを気にする人は少ないかもしれないけど、料理初心者さんや新米奥さんの味方になりたいので。一番分かりやすい表記をば。

皮剥いたやつ、各10g使うからね!

秤は買って。


料理手順は、細かく刻んだ材料を内鍋に入れて外水入れてスイッチオン、それだけ。

今回の内容は、主材料が白菜、香味野菜としてセロリ、長ネギ。青い部分も大事に使う。それぞれ食べやすい大きさに切る。
それからお肉を入れるとぐっと美味しくなるから冷蔵庫にあった豚こまを入れた。ほんとはバラのスライスが最高なんだけどな。
鶏もも肉でもベーコンでも美味しい。油分が入ると栄養の吸収もいいから、...というかお肉大好き。
おなかいっぱいになりたいから、もち麦もさっと洗って投入。
そそ、先ほど語ったGGも。にんにくは皮を剥いてスライス、しょうがは皮をスプーンでこそげ取ってスライス。

調味料は鶏がらスープの素と塩だけ。鶏がらスープの素は、各社塩分が違うから、塩は後に記載する量の半分入れて、最後味見して足してほしい。
ちなみにここではユウキ食品の「化学調味料無添加のガラスープ」というのを使っている。ウェイパァーの場合は塩が濃いので特に気をつけて。
水は800cc入れるから、4人分くらいの量になる。

外鍋に水1杯を入れ、蓋をしてスイッチを押す。電鍋ちゃんカタカタ。スープ系の時はよくしゃべる。
あとはスイッチが上がるのを待つだけ。

スイッチが上がると野菜はくったりとしてよく煮えている。
もち麦が入ってるから、ちょっと食べたいときにいい。ご飯のお供に食べたいならもち麦は入れないで作る。
残り野菜の使いきりにも役立つ。キャベツ、人参、玉ねぎなど...野菜室一掃したいときにでも試してほしい。

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作り方まとめ
野菜 白菜2枚ほど、セロリ1/2本、長ネギ10cm(全部あわせて約300g)
しょうが、にんにく スライス各10g
お肉 豚、鶏ももなど100g (ベーコンなら3枚程度)
もち麦 1/2合
鶏ガラスープの素 大さじ1
塩 小さじ1(半量で調理し、最後に整える)
水800cc

内鍋にすべての材料を入れ、外鍋に水1杯を入れ蓋をしてスイッチオン。
スイッチが切れたらできあがり。

Mimi(電鍋料理研究家)
桃鍋企画 https://www.facebook.com/momonabekikaku/
大同電鍋愛好会in日本 https://www.facebook.com/groups/550257328436570/

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光文社 月刊Mart1月号 大同電鍋特集です(∩´∀`)∩
電鍋で簡単に出来るレシピを提供しております。よければご覧ください。
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