マツケンサンバⅡを流行らせてしまったかもしれない○○

マツケンサンバⅡ。
だいぶ前の曲になるが、紅白歌合戦やCM起用など、2022年になってからも再び流行りだした。

なぜ突然マツケンサンバが流行ったのか?

インターネットにどっぷり浸かっている私目線から、持論を書こうと思います。


そもそもマツケンサンバとは

松平健さんが歌うサンバらしき曲調の曲。(※実はサンバではないらしい。)

なんとマツケンサンバシリーズのマツケンサンバⅠが発表されたのは1992年だそう。

そして1番愛されているであろうマツケンサンバⅡが発表されたのは2004年
このとき人気が爆発し、テレビで流れ、更にはほかの芸能人にパロディネタにされる等と、世代の人はみんな知っているであろう曲になった。

では何故、令和になった今突然再び流行りだしたのだろうか?


ー正直、今流行るものなんて大概ネットの影響だろう。

たぶんそう。



トトトトトム・ブラウン


何だそれ?と思うかもしれない。
こちらはお笑い芸人のトム・ブラウンをネタにした、とある動画の題名である。

ニコニコ動画で昔から活動されているベテラン音MAD動画作者、零〜ゼロ〜 さんの作品である。

2019年この動画がとても流行り、ニコニコは勿論だがYouTubeにも無断転載(※現在削除済)され、かなりの再生数を叩き出した。

見ていただければわかると思う。
この動画の裏主人公…、真島茂樹の存在が。

真島茂樹…?
彼の言うパーパーティンコとは何だ?

そう、皆は思ったはず。


真島茂樹がマツケンサンバⅡを流行らせてしまった

…のではないかとおもっている。というかほぼ確信している。

真島茂樹さんは、マツケンサンバⅡの振付師だ。

あの、覚えやすくもリズミカルで、皆が踊りたくなるような振り付けを考えた方である。

ちなみにご自身もマツケンサンバⅡの踊りに参加しており、マツケンの斜め後ろで踊っている。

その振り付けをレクチャーしている動画がある。
その動画がこちら。

こちらが先程の、トトトトトム・ブラウンの動画内で使用されている動画(音MAD素材)である。

「こんにちは、真島茂樹です。」

というセリフから始まり、パーパーティンコという独特な単語でマツケンサンバの振り付けを表現していく。

これが、零さんを始め、皆の心を掴んだのだ。
そして私もこの真島茂樹の動画に魅せられた1人だ。

松平さん自身の知名度もあるだろうが、この真島茂樹さん、この方の影響でマツケンサンバⅡが注目されることになったと思う。


真島茂樹が応援される


更にトトトトトム・ブラウン以降、真島茂樹に関する動画が沢山作られた。

面白い動画が沢山ある中、それでも元動画が1番面白いと言える程に輝いていた。

そんな真島茂樹さんを、支持せずにはいられなかった。


マツケンサンバⅡ以外での真島茂樹

真島茂樹さんは平成の時代はバラエティに少し出ていたイメージがあるけれど、最近では中々テレビで見なかった。

真島茂樹さん(愛称:マジー)は、ダンサーである。バラエティでは所謂オカマキャラで売り出していた。事実バイセクシャルであるらしい。

昔のテレビ番組ではオカマやニューハーフの人をネタにするようなものは定期的にあったが、LGBTへの配慮をしようという意識が広まったせいなのか、最近では少なくなったように思われる。

だから本当に、例の動画で真島茂樹さんを知った人も多いのではないだろうか。

しかし問題があった。


地上波でパーパーティンコは言い難い

という問題だ。

パチンコからきているのだろうが…
かなり言い難い。

特に「ティンコで腰を突き出してー そう!」
という振り付けの説明。

まさか地上波や松平健さんの口からは出せないだろうという感じである…。

そうして真島茂樹さんの動画の面白さを重ねてマツケンサンバⅡを楽しむ者と、そのことを知らない者、そして懐かしい曲を推す世代の方々…

こうしてマツケンサンバⅡが広まっていった。


真島茂樹が流行っている根拠

松平健さんはご自身がYouTubeチャンネルを開設されている。
そこで紅白歌合戦の前に振付レクチャー動画を出している。

その動画では真島茂樹さんが沢山出ている。

パーパーティンコという表現は使わなかったものの、やはり真島茂樹さんの話し方や踊りには惹き付けられるものがあるということがわかる。


さらに紅白前に、マツケンサンバのLINEスタンプも発売することに。
それがこちら。

主役のマツケンがほとんどなのは当たり前だが…ん?

真島茂樹が多い(歓喜)

ヒロイン並みに多い。
(しかし全て同じ写真の使い回しである…)

勿論私はこのスタンプは購入済である。

このように、真島茂樹の需要があることを、公式も理解していることがわかる。

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