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『魂の暦』 第19週 Reading Meditation

まるで静かな秘密のように新しく授かったものを
記憶とともに包み込む。
これが私のこれからの目標。
それは自分自身の力を強く
私の内面で目覚めさせる。
そしてこれから私を私自身に与えていくだろう。

『魂の暦』とともに マンフレッド・クリューガー 鳥山雅代訳

夏休みの最後、友人のご縁で岩手県の遠野を訪れることができました。滞在したクインズメドウカントリーハウスは、馬と人が境界線なく、共に暮らす場所。夏の間は、標高の高い高原に馬たちは出向いているということで、みんなで会いにいきました。

荒川高原の馬たち

広大な草原に、自由に馬たちが暮らす様子が、本当に天国のようで美しかった。もちろんそれは、ありのままの自然ではなく、人間が作り上げた場所であり、管理されている馬たちであるのだけれども、ただ馬たちがそこにいる、「ただ在る」それだけで美しいということがじんわり身にしみた時間でした。

ただそこに存在し、そこに在る暮らしを楽しむ。ということでいいはずなのに、とってもシンプルなのに、複雑にしているのは自分自身なのだと、また改めて実感する旅でした。

きっとまた日常に戻ったら、そんなことをすっかり忘れて、目の前の家事や物事を進めることに躍起になっているのだろうけど、ふっと肩の荷が降りる瞬間、それを日常にどう作っていくかが鍵であるなと感じています。

こうやって、どんどん軽くなっていくことが、私にとっての魂のレッスン。40代からの魂の磨き方について、日常に散りばめられる日々のレッスンを身軽に紐解いていこうと思います。

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