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テキトー夫婦だからうまくいくのかもしれない話。

とうとう結婚丸11年、新たに12年目を迎えてしまった。
『干支ひと回り』という表現があるけれど、なんとなくの達成感がある。
あの頃に生まれた子どもがそろそろ小学校卒業するのかと思うと、なんだか感慨深い。
空想の子どもに感慨を抱く意味も分からないので、現実に戻ってとりあえず何か記念日的なことをしようという話になっていた。
2~3日前までは。

ご存知の通り、とんでもない台風が来た。
自衛隊の要請が出まくっているようで、主にゴハンやお風呂の支援に行く部隊の人たちの出発に合わせて、うちの旦那もいろいろ用事があるようだ。
地震が起きても、台風が来ても、自衛官の家族は放っておかれるのである。
そんなこんなでバタバタしてるうちに、いつ出動になるのか、いつ何の連絡が来るのか分からず、遠出もできなくなってしまった。
(自宅待機的な指示が出る。)

いろんな用事を終わらせ、やっと一息ついたのが昼2時半。
もうこんな時間かー、お昼どうするー?などと言っていたら、せっかくの結婚記念日なんだから、せめて何か良さげなものを食べようということに。
「誕生日だしな。」
そうなの。うちは、結婚記念日の翌日が、旦那の誕生日。
またひとつ無事にオッサンになったワケだけども、2人ともテキトーな性格ゆえ、特にこれと言って何も考えていなかった。
まぁ今年はそれでよかったね。予約とかしててもキャンセルだったね。
「よし、このまま用事のついでに苫小牧のスシローに行こう!!」
と、旦那。
なんか、テレビで見たらしい。スシローの特集を。
分かりやすい人だ。

いい歳こいて結婚記念日に回転寿司て!!
・・・とお思いですか?
お思いでしょうか。
私は思ってますけどね。
ところがこれ、皆さんに見ていただきたいものがあります。

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¥8,085- 也。
お安い系回転寿司2名の金額ではない。
一般的な夫婦なら、回らないトコ行けるレベル。

これでよく丸11年もやってこれたな、我が家の家計。

お値段だけ見るとわりと豪遊なので、今年はこれで良しとしよう。
誕生日ケーキは、

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スシローで一緒に済ませました。合理的。

夫婦どちらかがメモリアル気質だったら、戦争やでコレ。
帰りの苫小牧から千歳までの道のりは、夫婦のスマホ2機を私ひとりで面倒を見て、ドラクエウォークを進めながら帰ってきた。
そんだけ食っといて、歩きもしねーのかよ。

夫婦というのは、なるべくしてなってるのかなと思った次第です。
似た者夫婦は今年もぼんやりやっていきます。

私の誕生日は、私の采配でやりたいようにやるぞ。
ちゃんとやるぞ。
久々にケーキのホール食いでもするか。(ちゃんと、の内容)

いつかここの文章をまとめて同人誌にしたいという夢があります。