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自律について。

友人が、セルフマネジメントの習得を支援するサービスを始めたので、noteを読んでいた。

学びがたくさんあった。
コーチングは、伴走者あってこそで、体系だった知識を得られるわけでもないので再現性が低く、持続力が低いことがわかった。
なるほど、わたしがコーチングを気になるけど微妙に思うのは、そこが理由かもしれなかった。
組織づくりも、ある程度個の自律性が必要なのではないか、も納得だった。
なるほど、自律性とは内発的動機づけがあるだけでなく、自分の中にコーチがいて自分を育んでいける、もっと包含したスキルと言えそうだ。
数年前に、個人で仕事している友人が、タスクマネジメントや活動の取捨選択で悩み、コーチを探していると言っていて、コーチングをやっている友人を紹介してみたが、なんだかしっくりこなかった。
なるほど、彼が求めていたのは、コーチングではなくセルフマネジメントの力だったのかもしれない。

体系だった知識の有用性、再現可能性については、
思うところが増えてきた。
CMT(コンパッショネイト・マインド・トレーニング)を学んだことから、「がんばる」と「やすむ」をよりコントロールして使い分けられるようになったり、しんどい時に落ち着き方がわかり楽になるのが早くなったり、知識のおかげで自分で意識して何度でも実践工夫し改善をかけられるようになった。
エレメンツコードの知識から、さまざまな場面でより自分らしく生きるにはどうしたらいいか、考えやすくなった。理解が進み、自分らしく生きるための行動をとりやすくなった。

自分で自分らしく生きるために
どう目標設定したらいいか、その後どう行動をつみ重ねていったらいいか、
は考えるのも実行するのも、そんなに好きではないし得意ではないが、
確かに自分なりのペース、やり方はカスタマイズし作っていけるのではないか、という感覚は何となくなってきた。
外からの刺激で「こうしたらいい」「こうした方がいい」をいくら輸入してきても、目指している方向性とちがったら混乱するだけだし、
どこか自分のものにならない気がする。
(学びってだいたい輸入だからな~しっくりくる表現でニュアンス伝えられなかった)
「自律」っていう概念を覚えた、学んだ。そうそう、個の自律、めっちゃしっくりくる表現だ。「自律」というテーマでnote書いたら、定期的によいふり返りや目標設定・行動ができそうな気がする。

わたしはエレメンツコードでは「地水」で、
地はコツコツ、毎日つみ重ねていくのが大事だったりする。
エレメンツコードとは | エレメンツコード~4属性から見る心の健康診断~ (elementscode.jp)

その上で、何をつみ重ねていくか、どんな習慣やルーティンを作っていきたいかは、自分で意識して設定していく必要がある。
何となく、丁寧な暮らしや身の回りが整理されていること、大事で、
コツコツ身の回りの整理や家事は行うようにしているけれど、さらに自分らしく生きるには何をどうつみ重ねたらいいか?
ふり返り、新しい習慣づけや目標設定し、実践は、定期的に何度も行うことでアップデートしつみ重ねられるように思う。

自分らしく生きるのに、
すぐ理想の状態になることも、正解や「これをしたらいい」っていうシンプルさも、ほとんどなくて、
まだるっこしい時間や役に立っているのか分からない行動やが、まだらにちりばめられ、こんがらがって複雑に存在していて、どう合成しているかもわからなくて、
何となくよさげになったかも、前より進んだかも、て気がするだけっていうもんな気がする。

それで、わたしは地水なので、
むずかしいことはよく分からないが、
毎日コツコツ、ちょっとずつつみ重ねていくのは良いよ、
てことなので、こうやってブログを書いたりもする。
学んだりもする。
たまに大切にしていることや、理想の生き方を考えたりもする。
小さなしあわせをつみ重ねたりもする。
ちょこちょこ、できる範囲で人と関わったりもする。

敬愛するみっちーさんは、
一日15分積み重ねるだけで、人生が変わっていくよと言っていた。
一日15分、本を読む。短い時間に思えても無駄ではなくて、この小さな積み重ねが人生を動かしていく。毎日読もうとかは思わなかったけど、たとえほんのちょこっと、味見のようなものでも、よさげなことをやってみようと思えた。一日のすべてを価値のある時間にしようと、気張らなくてもよいのだと思えた。

ひきこもりについて考えたときに、
丸山康彦さんは、学校/社会にいる世界(白)と、家にいて何もできないでいる(黒)の白黒の2つの世界ではなく、
白よりの薄い灰色と、黒よりの濃い灰色を行ったり来たり蛇行しながら歩むのだ、と言っていた。

「自分らしく生きている」「理想の状態だ」と、はっきりわかりやすいものではないのだと思った。
とくに、社会生活での不安をそれなりに抱えている中で、自立へのステップをどう歩んでいくかは、それこそ自律とも大きく関わるわかりにくい道のりのように、日々取り組む中でより明晰になるのだった。
「動きたいけど動きたくない」という微妙なやり取りを、日々自分の中で繰り返すことになる。
「行動するのみ」って話でも、「考えすぎるのはよくない」って話でもない。
わたしは、天井がないのに天井があると無意識に思っているノミ状態じゃないか、という気がしている。

今の生活についてのふり返りと、
もっとどうしたい、こうしたい、とかは、もし気が進んだらまた今度書いてみようと思う。
「自律」をテーマに意識して書いたら、よいふり返りや目標設定ができるのだろうか。(これも、ニュアンスをうまく言葉にできなかった)

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