見出し画像

あの頃の私には、戻ることができないけれど、大切な想いは今も変わらずここにある。

私の小説は、ほんの一部だけノンフィクションだったりすることがある。

いつも甘酸っぱい恋愛をしてきたわけじゃないし、うまくいかない恋もたくさんあった。

本日公開した、「時色想い」

読んでいただきたいのはもちろんだけれど、ぜひおまゆさんの朗読してくださったこの物語を、聴いてほしい。

高校時代、私と片想いの相手が会うのは、階段の踊り場だった。
A組だった私たちの教室からは、階段がとても近い。私は階段の踊り場で、いつも彼を待っていたのだ。
そこからは、自転車置き場がよく見えた。彼は自転車通学をしていた。

私はいつも、そこから自転車置き場を眺めていた。そして彼は、私がそこで待っていると、いつも目隠しをしてくれたのだ。

この先どうなったかは、ご想像にお任せいたしますが、私にとっては大切な恋の記憶。
それをおまゆさんが、あの素敵な声で朗読してくださったのだ。
「だーれだ?」って言う彼の声が、おまゆさんの声に重なった。
それだけで胸がぎゅーっと熱くなって、幸せだった。
私の大切な恋の記憶に、優しい色を添えてくれたおまゆさん。
本当にありがとうございます。

ぜひ、おまゆさんの声に、恋しちゃってください!




いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。