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昨日の夢日記 (見たまんま記録)

高級料亭のようなところに案内された。

もうみながお揃いですから、と通路を奥まで行くよう指示された。慌ただしくいろんな人が働いているようだった。

そこら中に、大きくて豪華な活け花が置いてあり、天井から壁、床まで、まるで王族の秘密の広間かな?というような緻密な絵や細工が施され、黒基調に金箔が散りばめられていた。

奥の広間につくと、かなり広い造りになっており、テーブル座敷に座椅子がたくさん並んでいて、そこに黒いスーツの人たちがみんな黙って座っていた。

テーブルは3つに分けられていて、手前からそれぞれお座敷が段差別になっている感じだった。

私は奥のいちばん段差が高いお座敷のあいた椅子に座るように言われた。全然知らない人たちばかりで、どうもすみませんねと会釈しつつ席につく。(また息子もいたけど同じテーブルの離れた違う場所に座っていた)
ひとつのテーブルに20人くらい、合計60人以上はいたと思う。

テーブルの上には扇形の漆のおぼんがあってそこにたくさんのお椀が並べられていた。どれもフタがついており本当に見事な美しいお椀たちだった。皿のものは一切なくて、中身はなんだろうなーとわくわくしてた。でもまだ誰もフタをあけたり、手をテーブルの上に出している者がおらず、ナニ待ちなのかな??と思った。

私のすぐ横が低い柵になっていて、その下につくられた小川があり、お水がチロチロ流れているのを眺めた。その上は枝葉がたくさん飾られていて森の再現みたくなっていた。真っ赤な南天の実がたくさんあしらわれていて、よく映えて美しいなぁーと思った。

息子をパッと見ると、勝手にお椀をあけていた。私は、あ!と思った。そうしたら息子が「あー!やったぁー!きなこのパフェだぁー」とか言って柄の長いスプーンで肌色のなにかをすくいあげた。私は咄嗟に立ち上がって、

「ちょっと待って!!その上の生クリームは食べちゃだめなやつ!!」と大声をだした。

(現実が食物アレルギー持ちなので乳製品等だめ)

それでも、席が遠くて、あー間に合わないかも!と思ったので咄嗟に近くの人のおぼんをひっくり返して大きな音を出した。

息子はびっくりしたのか食べるのをやめて、こちらに走ってきた。

みんながガヤガヤ騒ぎだして、テーブルの上が散らかったことをどーしようとバタバタ立ち上がってザワザワしていた。

私は息子に「食べた?大丈夫かなあ」と聞くと、「まぁこれ夢だから、大丈夫なんだよ」と言われて、「え!あー、そうだったか。でもなんか不気味な感じするから、やっぱり帰ろっか?」と言った。

とくに責められるわけでもなく、スーツの人間たちは、我々が見えていないのか相手にもされないので、騒ぎの中をコッソリ出ていくことにした。

おわり

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