光の話
『自己肯定感』は追風。
過去から今ココに流れてくる追風。後ろから吹いてくる風は、弱すぎても進めない、強すぎても倒れる。過去の栄光の追い風は時にとても身体を震わすほど冷たい。
自分軸は立っていないと、その風で揺らぐ。補強するために周りを見渡し、他者はどうやって軸を立てているのかアドバイスを貰ったり、見て真似して参考にしたり。
・自己否定感は、後ろで呼ぶ声。
声を出しているのは、かつての自分の記憶たち。どこにいるの?何て言ってるの?暗くてよく、聴こえない…。松明に火を灯して、背後に広がる暗闇を探索にでかける。暗くてよく、見えないから静かにその「声」だけを頼りに見つけにいく。
嗚呼、そんなところにいたの…ずっとひとりで再生してたの…?
記憶の声たちは、見つけられて全部聞いてあげると、最後に「ありがとう」と言う。
「こちらこそ。一生懸命、話してくれてどうもありがとう。よく頑張りました。ありがとうね。さようなら。」
そう声をかけてあげると、消滅する。サラサラと砂になって、透明になって、声は消えてしまう。それはまるで、宇宙のかなたへ運ばれて、どこかの大きな美しい虹色の銀河の塵やガスへと次の役目を果たしにいくようで。
宇宙は、喜ぶ。ありがとう、ありがとう、私の美しい銀河たちのために、エネルギーをありがとう。
すると、突然、うしろから風が吹きはじめる。いままで感じたことのない宇宙からの追い風は、希望に満ちた強く揺るぎない穏やかな優しい力がこもっている。
「宇宙さん、銀河さん、ありがとう、ありがとう!わたしは、倒れないようにしっかりとこの足で、立っていなければっ!!」
すると、前からチラチラと無数の光の粒があなたに囁くように煌めくのが見えるだろう。
それが『自己効力感』。
自己効力感とは、自分の未来を生きるために、効力を授ける。
この効力とは、とても繊細な小さな光の粒であるために、一粒ずつ、ひとつぶずつ、慎重にすくいあげる。丁寧に集めては未来を灯すそのガラスのランプにソッと集めて行こう。
松明は、うしろに。火は強いから。
ランプは、まえに。光はぼんやりとゆらめくから。
灯す明かりの強さや役割は違う。
前の空間に広がる繊細な光の粒たちは、あなたに出来る「小さなこと」。
「小さなこと」の積み重ねで、ランプはとても優しく明るく、まるで微笑むようにあたりを包みだす。
そのランプの光を、見つける人がいるだろう。
ランプの光は、人を集め、愛を集め、希望を集める。
そして人は言う、
「あなたのランプの光は、美しいですね。」
あなたは言うだろう、
「松明の火は、集まってきた蟲をも焼き殺してしまうと知ったのです。だから、これからは、このランプに光の粒を集めようと。あなたのランプの光も、素晴らしい輝きですね。良かったら、共に歩みますか?」
「ありがとうございます。あなたに出逢えてよかったです。そうですね、すこし離れたところで、共に未来を灯して行きましょうか。」
わたしたちは、未来を見つめる。
未来を灯す光のランプは、いずれ望みを叶える。
望みを叶えるには、同じ未来を見据える仲間が必要になる。
やることは、たくさんある。
魔法のランプは、自分で創ることができる。
いつもありがとうございます(о´∀`о)💕これからもよろしくお願いします🌈✨🙏