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アニサキス初体験!前編

アニサキス、、、
それは、鯖、イカ、鯵、秋刀魚、鰹、鰯、鮭などの魚介類に寄生している2〜3cmの白い糸のような線虫で、寄生している魚介類を生食すると胃や腸にガブして(噛み付いて)食中毒となります。

もうね、「痛い」なんて言葉では表せられない壮大な想いを伝えたくてnoteに認めることにしました。

病院を3箇所まわり、救急車にも乗った経験を元に医師、看護師、救急隊員の様子など様々な人間模様を楽しんで頂けたらと思います。

今回感じたのは
・北〇病院は全員ク〇
・内視鏡クリニックの先生はおちゃめ
・救急隊員の陽気さ
・赤〇字病院の先生もおちゃめ

最後まで読んでいただけると幸いです。

痛みのはじまり

その日、高級お寿司コースをたらふく食べ遊び疲れて早々に眠りにつていた。

深夜一時。

夜中に何度も目が覚めるのは通常運転なんだけど、この日はいつもと違う。

、、、胃が痛い。なんなら食道も痛い。

昔繰り返し罹患していた逆流性食道炎の復活か?!などと思いつつ白湯を飲む。

\\\ 全 く 変 化 な し ////

寝ても座っても痛みは変わらず、アニサキスだと察する。なぜすぐにアニサキスだと思えたかというと、2ヶ月ほど前に同じお店でお寿司を食べた友人がアニサキスに当たってたから。

その時に聞いてた症状の特徴が

・吐き気がある
・周期的な痛み
・痛みはどんどん増す

まさに同じ状況だった。
深夜だったけれど藁にもすがる思いで友人へ連絡し、症状を確認。

すると友人は

「ほとんど合ってるけど、食道に痛みは無かったなあ」

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

焦るももたす。
そうか、アニサキスではないのか。
となると、単なる飲みすぎや寝不足で身体が疲れてての逆流性食道炎か。
それなら安心だ。
ほっときゃ治る。

と再び寝ようとしたけれど、待てど暮らせど痛みは治まらないどころか酷くなる一方😭

深夜二時すぎ
病院へ行くことを決意。
日曜日の夜中である。
受け入れてくれるところなどまずない。

「深夜   内視鏡   大阪」というワードて色々ぐぐってはみるが見つからない。
ちなみに救急相談は #7119 に電話すると案内してもらえる。

さっそく電話して案内してもらうも、自分で調べて電話して断られたところばかり😭
中には電話が繋がらない病院も😭

時間が過ぎるにつれて痛みが増していく。

やっとの思いで電話がつながり受け入れてくれたのは大阪市北区にある北〇病院である。
むかーしに一度だけお世話になったことがあった。
個人病院にしては大学病院並の規模で初診料が¥8000-(昔行った時)とどえらい金額のする病院だということだけは覚えている。

料金が高い、、、しかし背に腹はかえられぬ。

急いでタクシーで向かい、到着した頃には痛みで冷や汗が止まらない。
到着したらすぐに看護師によるバイタルチェックと問診。
※バイタルチェックとは、脈拍、血圧、呼吸、体温を測定すること。

そこから待つこと15分。

カーテンで仕切られたベッドに案内されて膠原病科の女医が来て再びバイタルチェック、問診をした。
こちらの女医さんはアルハンブラのネックレスを付けていたのでそこそこのベテランなのかな?などと思う。
※アルハンブラとは高級ブランドのネックレスのこと。ここでこれ以上の説明は割愛する。

その10分後、、、

研修医の女医によるバイタルチェックと問診。
痛みで話すのがやっとで、苦しくて声もほとんどでない。
小さい声で伝えても「え?なんて?」と聞き返される。

先程の看護師やアルハンブラの女医は小声で途切れ途切れで話しても顔を近づけ聞こうとしてくれた。

しかしこの研修医は威圧的でこちらの話を聞こうとしていない。
聞こえる音を拾っているだけだ。

ついにわたしは

「これで3回目ですよ?なんなら問診票に自分で記載したのも含めれば4回目。何度も何度も聞かれてしんどい。声を出すのが痛くて辛いんです。情報共有しないんですか?」

と怒りをぶつけてしまいました。

するとすかさず「何度もって、必要だから聞いています」と冷たく言い放たれました。

【カルテ見ろや。さっきから聞いてたん何のためやねん】というのを堪え(正確には痛みで声が出せない)やっとの思いで

「とりあえず痛み止めの点滴してください」

だけ伝えることが出来た。(しかしすぐにはしてもらない)

隣のカーテンの向こうからお爺さんが
「絶対アニサキスやとワシは思うねん!」と言っているのが聞こえてきて、
心のなかで
「(・∀・)人(・∀・)ナカーマ」
とか思っていたら
まさかの腸閉塞で即入院……

余談だが、わたしの祖母は若くして腸閉塞で亡くなっている。
顔も知らんおじい😭😭生きてくれよ

そんな想いを胸に、研修女医がまた来て
「CT撮るんですが被爆するので妊娠の可能性ありますか?」
と聞かれたので
「可能性はありませんが被爆するなら撮りません」
と伝えました。

するとそこから15分後くらいだろうか、研修女医から告げ口をされたであろうアルハンブラ女医がズカズカやってきてカーテンをシャーッと開け

「先程消化器内科の医師に電話…あ!伺ったところCTは必須です。しないとその先の治療ができません」

とすごい剣幕で伝えてきた。

きみ、いま、「でんわ」言うたね。
そうかそうか、消化器内科の医師は不在なんやね。だから時間稼ぎが必要なのね。
わかったから痛み止めの点滴してよ。

心の中でつぶやいて、CTを撮ることに。
検査の点数欲しいだけやろ!!!
という言葉も飲み込んだ。

とにかくこちらは早く痛みを何とかして欲しいだけなのだ。

CT撮り終わりやっと点滴が始まる。
突然手首に針を指す新人看護師。
控えめ言って激痛である。

「あんな、姉ちゃん。点滴て15分くらいあるやろ?針刺す時もやし刺したあと今もずっと痛いんよ。15分も我慢ならんから今すぐ抜いて肘にしてくれへんか」

と伝えた。するとその新人看護師

「そんな痛いですか?」

「激痛やわ。」

「アニサキスより痛いかもしれませんねwww」

しばいたろか。
今そんな冗談要らんねん。

病院到着から二時間半が経過。
点滴後も一向に痛みは治まらず、消化器内科医の到着を心待ちにする。
アニサキスさえ除去できたらこの痛みは終わる。それを願いただひたすらに待ち続けた。

早朝4:20

やっと消化器内科医が
キタワァ━━━━━━(n'∀')η━━━━━━ !!!!
やっとや。やっと。
これでこの痛みから解放される、、、

その期待は一瞬で裏切られることとなる。
消化器内科の小太りの女医から告げられたのは

「リスクがあるので内視鏡をおすすめしません。」

ヒーローは遅れてやってくる法則じゃなかったのか?きみは私のヒーローじゃないんか。

消化器内科女医の言うリスクとは
・胃に内容物がまだ残っているため、内視鏡をすると誤嚥の可能性
・胃に内容物がまだ残っているため、アニサキスが居たとしても見つけられない

「痛み止め出すので帰って様子見てください、アニサキスは通常2日ほどで体内から排出されます😊」

いあいあ、ニッコリじゃねえよ!
この痛み2日間耐えろって正気か?
魔法みたいな痛み止めくれるんか?

処方されたのはただのロキソニンだった。

家にもあるわ!!!!!


お会計¥22,260-

往復タクシー代を合わせると、、、
もう考えたくない😇

ひとまず帰宅し痛み止めを飲んだものの痛みは増すばかり。
やはり耐えかねて先程の病院に電話。
消化器内科女医に痛みを伝える。

「来てもらっても同じことしかできませんが、、、どうしても来たいなら来てもらってかまいませんけどわたしはリスクのある内視鏡はしたくありませんので」と言われる。

【したくない】だと?
出来ないの間違いとちゃうんか?
スキル不足で出来ないだけやないか?
夕食を食べたのは20:30〜21:30頃。
通常の胃カメラでも最近では6時間の絶食で受けられるというのに……

この時点で6:45
およそ1〜2分毎に押し寄せてくる激痛。
〇野病院はもう信用できない。

日曜日の午前中に予約のみでやっている内視鏡クリニックがある。
診療開始は9:00。
む、むりだ。
そんな時間まで待てない😭😭😭

とりあえず北〇病院で処方されたロキソニンを飲んでみるも全く効かない。痛みは増すばかり。

永遠にも感じられる二時間だった。

この苦痛が続くのならば死んだ方がマシだと思えるくらいの激痛。

こんな最期で終われるか!
私はまだまだやり残した(食べ残した)ものがあるんや!!
と食い意地と気力だけで乗り切った。

タクシーに乗り込みやっとの思いで病院へ着く。
9:00
開院したばかりなのに待合のソファは予約患者でほぼ満席。

力を振り絞って受付へ行くと、苦痛に悶える姿を見て受付のお姉さんが優しく

「本日は予約でいっぱいなので、かなりお待ちいただくことになります…最低でも12:30頃ですね」

い、いまからまだ3時間半もある😇😇

長くなったので後編に続く!

次回、遂に兄貴とご対面!

絶対見てくれよな!

きみの支えによりわたしが成り立つんだ。ありがとう。