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新弾直後シティリーグ、桃屋のサナニンフ(有料)

大会3週間前からサイコリチャージ!明けましておめでとうございます、サーニーゴです。

ナイトユニゾン発売直後のシティリーグに参加させていただきましたので、ブログとして形に残しておきます。
本当はあと100円高くしたかったけど、僕の文章力がないため安くしました笑

参加メンバーは
まほうじん
サーニーゴ
mana
あくせる

まほうじんさんだけ裏切ってピカゼク、他3人はニンフィアサーナイトを使いました。

2人トーナメントに上がれて

サーニーゴ ベスト16
mana ベスト4

今回は桃屋のサナニンフに付いて解説します。

~目次~
1.なぜサーナイトニンフィア?
2.初期のリストと見えた課題
3.実際に使用したリストとその解説
4.環境デッキへの立ち回り

1.なぜサーナイトニンフィア?

大会1週間前
リストが公開される、
その時点での環境の中心が

ピカチュウゼクロム
・サンダーあり
・サンダーなし

カラマネロ系統

ルガゾロ

この3つに勝てるデッキが大事だと思いました。
シティリーグ申し込みの時点で僕は新カードが出たらすぐに構築して実戦に持ち込みたいと考えており、あえて発売直後を狙ってみました。

カードリストが出て、深夜にみんなでLINEしてて目に付いたがサーナイトニンフィアTAG、今までフェアリーのアタッカーは進化軸が多くてチャームをしっかり入れることができなかったんですよね。
ベンチにエネルギーを動かして前をチャームで守ればそこそこ強くね?ってなって最初にmana君が60枚にまとめたものがこちら

2.初期のリストと見えた課題

画像1

ロコン特性のフェアリーライズ収録のもの
ポケギアは減らして、エリカ二枚を増やしたと思います。
入れたいものを適当に入れただけです。ここから必要そうなカードとそうでないカードを判別する作業をしてました。

●サナニンフ
絶対4、くるくるしても強いしエネルギーの付け先が欲しいので

●キュウコン
好きなグッズを取れるのがとてもよく、技で打点調整ができるため入れました。しかしアセロラでカプテテフを回収されたり、初ターンに

ベンチ
アブリー×2
サナニンフ

バトル場
サナニンフ

の盤面を作ろうとしたらロコンを置くのが難しいので解雇

●ゼルネアスプリズムスター
とりあえずプリズムスターなので入れました、しかし構築途中で抜いてまた入れました。あとで理由は説明します。

●ボール配分
キュウコンに早く乗れるように4-4にしてました、キュウコンを減らした時にハイパーは減らしました。

●チャーム
適当に2ずつ入れておけば良さそうなのでこんな感じ

●ポケギア
2枚エリカに変えたら初手ドローサポートに触りやすくなりました、中盤以降でサポートに触れるのがとてもいいです。

●ポケモン入れ替え
思ったより強い、1ターン目バトル場にサーナイト送り込む、ベンチにサーナイトを下げてアブリボンで守る、ゼルネアスが使いやすい

●満タン
mana君お気に入りカードでしたが、ベンチに下がればダメージ受けないので3ではなく2にしました。

●グズマ
とりあえず3にしたけどアブリボンに守られたベンチにポケモンを下げつつ相手のベンチを、倒せるのがとてもいいのでもっとあるといいです。

●ワンダーラビリンス
GX技で手札全て流す時に使えるといいけどGX技の追加効果はオマケなので微妙でした。

最初はこんな感じでかなり適当でしたが、先程上げた3デッキに対しても当然微妙です。

対ピカゼク
チャームがすぐ引けない
ブロアーが入ってる可能性が高い
サンダーでアブリボンがすぐ倒される
タッグボルトでアブリボンが倒される
あなぬけのヒモがヤバイ

対カラマネロ系(主にウルトラネクロズマ)
先2でサナニンフが飛ばされてしまいUBチャームの効果を無視できるマーシャドーGXが殴ってくるのがキツイ

対ルガゾロ
ルガルガンの特性でバトル場に呼ばれる
試合がアセロラ合戦で長くなる

実際欠陥だらけで微妙なデッキでした。

3.実際に使用したリストとその解説

で、それぞれに対して対抗策を練った結果前日に作ったリストがこれ

サーニーゴとあくせる↓

画像2

mana君↓

画像3

相当中身が変わりました
最初の方が明らかに良かったところもありますがどうゆう意図でこうなったか1枚ずつ説明します。

●サナニンフ4
スタートしてもいいし、4枚使う試合もある

●アブリボン達3-2
進化前が3ではないとサンダー戦で1匹しか置けないと即座に倒されるので増やしました、スタートしても強いし、グズマも使いやすい、逃げエネがないのはヤバイぐらい強いです。

●ゼルネアスプリズムスター
ネクロズマは、サイドプランが
サナニンフ3
ゼルネアス1
で取らせて残りサイド2にしてウルトラネクロズマGXの滅亡の光でアブリボンが倒されるのをケアしてました。
それは別にいいんですが、ウルトラネクロズマ戦にて先2でバトル場でエネ加速するサナニンフが倒されると、ゼルネアスプリズムスターを使った場合、盤面に3エネしかなくて返しでゼルネアスが倒されてエネルギー0の状態になってしまいます。
再度加速するために、UBチャームサナニンフをバトル場に送り込むとマーシャドーGXにやられて負けとなってしまいますね。
だからなんか微妙じゃない?って話になって一時期外してました、160ダメージもルナアーラプリズムスターを倒せるぐらいしか理由がないし。

ただ雷戦でゼルネアスにチャームを貼ると、ゼルネアスを倒すために、ブロアーを使わないといけなくなります。
そこでブロアーを消費したとすると、アブリーがいればあなぬけタッグボルトでも、サナニンフ以外のポケモンを差し出せば、ベンチのサナニンフを倒せなくなります。
60枚の採用理由をわかってないとパターンがちょっと難しいので後で立ち回りの説明します。

●ビリジオンGX
マナ君はサンダーマウンテン、僕はビリジオン、主にサンダー入りのピカゼクに使うために入れたカードです。後で使い方の説明をします。

●ウソッキー
ルガゾロにも刺さるからたまに出す、あまりベンチのイワンコを展開されないのはとてもいいです。主にはカラマネロウルトラネクロズマのために入れたカードです。
相手のバトル場
ジラーチ

ベンチ
マーイーカ3
ウルトラネクロズマorマーシャドー

先行で、この盤面になった返しにバトル場で加速するサナニンフに相手のポケモンに対応しているチャームを付けることによりサナニンフが生存します。
それ以降詳細は後ほど説明します。

●デデンネGX
最初はテテフGXでした、サイドの取らせ方が
アブリー1
サナニンフ3
ゼルネアス1

残りサイド1でサナニンフを押し付けるって感じだったんですが、チャーム引けないポケモン並ばないと話にならないということで、サナニンフさえ倒されなければGXおいても大丈夫と判断しました。
アブリー1
デデンネGX2
ゼルネアス1
残りサイド2でサナニンフをぐるぐるします。

●ボール4-3
前日に仕方なくハイパー削ったけど中盤手札切りたい場面が多くてエリカ打てないことが何度かありました。ハイパーは増やしてもいい気がします。

●ポケギア2
強い、グズマを増やしたのでたくさんグズマを使えます。ただ増やすとしたらこのカードよりドローサポート現物

●満タン2
ベンチ下がれば大丈夫なので1回使える枚数、ルガゾロ戦もイワンコ倒しながらグズマ使えば大丈夫です。

●入れ替え3
僕のは3、mana君は2
結果的に3でよかったと思います、ゼルネアスが使いやすい。ただ初手事故ることも考えると1枚フウとランでも良かったのかなと思います。中盤以降はネストボールと一緒に持っていればゼルネアスが使えるので。

●冒険のカバン1
チャームに触らないとゼクロムやネクロズマにはすぐ吹き飛ばされるのでカサ増し、ハイパーのコストを取ることが割とよくあります。

ハチマキは終盤詰める時に使うため、特性チャーム2でも良かった気もします、贅沢な枠だったかも。

チャーム各種
雷4
UB2
特性1

僕とマナ君はUBと特性の枚数が逆、僕はウルトラネクロズマを重く見てました。

ルガゾロがパワー不足でブロアーを採用する枠がない、最悪なくても勝てることからネクロズマ戦でサイドに落ちたらほぼ負けなUBを増やしました。

当日はなぜかズガドーンに2回当たってUBが活躍しました。
mana君が何を考えて配分逆にしたのかは不明ですが、特性のチャームはゼラオラにも使えるのがとてもいい、理由は後で書きます。

●ハチマキ1
ゲームを早く終わらせる、テテフを倒せる、GX技でゾロアークを倒せるなど。
1でいいと思ってます、冒険のカバン削ると引けなくなってしまう可能性はあります。

●リーリエ4
初手に打ちたい、中盤以降も使えるように手札を減らすためのカードが少ないためトキワの森を入れてましたが色々詰め込んでしまったためトキワは抜けました。

●エリカ3
どうせ技打たないと動けないから後攻で相手が初手展開してから打ってもよくね?(先行後攻は逆になるしゼクロム に殴られるというリスクはあります)って理由で多めにしたけど今思えば1〜2に抑えてシロナ優先にするべきだったと思います、手札減りにくいので安定の方が大事。

●グズマ4 アセロラ2
さっき書きました、これでベストと思います。

●ロケット団のいやがらせ1
とりあえず手札流す用

●エネルギー10
ダブル無色を2入れてるのは逃げエネのためです、カレイドストームで前に貼れば基本エネルギー落とさなくても逃げられる点が使いやすくとても良かった、エネ管理はシビアなのでこれ以上総数減らすと絶対ヤバイのでやめましょう。

レシピの解説は以上になります。
大まかに変わった点はデデンネを出してもOKで
サーナイトを守り通して勝ちにいくプランになったところで、展開力を優先してます。

4.環境デッキへの立ち回り


対ピカゼク(GXのみ)
簡単です、ブロアーあってもブロアー打たれてから前のフェアリーポケモンに雷チャームを貼れば後ろが呼ばれることもないので勝ちやすい。

対ピカゼク(ジラーチサンダー型)
相手が完全にこちらの動きを熟知してても5割はあると思います。

ブロアー
あなぬけ
タッグボルト

以上3点のケアをするのが難しいです。

初手でアブリーを倒されるのでだいたいサイド5-6からスタートします。

理想盤面は
バトル場
サナニンフ チャーム

ベンチ
サナニンフ チャーム
アブリボン
アブリーorアブリボン

ブロアータッグボルトで最大4枚サイドを取れます
サナニンフとアブリボンがだいたいやられます

ハチマキとエレキパワーを1枚その際に消費して、残りエレキパワーが3枚

ハチマキ+エレキパワー×3枚
ターボドライブ150orゼラオラGXのプラズマフェスト160
これでサナニンフが倒されます。

そのため1枚もエレキパワーを捨てることができないのが相当シビアです。GXのみだとジラーチとデンジが少ないので、パーツが揃わなく、ほぼ不可能です。

そのため相手視点複数の条件をクリアしてる必要があります。

1.最初にアブリボンを倒す
2.ブロアーハチマキエレキパワータッグボルトでサイド4枚取る
3.ハチマキエレキパワー3でサナニンフを倒す

サナニンフ側のケア

1は簡単です先行取ればなんとかなります。

2は割とやられます。
ゼルネアスを前へ送ってブロアーを使わせる、エレキパワーを使わせる
上の条件をクリアする必要があります。


特性チャームがここで強くて貼っておくとゼラオラに倒されることがないのがとてもいい、エレキパワー1枚使わせるとタッグボルトで4枚取った際に最後のサーナイト が一撃できなくて勝てます。

 あなぬけに対してサナニンフを出してタッグボルトされるとヤバイ盤面で余ったアブリーを出した場合はブロアータッグボルトを警戒して、ウソッキー を置きましょう。

3 あなぬけからサナニンフを出してパーツが全てあるのでワンパンされるパターンなので、サイド1しか取られない生贄のポケモンを置くか、チャーム2貼っておきましょう。相手はだいたいタッグボルトタイミングでブロアーは使わないといけないです

レアケース
エレキパワーが4枚残ってるとカプ・コケコプリズムスターに一撃される可能性があるのでロケット団のいやがらせは有効なので入れました、意外に必要なパーツは揃ってます。

あとケアすることとしてはサナニンフの2枚抜き、hp180以上でベンチに待機してたら問題ないです(アサルトサンダー1回分)

ケアすることが多すぎる分いやになります、
簡単にまとめるとチャーム4枚使えたら勝ちです。

無理にでもドローする必要がある時があるため、デデンネGXを追加してベンチに置きっ放しだと上のようなプランにならないためビリジオンGXが回収要因にいます。

mana君がサンダーマウンテンにしてたのはデデンネGX自身の技で手札に戻るため、アブリボンでベンチが守られてるとグズマされないので、サンダー以外なら1ターン帰ってきますが僕は確実に手札に戻る方を選択。

対ネクロズマ

先行
バトル場
ジラーチ

ベンチ
カラマネロ3ネクロズマ1

上の条件でマーシャドーが出せてしまうのでケアのためのウソッキー 、ベンチ4ではテテフを出せなくなります。本当はウルトラネクロズマを出さないのがベストですが初見でできる人はほぼいないし、展開もかなりわるくなります。

ギラティナとかでスタートしてしまったらできません。

アブソルを入れた時期もありますがポケモン入れ替えで解決できるので微妙でした。

相手のアタッカーを止めてる間にグズマでバンバンカラマネロを倒します、ポケギア+4枚のグズマで倒しやすいのがいいです。

ベンチが空いてしまってもサーナイトを一撃するのに4エネ必要なのでマーシャドーGXに殴られる心配はないです。
エネルギーが溜まってきた場合途中でゼルネアスを挟むとほぼサイドレースで負けることはないかと思います。
ギラティナ等GXではないアタッカーで殴られた場合は無視してカラマネロを潰し続けてベンチはアブリボンで守りサーナイトがHP70以上で滅亡の光圏外にあるよう気を付けます。

エネルギーが付き過ぎるとルナアーラプリズムスターでHP60以下に押し込まれることがあるため、1ターンに相手の場に何枚エネルギーが増えるか考えつつエネルギーを付けましょう。

対ルガゾロ
ウルトラネクロズマと同じでブロアーをほぼ考慮してません、意外に入っててびっくりでした。
1-1-2-2の順番でサイドを取れるといいと思います。イワンコさえグズマして倒しておけばベンチは守れます。
そのため、カプテテフが出ているととても勝ちやすく、出てないとアセロラ合戦になります。

 ルガゾロ視点ゼルネアスが厳しいのでそこで回復系に関してのリソースは有利になるように持っていき、ルガルガンのためにGX技は温存します、下手に殴るとアセロラされてしまうので。
チャームが通れば余裕です、2枚あれば確実に勝てますがなくても勝てるので1枚採用にしました。

 今回はそんなに時間がなかったというのもあり、ルガゾロとのマッチアップはカラマネロ系と雷系と比べると圧倒的に検討時間が少ないので、突き詰めていくと確実な負けパターンを発見する可能性は大いにあると思います。

 最初の方でも記した通り、ルガゾロは普通に組めばデッキパワー的に厳しく勝ちにくいと考え他の2デッキとのマッチアップをしっかり検討しました。

不採用カード

 この記事を公開した時には書いてなかった項目です、家に帰ってからゆっくり考えてたことが中心となります。

●マツリカ

 盤面のエネルギーを増やせるので不意を突くことができると考えました。しかしダブル無色を採用したことにより、使いにくくなり微妙です。エネルギー付け替えの方が使いやすいし強そうです。

●他のアブリボン

1匹しか基本立たないので検討すらしてません、いい使い方があるかもしれないです。

●トキワの森

 手札が減らせる上にずっとエネルギーを取れる、ワンダーラビリンスがある可能性を考えるとすぐに相手視点スタジアムは温存したいので盤面に残りやすいです。最初は入れてましたがどうしてもビリジオンGXがないと、ピカゼクに勝てなくて抜きました。

●シロナ

 手札が減らないのでリーリエとエリカを使えない場面が何度かありました、デッキは圧縮できないけど仕方なくデデンネを出さないといけない試合も減りそうなので今思えば入れるべきでした。

●特性チャーム2枚目

 ゼルネアスに特性チャーム付けた場合、ブロアーかエレキパワーを使わないと突破されないため2匹目のサナニンフを突破するのにパーツが足りなります。練習時間がもう少しあれば雷チャーム1枚をこちらに変えてた可能性があります。

●ワンダーラビリンス

 初手に来て適当に貼っても強いし、サンダーマウンテンを入れてたmana君のデッキならどちらかのスタジアムは盤面に残りやすいんじゃないかと思いました。

 しかしカラマネロ系に沢山トキワの森が入ってることから初手の安定を上げた方がマシということで不採用となりました。

大会を終わってみて

 ドローサポートの配分は相当怪しく感じました。リーリエ、エリカを各1枚減らして確実にドローできるシロナを2枚追加して調整したいです。

 グズマ、ポケモン入れ替えでサナニンフをベンチに下げたら、ダメージを受けることが少ないためアセロラを2枚減らして、満タンを1枚追加して空いた1枠に安定感を上げるカードを入れたいと思いました。

 短時間で作り込んだため、各マッチアップ検討を進めるあまりサポート配分まで気が回ってなかったです。

 

 

以上が自分が構築する際に意識したことです。相当色々詰め込みました。色々とパターンがあるためそれに当てはめてプレイングすることが大事です、やることはだいたい決まってるので練習すれば100%に近いことが本番でできるのではないでしょうか。

逆に1つミスをすると一気に負けてしまいます、とりあえずアセロラ打ってたら勝てるってわけではなく普通のデッキとは使う脳みそが確実に違うため練習してて大変でした。

原案は僕ですがいろんな人が調整に付き合ってくれた結果大会で使えるぐらいのデッキになったので皆さんに感謝です。

長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございます、鮮度が大事と考えたため帰りの高速バスで光速で書いたので至らない点も多々あると思いますが、何かの参考になれば幸いです。

また面白いデッキがあれば記事にします、今後ともよろしくお願いします。

最後にポケカ公式のyoutubeチャンネルでサナニンフが公開された時の僕達を貼っときます。

 めちゃくちゃ焦ってました笑

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