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【開催レポ】『Webライティング』講座①校了までを早くする!基本のコツ編

4/26に開催された、「Webメディアで"もっと"活躍する在宅ライターになる!『Webライティング』講座 ①校了までを早くする!基本のコツ編」の開催レポートです。

講座スタート~導入

会場は、六本木にあるマムズラボのセミナールーム。教育系の執筆や広報などのライティングに携わっている方々にご参加いただきました。参加者の簡単な自己紹介のあと、講義が始まりました。

第1回目講師は、SEOを考慮した原稿企画及び作成、ダイレクトメール作成支援、ニュースレターやメールマガジン作成支援等を手掛ける株式会社ASAP及川知也氏がご登壇。
年間600本以上の原稿を監修し続けているからこそ見えている、校了までを早めるためのコツをお伝えいただきます。

まず「そもそもライターの仕事とは、いったい何なのか?」を改めて紐解くことから講義がはじめられました。そしてライターとしての心構えや、定めるべき仕事のゴールなどについてをレクチャー。

情報化時代初期まで、編集やライティングの仕事は限られた職種でしたが、現代ではインターネットやメール、SNSの発達により”書く”行為が身近になりました。本職ではなくても専門知識がなくても、伝達機会や場所の増加により誰もが公私ともに書く機会が増大。今や、大量の文章が存在しており、当然、読みやすいものとそうでないものがあります。

もちろん、個人的な領域のために書くものと、仕事として”書く”ものは意味合いが異なります。”書く”行為を仕事として担うのであれば、文章は読み手に取って読みやすく理解しやすいことが大前提です。つまり、”書く=ライティング”に、「クオリティ」が必要な時代となりました。

前半:講義~ライティング業務のゴールとは

ライティングを仕事にする以上、ゴールを明確に定めなければなりません。そのゴールには
・アクセスをあげること
・買ってもらうこと
・知ってもらうこと
・集客の反応をあげること
などの行動をさせることが挙げられます。
行動項目は多岐にわたりますが、「読んだ人にねらいのアクションをさせる」ことがライティング業務のゴールであるとご説明いただきました。

そのほか、ライティングの「質」に求められるものとして、正しい文章を正しく記述することや、改行・空白の使い方、誤字脱字のない文章を仕上げるための補助ツールについてなど、ライティングの基礎項目について共有いただきました。
またライティング以外のテクニックとして、掲載される媒体に合わせたトンマナを理解する重要性についても、お教えいただきました。

前半:講義~クライアントに評価されるための記事を書く秘訣

及川氏は、クライアントに評価されるための記事を書く秘訣として、下記も説明されていました。

1、原稿の骨子であり、クライアントの意図が凝縮されている「構成案」を読み解くこと
2、構成案を基に書いた初稿の早期提出
3、修正(赤入れ/フィードバック)の早期対応を経て、予定より早く校了すること

早期対応することで納期に余裕が生まれ、自分自身はもちろん、クライアントの時間も守ることができる、など、仕事における人間関係の重要部分について、改めて教えていただきました。

後半:実践ワークショップ

後半では実践ワークショップを行い、課題キーワードと課題タイトルから「構成案」を実際に作成しました。実際に使用した一部をご紹介いたします。

ワークショップテーマ:課題キーワードをもとに構成案を作成する

■課題キーワード
「GW」「10連休」
■課題タイトル
「GWにどう過ごす?まだ間に合う快適な過ごし方」

(参考)及川氏の構成例
・今年のGWなぜ10連休なの?(いつものこよみ通りなのに…)
 →平成から令和に変わる、時代以降エピソード
 →天皇陛下の退位および、皇太子さまご即位のエピソード
・それぞれの属性に応じたGWの過ごし方を5W1Hで
①独身
②家族
③国内で過ごす
④海外で過ごす

及川氏いわく「構成案がうまくできると、ライティングの80%の仕事が終わり、校了が近づく流れとなります。もちろんクライアントの意図を汲み取った文章を書くことが重要であるため、構成案作成前にクライアントに十分なヒアリングを行うことが大切」とのことです。

まとめ:「ライターとしての心がけ」

・どんなにいい文章が書けても納期が守れなければアウト
→及川氏「初めに要件より長めに書き上げ、のちに不要部分を削っていくとまとまりやすい」
・文字数に囚われない
・得意ジャンルを2、3作っておくと、クライアントから声をかけられやすい
・Webの場合、1ページで1,000~1,500文字程度の原稿がSEO効果が見込める
・原稿単価を上げるには幅広い視点で「対応できます!」と伝え、案件を獲得するのが早道

講座終了後:ご参加者様の声

「楽しく、そしてすごく貴重なライティング業務についてのお話が聞けて参加してよかったです。次回も是非参加したいです!」
「今まで文字数を埋めることに悩んでいたことが多くありましたが、これからは囚われず、長く書いて削っていく方法でやってみようと思います」

次回の「マムズラボカレッジ」

マーケティング・クリエイティブに携わる方のために開催される「マムズラボカレッジ」。
第2回は令和元年5月24日(金)に、及川 知也氏による『Webライティング』講座②校了までを早くする業務・実践編』をお送りいたします。

もともとは、ライティングスキルを深めたいとお考えの皆さまに、校了を早めるための基本のコツを本セミナーを通して学んでいたく場を提供したい、という思いでスタートした本企画。
本講座全体を通して受講いただくと、ライティングスキルのみならず、上流である”ディレクション”についても把握していただけるようになります。もちろん、各講座のみのご参加も可能です。

ご参加希望の方は、Peatixの専用ページをフォローいただき、個別の講座ページより各回にお申し込みください。

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