人生の棚卸5:会社員時代

会社員時代

1年ごとにチームや部署を移動し、約6年間、様々なジャンルの仕事をさせてもらった。

1年目:アバターイラストレーター
仮想空間に存在する自分に似たアバターというキャラクターの顔や着せ替え用の服のイラストを担当した。

・得意だった事
現状の売上ランキング、他社サービスからどんなイラストの人気が出るかを分析し、ヒットする絵を描くこと。描いたキャラクターは人気が出て、7年経っても人気ランキング10位以内にランクインしていた。

・苦手だった事
純粋にイラストの技術を上げる事。1日8時間イラストを描き続けること。


2年目:ペット育成ゲームのアートディレクター
アートディレクターと言っても、すでに存在するゲームだったので、その世界観に合わせたものを生み出し続ける管理をしていく仕事で、10人ほどの派遣デザイナーさんの工数やクオリティの管理をしていた。

・得意だった事
複数名のデザイナーが同じクオリティーで世界観を守ったイラストが描けるように、ガイドラインを作成すること。人に説明をする事。

・苦手だった事
自分自身が描く、イラストやデザインのクオリティーをあげる訓練をすること。

 

3年目:UXデザインチームの立ち上げのサポート
UX(ユーザーエクスペリエンス)といって、ユーザー目線でものづくりをしていこうという思想を社内全体に広めるチームができた。UXは未知の世界だがまだ日本ではそこまで浸透しておらず、身につけておきたいスキルだと思って異動した。仕事の内容は、新規事業立ち上げ相談、ユーザーインタビュー、アプリのユーザーテストなど。3ヶ月単位で色々なチームと関わり、パワーポイントで調査結果を報告していく。

・得意だった事
ユーザーテストがスムーズに進むように段取りをすること。
 
・苦手だった事
起きた事象を端的にまとめるポワーポイントをつくること。


4年目:地方物産品を紹介するアプリサービスの立ち上げ
地方物産品を紹介し販売する、メディアとECを掛け合わせたサービスの新規事業が社内で立ち上がり、10名ほどの立ち上げメンバーのデザイナーとしてiPhone、Androidのアプリのデザイン・会社のコーポレートデザインなどデザインに関する業務はなんでも担当した。

・得意だった事
新しいスキルを習得すること。「デザイナーはこういう仕事」という枠を決めず、なんでもやってみる事。物産展の売り子や、ゆるキャラの中に入って集客もやった。
 
・苦手だった事
なんでもいいからとりあえず作って!とコンセプトがないお願いをされることが嫌だった。逆を言うと、0から1を生み出すことが苦痛だった。

会社員時代1〜4年目の振り返り

・美大に行った割に、薬学部に行くために勉強していた理系的スキルを活かした仕事の方が向いているんじゃないかと感じた。クリエイティブな仕事をするより、分析したり、ガイドラインをつくったりすることの方が楽しかった。

・社会人3年目頃から、IT業界のデザイナーでは知識を持っている人が少ないUXのスキルに加え、iPhone、Androidアプリ両方のデザインスキルを身につけたため、デザイナーとしての市場価値が高まり、年収が1年間で100万円単位で上がっていった。
・今思えば、仕事を選ぶ際に、好きで好きでどうしょもないくらい好きだからやりたい!というより、どの職種のスキルを身につければ、デザイナーでも業界的にお金が稼げるかという視点で仕事を選んでいたように思う。それは、「美大に行ってもこんなに稼げるんだよ!」と両親に報告し「安心させたい」という深層心理があったのだとおもう。
・当時無意識だったが、「今、こんな仕事をやっているんだよ!」という報告より、「ボーナスはいくらだったよ!」「お給料があがったよ!」そんな報告ばかりを両親にしていた。

・新しいスキルを身につけるために学びながら仕事をしている最中は、好きな事でなくても知的好奇心が満たされ、夢中になれた。ただ、出来てしまうようになると、心から好きな事でない限り飽きてしまう。中学の時に100点を取る事が目的になり、出来るようになったら勉強をやめてしまった経験と似ている。

会社員時代 

5年目:有り余るパワー
 ・5年目の1年間は今までのスキルで仕事をこなせてしまい、新しいスキルを身につける事が少なく、仕事に対して大きなやりがいが感じられず、パワーを持て余していた。
 ・新しいことをやりたい!というパワーが有り余っていたので、結婚と自宅を購入しリノベーションをした。(この話は、第二章で!)


6年目:転職

・プライベートは充実していた。しかし、今後の会社員としてのキャリアパスになんとなく不安を持ち始め、転職活動を始めた。
・現状にモヤモヤするものの、これから先、何がやりたいか、はっきりわかっておらず、色々な会社に話を聞きに行っていた。
・結局、一番はじめに話を聞きに言った会社で運命的な出会いをする。
・自分が思い描くような理想なデザイン組織をつくりたい!と語っている人に出会えたのだ。しかも、その人が私のスキルを必要としてくれていた。
・この人と一緒に働きたい!その一心で、転職を決めた。
・私は、カリスマ的なアイデアを持っている人に惹かれる傾向にあるようだ。

しかし1年後。私は体調を崩し、会社に行けなくなったのだ。

そのお話は、次の章で!

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はっぴ〜!
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井上桃子

第一章:人生の棚卸 〜私のこと〜

32歳になって、はじめて自分とちゃんと向きあった。その時に考えたことをメモとして残しておこうお思う。
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