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私のサーフィン日記 「2023年4月号」

 私が大好きな絵本作家ヨシタケシンスケさんの本『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』は、「いつか かしゅになりたいの かみはこんなにくちゃくちゃだけど」で始まります。そして、ページをめくって私の目にとまったのは「やっとひとりで できるようになったの みんなとおなじスピードじゃないけれど」でした。
 私は40歳手前の、月1サーファーです。サーフィンを始めて4年近くになりますが、家庭の事情と重なり、頻繁に海に行くことはできません。それでも、家族の理解もあり、月1回のサーフィンの権利を行使して海に行かせてもらっています。海での経験が少ない分、人より上手くなるスピードは遅いですが、今回は今までにないくらい成長を感じた1日になりました。
 そして、このnoteでは、今回のサーフィンで感じた成長と課題を書いていきたいと思います。今回もサーフィンスクールでお世話になったのは伊良湖サーフスクールです。

1.過去2番に大きな波

 今回の波は、私の中で過去2番目に大きな波でした。過去一番目は同じポイントで手も足もでないくらい大きな波で死にそうになりました。波が高い今回の海も大混雑。プロサーファーの方もいて、ドローンで撮影もされていました。当日の波の様子が動画でUPされていたので紹介します。

 私は大混雑の海で迷惑にならないように注意しながらスクールをして頂きました。波が高くビビりながらのサーフィンでしたが、この日は成長を感じ、嬉しい一日になりました。

2.私が感じた成長

 今回、私が感じた成長は大きく3つあります。
 1つ目は、足のつかない海で、パドルと波待ちで常に足をつかずに海の中で過ごせたことです。いつもは、足がつくポイントでサーフィンをするのですが、今回は足がつかず、流れがあるポイントでのサーフィンでした。ですので、ほとんどをサーフボードの上で過ごすのですが、以前なら、コーチに頼ってばかりいたのが、今回は1人で波待ちをして、流れで自分の居場所から流されないようにポジションをキープすることができたました。これが一つ成長です。
 2つ目は、テイクオフが安定してきたことです。ある程度の波なら安定してテイクオフができるようになってきました。波が高くても、ビビらずにテイクオフ。これも成長です。
 3つ目は、横に滑れるようになってきたことです。前回も少しできていましたが、今回もそれを感じることができました。もっとボードを動かして、アクションとまではいきませんが、「今の感じが安定してきたら、板を変えてもいいですね。」とコーチに言ってもらえたのが嬉しかったです。
 そして、今回は今までで一番良いライディングができたので最高の気分でした。

3.私が感じた課題

 成長は感じても、課題はたくさんあります。
 1つ目は、流れのある中でポジションをキープしながら、乗れる波を見極めることです。いろいろなところに意識を向けながら、波を選ぶってすごく大変で、コーチがいたから波に乗れたと感じています。まだまだ、1人では波に乗れなかったんだろうなと思います。
 2つ目は、テイクオフに入る前のパドルで不安定になることです。特に波を見つけて、焦って方向転換した時に、身体がブレてテイクオフ失敗のパターンがあります。これをなくすには、ボードを巧みにコントロールする技術がいるなと感じました。こればっかりは練習した慣れなければと感じました。 

 さて、私の大好きなヨシタケシンスケさんの絵本『かみはこんなに くちゃくちゃなのに』は次の言葉で締めくくられています。
 「かみは こんなにくちゃくちゃだけど わたしにはゆめがある いつか かしゅに なりたいの」
 私も、この年になって一つの夢ができています。
「月1サーファーのおっさんだけど わたしには夢がある いつか大きな波に自信を持って乗りたいの」
 そうなれる日を信じて、コツコツ月1頑張ります。最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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