「もう、一人も虐待で死なせたくない。総力をあげた児童虐待対策を求めます!」について

私も共同発起人の一人として名を連ねていた児童虐待防止署名キャンペーン「もう、一人も虐待で死なせたくない。総力をあげた児童虐待対策を求めます!」について。
 
こちらの署名キャンペーンにおいて、署名の際に提示されていた文書が、署名後に改変されていたという事案が発生しています。署名者のみなさま、関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。
 
私は、能島 裕介さんのFacebook投稿みて、この件に気が付きました。
今回、署名の改変についての事前相談は、少なくとも共同発起人の一人である私にはなく、突然のことに大変戸惑ったというのが正直なところです。
  
わたしは署名活動は、途中で改変されてはならないと考えています。
てにをは程度なら整えることがあると思いますが、表現や内容を変更してしまうことで、「この内容であれば署名したくなかった」という方も出てくるのが自然なことと思います。
 
駒崎さんは「ネット署名は文書の変更は可能である」との立場をとられていますが、私は反対の立場です。
 
こうした署名活動が適切に(改変されずに)行われることは、署名活動や社会運動の信頼性の礎になるとともに、民主主義の大切な一要素を築いていると考えています。
 
ネット署名は書面での署名にはない可能性を将来もつかもしれませんが、今回、署名取消等の意思表示の機会や署名のとり直しがなかったことは、このプロセスに重大な問題があったと言わざるを得ません。
 
改変を知らなかったとは言え、私も共同発起人の一人として、こうした事態を防ぐことができなかったことを深く反省しています。
信頼して署名をしてくださった方々に深くお詫び申し上げます。


*2018年7月30日に門田のfacebookに掲載したものを転載しています。


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