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音楽: Jazz #2a | Ahmad Jamal - Love Theme from Spartacus

疲れたときに
PCのスクリーンを閉じて 気晴らしに
テレビのつまらない語りや その日の出来事を聞いたり
読みさしの本を開いたり 物思いに耽る
という
あれやこれやを 止めにして
何もせず 静かにじっと 音楽に聴き入ってみたい
そんな瞬間が度々あります。

そして 音の並びが 我知らず
使われていない心のどこかに働きかけ
自分のなかの安定を取り戻してくれて
あぁ この世界に音楽というものがあってよかった と
落ち着ける瞬間に変えてくれるときがあります。


自分にとって そんな曲の一つがこちら。
生憎 音楽的素養が無く 妥当な表現を見つけられませんが
単純な旋律の繰り返しに 抑制の効いた 間合いの陰影 が与えられ
引き込まれるような美しさが伝わります:

Cool Jazzの時代は別として 一般的にJazzプレイヤー相互の交流や関係についてはあまり詳しくないのですが
Miles Davisが贔屓にしていたピアニストなんですね。
更に言えば 影響を与えた人物だった ようです:

ジャマルの音楽は、マイルス・デイヴィスに影響をあたえた。
デイヴィスは、ジャマルのリズム感と彼の「間(スペース)のコンセプト、タッチの軽さ、控えめな表現···」に感銘を受けたと自伝に書いた。
自伝によれば、デイヴィスにジャマルの音楽を「あんた、気に入るわよ!」とすすめたのはデイヴィスの姉であり、影響はデイヴィスの1957年アルバム『ザ・ミュージングス・オブ・マイルス』に現れている。

# 驚いたことに Milesが「間」について言及しているとは。。。。
# 意外や 自分の耳/意識も 捨てたものではないのかな?

様々なプレイヤーによる Spartacus のアレンジがある中で
この演奏が特に響いてきます。


<おまけ>
こちらの記事に続きます:


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