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HOSSY(ホッシー) Start up Project ⑥

2020年1月、またもや振り出しに戻りました。まあ、こんなのもう慣れています。しかし日本もコロナ感染が急速に拡大し徐々に市民生活、そして企業活動が制限されるというもう一つの問題が降りかかり八方塞がりの中、さきのCOP25の紛糾からみて、このHOSSYにもう一つのメッセージ。それは環境問題解決の具体的なアクションの意味も込めようという考えに至ります。

日本の食文化 × 環境アクション

その為には、日本から発信するには日本で作ろう!そうだ日本で全て賄おうという結論に至ります。しかしこんな状況下で引き受けてくれそうなところはありません。しかもだいぶややこしい仕事。。心もまた折れかけた時にある工場を見つけたのです。そこで作る洗濯バサミは北海道の利尻や日高の昆布を作る業者に納品されている強力な性能を誇る洗濯バサミを作っているところでした。北海道の昆布。強風荒れ狂うなかでもガシッと掴んで離さないその洗濯バサミが目に浮かび是非みてみたい!そして是非その工場でHOSSYを作って欲しい。そんな気持ちから突撃直談判。緊急事態宣言前ギリギリでの訪問でした。

複雑な形状により型を作ることができない!?

葛飾区にある南木製作所の南木社長に猛烈激アツなプレゼンを何度も行い(多分相当めんどくさい奴と思われたはず)なんとか引き受けてくれることになりました。しかしまだまだ問題は山積みで、、、南木社長が外注している型を作る制作会社から全て完璧に断られまたもや壁にぶち当たります。

平たい洗濯バサミに鯵の紋様をプレスしたらどうか?と南木社長。いやいや、ペッタンコの干物は美味しそうじゃないでしょ?そんなの食べますか?買います? とじぶん。なかなかお互いがシンクロしないまま時が過ぎていったある日、南木社長から「横浜の都筑区にできそうなとことがある。一緒に口説きに行かないか?」と連絡あり。だんだん南木社長とのシンクロ率が高まっていくのを感じました(笑)

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Special Thanks

製品製造:株式会社南木製作所

金型制作:有限会社関東精密

横浜都筑区にある関東精密さんに伺い、杉田社長を無事仲間に引き込んだ(笑)我々は次なるステージに進みます。まずは3Dプリンターでモックアップを作り形状の確認。意匠性はもちろんのこと、生産時におけるネガ要素をなくすことを念頭に何度も確認修正していきました。

アジの開きクリップ2-7

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Made in NIPPON,JAPAN

いやー、、ものづくりって楽しいですね

徐々に形が見えてきたHOSSY。このままうまくいくのか?

そんなわけはありませんね、、、

see you next,,


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