見出し画像

敬老の日に思う事

明日は敬老の日ですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

敬老の日=ご老人を敬い、さらなる長寿を願うという日ですね。

私の両親は(どちらも後期高齢者になりましたが)

老人扱いしてほしくないタイプなのでイベント的な事は全くしません。

10人十色 

最近では一言でご老人と言っても色んな方がいらっしゃいますよね。

100歳越えの超高齢ユーチューバーさんがいらっしゃったりして

アクティブで楽しいご老人も沢山いらっしゃるのだなぁと感じます。

※こちらは最近のお気に入りユーチューバー

御年108歳のミツイさんです。

曾孫さんが撮影と編集をされているようで

108歳の日常を映すとても楽しいチャンネルです。


一括りにするべからず

ところでご老人のイメージってどんな物をお持ちですか?

例えば、田舎の家の縁側で日向ぼっこして

のんびりとお茶をすすっているイメージでしょうか?

私の場合、父方の祖父母と暮らしたり

年老いた両親を見て実感しているのは

人間は年を重ねれば重ねる程、

その人の本質がむき出しになっていくという

結構尖った印象が強いです。

年を取ると性格的に丸くなるのは

その人本来の持っている物が元々丸く柔らかい物だったので

それが表に出てきているんだと感じます。

年を取ったからと言って

皆が一律いい具合に枯れる訳ではないし

性格が穏やかになるわけではないのです。

皆積み重ねてきた年月の分だけ経験値が違うから

個性的な人はより個性的になるし、

頑固な人はより頑固になるのでは?と思っています。


街中で出くわす啓示


先日、買い出しに行った先のレジで

対照的なご老人2人に遭遇しました。

どちらも年の頃は70代後半~80代前半の老紳士。

一人はレジのお姉さんに怒り散らかし

店長さんを呼びつけ高圧的に説教しまくっています。

その場に居合わせた皆が眉をひそめ嵐が過ぎ去るのを待っていました。

よくよくその老紳士の主張を聞いてみると

確かに怒るのも分かるけどね。という理由でしたが、

流石にあれだけ長い時間

お店の人相手に怒鳴り散らすのはどうなのよ?と

個人的に思いました。


もう一人は別のお店での事。

レジのお兄さんに愛想よく

自分が普段どんな商品を買っているかを

ご機嫌におしゃべりしまくって

自分の後ろに長い行列を作って居ました。

対応していたお兄さんは内心ハラハラしていたと思いますが

並んでいるお客さん達の雰囲気が和気藹々として

誰も文句を言わず老紳士のお話が終わるのを待っていました。


<人の振り見て我が振り直せ>


お二方とも結構なトホホ具合ですが

どうせトホホならいつもご機嫌がいいよね~♪と

その二人のご老人を見て思ったわけです。

将来の自分がどんな人間でありたいかを

分かりやすく目の前で見せてもらった気がします。


VIVA!!軽やかな老後

「○○せねばならない」「○○は常識だろう」「絶対に○○だ」等の

重たい決めつけから解放され周囲にもそれらを強要しない。

   ご機嫌・穏やか・軽やかな老人になる事が理想です。

2人のご老人のお蔭で今後の私が目指す方向が決まりました。

良き気付きをありがとうございました!!












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?