最近のシェアハウスと、転職のこと。
いつものほほんと優しい同居人たちが、珍しく殺伐としている。それはそう、転職活動をはじめたのだ。頑張ってる2人のために私ができることはあまりにも少なく、とにかく風呂を早めに入れるとか、ゴミを捨てるとか、大きな声で歌わないとか、それしかできない。死ぬほどもどかしい。
居間で眉間を寄せている2人。ふと、あれ、自分は転職しないのか。なぜなんだ、おい大丈夫か、と考えてみる。そういえば去年、とある憧れの企業を一社受けて内定が出ていた。でも行かなかった。学生の私が知ったら、26歳の私に手